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継子岳(御嶽山)衣替中のライチョウの夫婦~濁河温泉

継子岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (alpsdake さん )

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 濁河温泉の下呂市の無料駐車場利用

この登山記録の行程

濁河温泉 - 湯の花峠 - のぞき岩 - 五の池小屋(飛騨頂上) - 継子岳 - 四ノ池 - 五の池小屋 - のぞき岩 - 湯の花峠 - 仙人滝 - 濁河温泉

コース

総距離
約10.8km
累積標高差
上り約1,296m
下り約1,296m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

・動画「春の継子岳(御嶽山)からのパノラマ展望」御嶽山(剣ヶ峰)→摩利支天山→継子岳→北アルプス→中央アルプス→御嶽山(剣ヶ峰)https://www.youtube.com/watch?v=3Pm7RwoZK0c
・動画「雪面を歩くライチョウのメス in 継子岳」https://www.youtube.com/watch?v=DHgsBqKNkvE
・動画「雪面を歩くライチョウのオス in 継子岳」https://www.youtube.com/watch?v=Cin0bALlVyM

冬のような寒気で御嶽山の上部でも冠雪があったようでした。天候の安定が予報されていたので、濁川温泉から継子岳を目指すことにしました。暖冬のため番号標識(0番:濁河温泉~42番:飛騨頂上)の24番付近からほぼ全面雪道となっていました。早朝上部では雪面が固い場所もありましたが、飛騨頂上まではアイズバーン状の箇所はそれほど多くありませんでした。上部では夏道のトラバース部で滑落の注意が必要でした。直登するトレースは見えず、夏道のトラバースのトレースがありました。飛騨頂上に到着することには、上空の薄い雲が取れて青空となってきました。最初に稜線部に到着した時には風が強く防寒対策を行いましたが、四ノ池をのんびり散策しているうちに暖かい春山となってきて薄着に戻りました。下山時の下部では気温がさらに上昇し夏山のような感じになりました。継子岳からは、北アルプスが綺麗に見えていました。最近の新雪で御嶽山の上部は春山とは思えない純白の綺麗な山肌となり、青空に映える雪面の風景が見事でした。途中でライチョウと思われる足跡が見えていましたが、その姿は確認できませんでした。今日は駄目かなと諦めてしましたが、ライチョウの夫婦に運良く遭遇しました。冬羽から夏羽に衣替え中でした。また最近個体数が激減している山域もあるようで、ライチョウに逢えることが段々と難しくなっていくかも知れません。昨年の秋の立山のように、期待していても逢えなかったこともありましたが、今回は初めてつがいで行動している様子が観察できました。オスは子育てには全く参加しないようです。新しい雛が生まれた後に、その母と子供たちに遭遇できたらと。

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フォトギャラリー:51枚

御岳パノラマラインの大平展望台からの
御嶽山とおぼろ月夜

濁河温泉の登山口

ジョーズ岩

湯の花峠

蛙岩(無事帰ろ)

のぞき岩からの摩利支天山

登山道に100mごとに番号標識が設置されています
落下していたこれを修復しておきました

24番標識から上部で、ほぼ全面雪道となりました

両白山地
手前に川上岳-位山
その手前に船山
さらに手前に御岳パノラマライン

白山

森林限界を過ぎた先で、稜線越しに太陽が出てきました

摩利支天山

五の池小屋合流部では、海老の尻尾が発達していました

五の池小屋
例年6月1日から営業開始

トイレ横の2階に冬期避難小屋(緊急避難用)がありました。
室内を確認すると、綺麗な板の間で利用可能な状態でした。

飛騨頂上の祠

三ノ池

中央アルプス(木曽駒ヶ岳-宝剣岳-三ノ沢岳)
稜線越しに南アルプス(仙丈ヶ岳、北岳、塩見岳)
宝剣岳と三ノ沢岳の間に、うっすらと富士山が見えていました

五の池小屋と摩利支天山
小屋の前に五ノ池
積雪期の摩利支天山(昨年秋に入山規制が解除されていたようです)へは、急な岩場の尾根を直登した方が良さそうな感じでした

継子岳方面からの摩利支天山(パノラマ合成)

山麓の濁河温泉(赤い屋根は旅館御岳)と御嶽パノラマグラウンドと下呂市濁河温泉高原スポーツレクリエーションセンター

稜線脇に新しい足跡がありました
ライチョウさんかなと思いましたが、姿が確認できませんでした

摩利支天山の左奥に最高点の剣ヶ峰が見えてきました
今回は風向きなどのためか、継子岳方面からは噴煙は見えていませんでした
最近の新雪で綺麗な山肌となり、青空に映えていました

剣ヶ峰-摩利支天山、手前に四ノ池(パノラマ合成)
左奥に恵那山

北ノ俣岳-黒部五郎岳(左奥に薬師岳)

笠ヶ岳

継子岳の頂上、南に剣ヶ峰-摩利支天山

継子岳の頂上、北に北アルプス

継子岳の三角点

コマクサの自生地の標識

北アルプスの山並み
北ノ俣岳-黒部五郎岳-笠ヶ岳、乗鞍岳、槍ヶ岳-奥穂高岳-前穂高岳、常念岳-蝶ヶ岳など

乗鞍岳、槍ヶ岳

槍ヶ岳、奥穂高岳-前穂高岳

チャオ御岳スノーリゾートは営業中でした

剣ヶ峰の山頂部の神社と山小屋
あの場所に向かって黙祷

二ノ池新館

雪に覆われた四ノ池と継子岳

三ノ池と摩利支天山

山頂部ではミソサザイ(尾羽を立てている)?が動きまわっているようでした(いつも見るカヤクグリと思って撮影しましたが)

ライチョウの夫婦が食事中でした

雪面を歩くライチョウ♂
↓ショートムービーは感想の動画にて

雪面を歩くライチョウ♀
↓ショートムービーは感想の動画にて

食事中のライチョウ♂

食事中のライチョウ♀

下部ではバイカオウレンが咲き始めていました

仙人池の横の滝

仙人池
登山口の少し上に、沢へ下りる遊歩道があります

登山口すぐ下の白糸の滝

帰り道の道路脇にウサギさんがいました
早朝の暗い時にも見かけていました

帰路
御岳パノラマラインの大平展望台からの御嶽山

剣ヶ峰と地獄谷からの噴煙

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装備・携行品

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