行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
登山口の拠点となる徳和には、登山者向の駐車場、トイレ、登山ポスト有り。
この登山記録の行程
乾徳山登山口駐車場(7:00)
→扇平(8:54)
→乾徳山(9:48)
→笠盛山(10:54)
→黒金山(11:36)
→国師ヶ原(13:48)
→乾徳山登山口(14:36)
→乾徳山登山口駐車場(15:09)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
兼ねてより歩いてみたかったコース。
乾徳山山頂直下の鎖場が怖そうだったので躊躇していたが、なぜかそれより先に剱岳に登ってしまったので、躊躇いは消え、早速行こう、ということになった。
コースは色々な風景・道が楽しめたと思う。
徳和の集落を見下ろしながら高度を上げていくと、尾根道となる(道満尾根)。本格的な登山道となり息が切れてくる。
その尾根道も次第に緩やかになり、国師ヶ原へと至る。右に進路を取り、扇平へ進む。国師ヶ原から扇平までは開放的な空間である。
乾徳山の山頂が近づくにつれ、再び急な道になる。樹林帯の中にある岩場を通る道で、奥秩父らしい場所である。最後は山頂直下でガイドブックによく出てくる一枚岩の岩場である。鎖と岩の凹凸をホールドにしながら進む。ちなみにこの岩場は絶壁というわけではなく、途中でわずかに休める箇所があった。また、岩場を登らずに済む右側に回りこんでいく道も確認できた。
乾徳山山頂は晴れていれば360度の展望なんだろうが、曇っていたのであまり楽しめなかった。狭い山頂は寒いので、一息入れたら奥の黒金山を目指す。
黒金山までの道のりは、乾徳山ほど歩かれていないようで、踏み跡も少なく感じた。ずっと広葉樹の中を歩く変化の乏しいコースということもあるのだろうか。しかしこれはこれで、けっこう好きだ。黒金山は標高こそ乾徳山より高いが、地味な感じだ。それでも近くの開けた場所からは、奥秩父の主稜線にある峰々を見ることができた。
帰りは乾徳山には登らず、西側のルートを通ることにする。なんとく扇平がある東側と比べると荒れているような印象があった。
国師ヶ原に合流したあとも行きとは異なる水場がある西側の道を進む。ここは人に歩かれているのか明るい印象があった。登山道もしっかりしている。程なくして自動車が通れるような道となり、徳和の集落に入り、出発地点へとたどり着いた。
長々と書いてしまったが、本当にこのルートは変化に富み、登山をするには面白コースだった。
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