行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
諏訪IC〜国道152号〜ゴルフ場・別荘地三井の森を経て唐沢鉱泉へ(諏訪ICから22k)
駐車場(無料枠無し20台位・有料バイオトイレあり・水場無し)
高速の渋滞と駐車場満車の回避のため早朝自宅を出発。日帰りで現地に5時半過ぎ到着なんて、かつてありえない快挙のおかげでシルバーウィークの最中にかかわらず駐車場には空きがありました。(それでも6割は埋まっていた…)三井の森の舗装路の終わりから唐沢鉱泉とオーレン方面(桜平)の分岐までの林道(未舗装)と半分一緒ですが、こちらの方が幅も広いし凸凹も少ない。
この登山記録の行程
唐沢鉱泉(06:00)・・・枯尾ノ峰分岐(07:00)・・・第一展望台[休憩 10分](07:40)・・・第二展望台[休憩 10分](08:15)・・・西天狗[休憩 20分](08:55)・・・東天狗[休憩 10分](09:45)・・・中山峠(10:55)・・・黒百合平[休憩 10分](11:00)・・・唐沢鉱泉分岐(11:55)・・・唐沢鉱泉(12:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
唐沢鉱泉からしゃくなげ橋を渡ってシラビソの森へ踏み入ると苔むした北八ヶ岳らしい道が続きます。のっけから登り調子で息が上がりますが、ひんやりとした空気が清々しいです。薄暗い樹林下で朝霧でしっとりと濡れた草木・苔・キノコ類が目覚めたばかり、静かな森を歩きます。林床にはアキノキリンソウ(終花)やシラタマノキの白い実やゴゼンタチバナの赤い実も目立ちます。服装は長袖シャツ1枚(+アンダーウエア)で丁度良い感じです。
枯尾ノ峰分岐へ来ると2・3組、休憩されていました。西尾根にでるまでシラビソ・トウヒなどの針葉樹林に囲まれ眺望はありませんが、空に近づく感じで着実に高度を上げているのがわかります。朝日が差し込み始めると深緑の森に紅葉の始まったナナカマドの真紅が映え目立ちます。石楠花やツツジ類、マイヅルソウやイワカガミ・ゴゼンタチバナなどがあったので初夏は花で賑やかになりそうです。(また来なくちゃ‼︎)
第1展望台へ出ると、いきなり南八ヶ岳や南アルプス・北アルプス方面(槍ヶ岳)の展望が開け、目の前に広がる樹海と雲海に圧倒されました。「素晴らしい!!」の感嘆の声が広がります。暫く見惚れて先に進めません。(個人的には槍さまが見られたので半分目的達成⁉︎)
這松・苔桃・腰丈の石楠花の間を過ぎ、再び樹林帯を登り、第2展望台へつくと西天狗岳への全容(大岩が折り重なった急登)が姿を現し、登れるのかな…と怯ませます。足元にはゴゼンタチバナやイワカガミが多く見られ…と季節外れのイワカガミが一輪咲いていました(lucky)。大きく下って、その取付きへ着くと上が見えないので、思ったより恐怖心は薄まりました。◯✖️矢印のペイントマーカーに導かれるように大岩に手をかけ足をかけ全身で登っていきます。ふと振り返ると、これを下るのは(私には)至難の技だと思われました。(登攀中に下って来る方はみうけられませんでした…)(約30分)筋肉痛は必至と思われましたが意外と軽かった。。
西天狗岳の山頂からは、硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀岳が大きく姿をみせます。赤岳は、超急登に見えるけど、いつかは彼方へ行けるのかしら…広くゆったりとした山頂で思いを巡らしつつ休憩をとりました。西から東天狗岳へはガレ場で滑るので下りも登りも注意が必要です。(約20分)
東天狗岳の山頂からは、南八ヶ岳のと北八ヶ岳の山容の違いがはっきりとわかります。黒百合ヒュッテや白駒池・にゅう方面の縞枯れ現象や北横岳へ続くやわらかな稜線。切れ落ちた爆裂火口のある硫黄岳から始まるアップダウンの激しそうな南八ヶ岳。北八ヶ岳は、ほぼ歩き廻ったけれど、南八ヶ岳は硫黄岳どまり…来年(笑々)こそチャレンジ?できるかな。
黒百合平へは、中山峠経由で下りました。お子さん連れのファミリー登山も多くみうけられます。中・高生の団体さんが元気に挨拶をしてくれます。山びこも響き、賑やかな山行でした。
黒百合ヒュッテへ着くと色とりどりのテントの花が開いていました。黒百合は鹿防護柵でしっかり守られています。女性に人気があるというCafe.Chocolate.lilyの看板は本当に可愛い。カフェメニューもオリジナルのバッチやバンダナも豊富です。天狗岳のバッチには黒百合のモチーフが描かれていました。トイレ(200円)は土足で入れるので便利でした。
ここからから先は川床のような石のゴロゴロした長い道がほとんどで(木道もありますが…)、しかも石に緑苔が生え、転ばせよう(×2)としているようにしか思えません。慎重な歩みになるのと下ばかりを向くので、めっちゃ疲れた〜。唐沢鉱泉へ着く頃には、さすがに膝もガクガクに…。こちらの日帰り入浴は700円(二酸化炭素冷鉱泉)入りたかったけど、帰りの高速渋滞にはまりたくないので次回の楽しみとしました。鉱泉裏のヒカリゴケ群生地は鑑賞させていただきました。(裏にも石楠花が群生していました)
唐沢鉱泉で、念願の2015八ヶ岳開山バッチ・etc…を手に入れることができたことも大きな収穫となりました。
フォトギャラリー:70枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
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