行程・コース
天候
風 曇りのち晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
ルート169号を吉野から上北山村へ南下し
新伯母峯トンネル手前から大台ケ原ドライブウエイへ登り約20km
駐車100台以上 バス停あり
この登山記録の行程
大台ケ原駐車場から東大台を周回
駐車場(10:45)・・・日出ヶ岳(11:25~12:00)・・・正木原・・・尾鷲辻・・・大蛇嵓(13:25)・・・シオカラ谷吊橋・・・駐車地(15:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
15℃ 4:20分 約8.1㎞ ↑547m↓516m 14,768歩 2人
10月に入り、初雪の便りが届く頃になりました。山歩きには最適な季節です。10月最初の山行は奈良県の百名山を歩いてみた。
中国道・近畿道を駈け、橿原市で買出し。8時ごろだが、24時間営業のスパーが有り種類豊富な弁当献立で助かった。夜は中華風弁当と一杯、朝はパンとサラダ・フルーツとカフェ、といった具合。
吉野を越えて、ルート169号を上北山村へ南下し、大台ケ原ドライブウエイを19km登って、ガスに覆われた駐車場に10時には到着した。
まだ風もあり雲の中だが、昼前には晴れる予想。ビジターセンターで大台ケ原の自然展示を見学しながら時間調整。大台ケ原の自然保護の歴史や、生息動植物の知識を得る。少し明るくなってきた所で出発、日出ヶ岳1695mを目指す。
今日の山歩きは、高低差はあまり無い。駐車場の標高が1500mもあり、登り下りが200mずつくらいの東大台コースを4時間で周回する予定。
ブナやミズナラの広葉樹、トウヒやウラジロモミの森がガスに包まれ、雨に濡れた遊歩道が伸びる森を奥へ進む。今朝まで降っていた雨で、コケやキノコがとても瑞々しく気持を落ち着かせてくれる。
しばらく歩くと前方が開けた鞍部に出た。展望台があり看板に尾鷲湾や遠く富士山も望めると説明してあるが、今は雲の中で何も見えない。
展望台手前を北へしばらく行くと、木の階段が日出ヶ岳へ延びている。息を切らして登って行くと、ガスの中に2層になった展望台が聳えていた。
日出ヶ岳は1等三角点が埋標されている。点名「大台ケ原山」で、地図ではこの一帯の山岳が大台ケ原山と記載されている。此処で折り返し、再び展望台に降りると、雲間から尾鷲の海が見え始めていた。
シロヤシオツツジの間に伸びる立派な木道と、だんだん晴れてくる天気と相まって、気分最高。イトザサが緑のカンバスになり、鹿のブラウジングラインや獣道、風倒木が作り出す風景は、何処を切り取っても素晴しい。
階段を下って、正木ヶ原・尾鷲辻と通過。神武天皇の銅像がある牛石ヶ原へ着く。此処から大蛇嵓分岐は近い。
大蛇嵓へは分岐からしばらく下り、痩せ尾根の先端が切れ落ちた所が有名な大蛇嵓の岸壁だ。隣に蒸篭嵓が立ち上がっているので、足もとの大体の想像はつく。谷底は見えないが800m切れ落ちているらしい。怖くて先端までは行けなかった。
早々に、元の遊歩道へ引き返し、次はシオカラ谷のつり橋を目指す。下って行く道は、両側にツクシシャクナゲの林が続き、春の花時期はさぞ奇麗なことだろう・・・。
途中で鹿の姿を発見、此処では人が檻の中で鹿が主。向う様も気にはかけているようだが、あわてる様子は無い。野生といっても人擦れしている。吊橋からは150m登り返すが、後ろからやってくる若者の騒ぎに押されて、頑張って登れる。
3時に駐車場へ帰り着き、4時間の散歩を終え、大台ケ原物産店でお土産をゲット。再び長いドライブウエイを北山川へ下り新伯母峯トンネルを越えて反対側の和佐又山キャンプ場へ5km上って行く。
キャンプ地到着は4時20分。受け付けと一緒にあすの登山届けも済ませ、テント設営。夕ご飯を食べ終えると辺りは暗くなる。6時過ぎにはシュラフに潜り ZZZ・・・
みんなのコメント