行程・コース
天候
晴
登山口へのアクセス
その他: 麻那姫湖キャンプ場マイカー⇒みず郷駐車場(50台)→中出(なかんで)コース登山口
この登山記録の行程
6:00みず郷駐車場6:30→林道分岐6:36→登山口7:10→小荒島岳9:15→勝原登山道分岐10:01→佐開登山道分岐10:07→もちがかべ10:16→前荒島10:39→11:15荒島岳11:50→14:35登山口→15:02駐車地
27,032歩
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
荒島岳登山コースは4ルートあるが、我々は1番なだらかな中出(なかんで)コースをチョイス。百名山の深田氏が歩かれたコース。
コンクリート舗装された林道を登ってゆくと、登山道分岐の看板がある。さらに林道をつめていくと、大きくカーブを切ったところに登山道入口指導票が現われ山道に侵入する。
ここから4度程古い管理道を横断しながら、満開のニリンソウの間を登る。次から次と九十九を折るたびにお花の群落を楽しめる。
ヤマエンゴサクやキクザキイチゲも見られ幸先がいい。管理道横断が終わるとトラバース気味に斜面を通過し谷の上を次の支尾根を登るようになる。雨降り展望を過ぎると、やがて1000m辺りで、ブナ林に入っていく。
辺りはなだらかな道、向こう坂を過ぎさらに登ってゆくとブナの下に咲くミツバツツジが見ごろ。しばらく進むと残雪があり、登山道もちょっとだけ雪に埋もれる。この辺りはひえ畑と呼ばれているらしい。
目の前をひらひらと蝶々が?・・・・ン ギフチョウ!! ダ。
ウワミズザクラの蜜を吸っている。・・・・ラッキー 導かれるように進んでいくと。突然小荒島分岐指導票がぶら下がっている。
小荒島岳(1,166m) ピークからは今朝ほど下ってきた真名川ダムから大野盆地、白山そして前に荒島岳が聳えている。
ここからは広い稜線上を荒島岳へ進んでいく。残雪が残るブナ林を気持ちよく歩く。タムシバが満開、イワナシも残っている。そして、雪解けの遅かった林床には、早春の花イワウチワも見ごろを迎えている。
勝原(かどはら)登山道の分岐を過ぎ、すぐに佐開登山道の分岐も通過するといよいよ急登が始まり、もちが壁に取り付く。標高差200m鎖場や岩場の続く急登だ、フィックスロープや木の根を掴んで20分程頑張ると前荒島1,415mの指導票が現われ、少し先に前荒島の標示杭に着く。
一度下り再度急登を登ると頂上稜線だ。写真で見た小社が見えてやっと頂上到着。
頂上はさすがに百名山、数組の登山者が休んでおられる。入れ替わり立ち代りで登山者が登ってこられる。
我々も白山を見ながらお昼休憩。小1時間休憩し、下りに向かう。
大野市を見下ろしながらテンポ良くどんどん下り、登りで撮り残した風景や花を拾ってゆく。
勝原コース分岐、小荒島岳分岐、ひえ畑、おおこば展望、雨降り展望など要所で休憩を取り、14:35分上の登山口まで下った。
駐車地到着は15:02分、下り3時間だ。冷たい谷水を引き込み整備された洗い場で顔を洗いさっぱりする。
5月10日に開山際があったばかりで、良く踏まれた登山道は最小限の指導票で、好感が持てた。百名山の魅力を充分堪能できた。
みんなのコメント