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北陸遠征(その1)

荒島岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (つりおね さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

勝原スキー場跡駐車場(5:50)・・・元リフト終点(6:36)・・・しゃくなげ平(8:06)・・・前荒島(8:58)・・・荒島岳(9:17)・・・前荒島(10:08)・・・しゃくなげ平(10:37)・・・小荒島岳(10:55)・・・しゃくなげ平(11:22)・・・元リフト終点(12:14)・・・勝原スキー場跡駐車場(12:43) (休憩時間含む)

コース

総距離
約10.3km
累積標高差
上り約1,334m
下り約1,331m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

シーズンインにあたり、何とか日帰りで行けそうな荒島岳を目標とし、日帰り登山に挑戦。前夜21:30ころ自宅を出発し、高速道を乗り継いで深夜2:30ころ「道の駅九頭竜」に到着。そこで夜明けまで仮眠し朝5:30ころに登山起点の「勝原スキー場跡駐車場」に到着。身支度を整え、5:50ころスタートした。
登り出しは舗装された急坂で、そこを登り切ると、ガレて歩きづらい九十九折の道で、そこそこの急登だった。そのあたりから朝日が当たり、気温も上昇してきた。空は真っ青で久しぶりに快晴の下での登山が楽しめそうだった。
かなり歩いたつもりでいると、ようやく「リフト終点」に到着した。出発前は「リフト終点」まではウォーミングアップのつもりで軽く、などとタカを括っていたが、ここまででかなり消耗した。
その後、荒島岳登山口の標識から登山道に入ったが、当初は泥濘のある滑りやすい泥道で、歩くのにかなり気を遣った。そのような道を登り続け、周囲にブナが増えだしてくると「トトロの木」に到着、看板に標高820mとあり、出発から500mほど登ったことになり、なかなかいいペースだった。そこから100mほど登ると「白山ベンチ」に到着。ここから白山が見え出すようで、素晴らしい眺めだった。今までの登山で白山が見えたことはあったが、あまりその認識ができなかったが、ここからは見間違えようのないバッチリした白山を望むことができた。
そこを過ぎてしばらく行くと、階段が始まった。見上げるような階段が続いており、モチベーション維持のために何段あるか数えようと試みたが、100段数えたところで、数える気を失って、あとは惰性で歩いた。階段は幅、高さとも不規則で、非常に歩き辛く、また恐ろしく長く続いた。ただ、急傾斜で、地盤も弱いようなので、この階段が無いと登山道は維持されないだろう。その点では、感謝こそすれ、文句など言えたものではない。
ようやく「しゃくなげ平」に辿り着き、ここで小休止。ここからも白山をバッチリ眺めることができた。ここは帰りに立ち寄る計画の「小荒島岳」の分岐点でもあるが、この時点でそこへ行く気は失せていた。
ここからは山頂に向けての尾根道なので、気を取り直してスタートした。少し下って、「佐開コース」の分岐点を通過すると、今回の核心部「もちがかべ」に到達。最大の急登が始まった。「もちがかべ」は鎖・ロープがあるものの、特にそれらに頼る必要もなく、手足をしっかり使えば、十分安全に登れた。そこを越えると、周囲が低木になり、山頂へ続く登山道が見えた。すぐに「前荒島」に到着、その後「中荒島岳」に出るとようやく山頂が見えた。しばらく歩くと山頂のお社が見え、とうとう山頂に到着した。
山頂部は広く、白山、槍穂高、乗鞍岳、御嶽山、中央・南アルプスがバッチリ見えた。また、大野市街や遠くは日本海まで望むことができ、快晴の天候に感謝。山頂では、写真や食事など40分ほど休憩し、下山を開始した。
山頂直下の尾根道は左右にカタクリが咲いており、しばしば写真のために足を止めた。その後、「しゃくなげ平」まで一気に下り、せっかくだからと気を取り直して、当初行く気の無かった「小荒島岳」に向かった。コースタイムはそこから20分ほどだが、この20分がまた恐ろしく長く感じた。
ようやく、「小荒島岳」分岐の標識に着き、1分ほどの急登を登ると「小荒島岳」に到着、そこからの景色に思わず声が出てしまった。無理して来てよかった。ここはおすすめです。
そこから、本当に下山を開始し、「しゃくなげ平」「白山ベンチ」「トトロの木」「リフト終点」まで、ほとんど休憩なしで一気に下りてしまった。
「リフト終点」からのガレ場の下りが下りの区間では一番しんどく、どんな歩き方をしても、足が痛くて仕方がなかった。そのため、最後の舗装路の下りは足を引き摺りながら歩いた。最後は気力だけだった。
下山後は、駐車場の水場で靴やストックの泥を落とし(ブラシが置いてあった)、フレアール和泉の風呂に入り、そこで山バッジを購入、長い帰路についた。
平日にもかかわらず、老若男女が多数登っており、これが土日だったら、えらいことになってると思われる。低山と言っていいと思うが、登山口からの標高差はそこそこあり、今までの経験のなかでも、きつい部類に入る登山道だったと思う。特に階段部分は途中で帰ろうと思うくらいしんどかった。とは言え、天候に恵まれて最高の登山でした。

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フォトギャラリー:53枚

勝原スキー場跡へ向かう車中から荒島岳が見えた。

いよいよスタート。

最初は舗装路、傾斜が結構ある。

舗装路終点。ここがリフト終点だと思ってた。

ガレ場の登りを終え、リフト終点まで来た。ここが荒島岳登山口。

始めのうちは泥道。歩きづらい。

トトロの木

500mくらい登ってきた。

白山ベンチ

そこから見た白山。

2kmがどれくらいかピンとこない。

この階段がきつかった。

ようやく「しゃくなげ平」到着。

そこから見た白山。

急登に差し掛かった。

もちがかべ

これで終わりっぽいが・・・

前が開けた。

前荒島

先に標識が見える。

山頂までもうすぐ。

山頂が見えた。まだ結構ある。

カタクリが群生してた。

山頂のお社が見えた。

登頂。

白山

槍・穂高

乗鞍岳

御嶽山

中央・南アルプス、ちょっと遠い。

大野市街と奥は日本海。

白山アップ

そろそろ下山。

カタクリの群生。

カタクリ アップ

中荒島岳

「もちがかべ」の下り。

「小荒島岳」が見えた。

そこのアップ。人が居る。

「もちがかべ」終了。

「しゃくなげ平」到着。

小荒島岳

そこからの荒島岳。カッコいい。

そこから見た白山。

「しゃくなげ平」に戻った。

「白山ベンチ」通過。

「トトロの木」通過。

「荒島岳登山口」通過。

リフト終点

歩きづらいガレ場の下り。

舗装路に戻った。ここも下りはきつい。

無事下山。

帰路に見た、九頭竜湖と荒島岳。お見事。

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装備・携行品

アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴 バックパック
水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ サングラス
地図 コンパス ノート・筆記用具 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
行動食 テーピングテープ トレッキングポール ライター
【その他】 携帯ラジオ、携帯電話

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登った山

荒島岳

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1,523m

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