行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
登山口(7:05)黒檜山(8:10)駒ヶ岳(8:45)覚満淵(9:20)小地蔵(10:00)長七郎山(10:20)地蔵山(11:10)有料道(11:40)鋤柄岳()鈴ヶ岳(13:05~45)沼尾川(14:20)出張山(15:15)薬師岳(15:30)登山口(15:50)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
大沼大沼湖畔に24時に到着し、赤城神社横の夜露に濡れた落葉の上でツェルトを被って眠る。最近はエスパース等の軽くて使い勝手の良い居住性に優れたテントがあるので、ぼちぼち2昔も前の山道具から卒業する時期かもしれない。
登山口から最高峰の黒檜山を目指す。谷川方面への行き帰りに赤城山や榛名山を何度も目にした筈だが、何故か今までその気にならずに日時が経過してきた。秋と冬の端境期とも言うべきこの時期に、気まぐれな食指が動いて登る気になったのだが、改めて地図を眺めると、カルデラを囲む外輪山には多くのピークが在り、その他にも寄生火山が幾つか存在する。「せっかく行くんだったら、外輪山を一周して全部のピークに登ろう」と言う気になる。
比高500mを1時間で黒檜山に登り、「この調子なら一周出来そうだ」と取らぬ狸の皮算用をする。山頂の奥からは北の方に皇海山や白根山、尾瀬の山々が見えて珍しい角度からの展望を楽しむ。
覚満淵は落着いてしっとりした趣があり、俗化した赤城山との先入観を恥じる。鳥居峠から小地蔵を廻り込んで頂を踏み、静かな長七郎山で一本立てる。
地蔵岳にはロープウェイが上がっており、人が多い。幾筋かの山道の1つを辿って北北西へ降りて行くと地元の人が茸を採っており、名前を教えてもらう。
有料道路に降りて新坂峠へ南下し、笹薮の中をP1,487mへ続く尾根へ登る。鞍部から山頂を目指す頃には疲れが酷くなり、鈴ヶ岳では40分の大休止となる。大沼の向うに黒檜山が秋の陽を浴びて平和に横たわっている。
鞍部へ引き返して沢沿いに下降し(踏跡と言える程の物は無い)、標高を見計って右岸へ渡って関東ふれあいの道に乗る。落葉松林の道を惰性と気力で登って出張山を踏み、小さい起伏を鬱陶しく思いながら薬師岳を越えて車道の五輪峠へ出る。
標高差も距離もたっぷりの一周山行となった。







