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六甲山(極楽茶屋から穂高湖)

穂高湖( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (いち に  さん )

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 有馬温泉駅付近のコインパーキング(¥400/1日)

この登山記録の行程

有馬温泉駅(8:45)…炭屋道分岐(9:20)…紅葉谷…極楽茶屋跡(10:30)…穂高湖(11:40)…シェール槍(11:50)…記念碑台(13:10)…極楽茶屋跡(13:55)…有馬温泉駅(15:25)

コース

総距離
約22.4km
累積標高差
上り約1,492m
下り約1,513m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

前回、有馬まで徒歩にてアクセスしたことを猛烈に後悔したことを踏まえて、マイカー出動となりました。有馬温泉駅前の坂を少し下った所にパーキングがあり、1日400円と手頃価格です。

道路を5km歩くのは結構つらいです。ランニングされている方の忍耐力には驚嘆いたします。山道なら飽きないのですが。道路は車ですっ飛ばしていきましょう。制限時速内で。

さて、今回は違うコースへ。そろそろ紅葉が見頃なのではと、紅葉谷を通ってみることにしました。地味に長い有馬の町並みを抜け、登山道入口のロープウェイ乗り場横へ行ってみると、何ということでしょう。通行止めではありませんか。数年前の台風の影響がまだ…。そういえばうちの近所の川にもまだ傷跡が。

気を取り直して、別の入口から登ります。今日はGeographicaというアプリを使ってみます。前回ルートのトレースが結構面倒くさかったので、アプリに頼ります。iPhoneのGPSが私を追いかけます。どこまでついてこれるかな。

炭屋道というルートを通って、紅葉谷へ向かいます。炭屋道への分岐に行き着くまでにすでに全身発汗中。Tシャツ一枚です。結局帰るまでこのままTシャツで過ごしました。息が白いですが、道中どなたもTシャツ一枚なんておられませんでしたが、何か問題でも。

炭屋道に入りましたが、こいつなかなかの曲者です。行きは下りなのでまだマシなのですが、尾根伝いに下っていく急坂です。しかも木々がトンネルのようになっていて狭く、足元は階段があるところもあるのですが、段差が大きく、砂利だらけ。これは帰りが思いやられる。

紅葉谷の紅葉は名まえほどではという感じでした。日が当たるところは綺麗に染まっているのですが、谷自体が北側斜面に位置しているので全体がきれいに紅葉しているところは見つかりませんでした。木々にもまた日陰者の定めがあるのです。

誰もいない極楽茶屋で汗を拭き、水を飲み、穂高湖に向かいます。穂高なんて素敵なネーミングです。行った気分になれます。実際に穂高という名称なのですから、今日は穂高に行くのです。

湖に近づくにつれて、何とも言えない音が響いてきます。盛っている猫の唸り声のような、ジャングルの奥深くから聞こえてくる甲高い猿の鳴き声のような。
湖の水面にびっしりとカラフルなカヌーが。カヤックかもしれませんが違いはわかりません。乗り手は理解不可能な生物ちびっこの群れ。自然学校か何かがあるんですね。

近づくなと言わんばかりの阿鼻叫喚。もちろん当方がです。泣き叫びたくなります。静かな湖畔をイメージしていたのに。

騒音から逃れるべく迂回して、シェール槍の頂上へ。意外とロッククライミング。ほんのわずかの距離ですがワクワク。誰もいない頂上で休憩しようと思った矢先、先客が。滞在時間10秒でUターン。
帰ろう。もう帰ろう。

六甲山の記念碑がある所は誰もおらず、休憩することに。バックパック下ろして、帽子脱いで、靴脱いで、靴下脱いで、もうこれ以上脱げません。
魔法瓶のホットコーヒーはこういうときが一番美味しいのかもしれません。次はインスタントじゃないのにしてみよう。

帰りはサクサク行きましょう。サクサク行きました。炭屋道までは。やはりコイツが最後の壁でした。看板では15分とのこと。ホンマかいな。すっごいしんどいんですけど。長いんですけど。急なんですけど。
汗だくもいいとこです。滴っております。ネットにも標識にも誰もこのしんどさについて言及していないのですが、皆さん普通なんでしょうか。私がひ弱すぎるのでしょうか。
登りきったところで休憩しましたよ。せずにはいられませんよ。

六甲山のイメージは初心者向けということで、年配の方も多いと思うのです。実際に帰路で何名か年配の方をお見かけしましたが、彼らはあの急坂を登りきれるのでしょうか。何時間かかるのでしょう。本当に日が暮れてしまいそうです。
遭難のニュースがないということは、見かけずによらず皆さんご健脚なのですね。おみそれいたしました。

そういえば、Geographicaどうなった。時々何かメッセージを発していた気はするけれど、ウェストベルトのポケットの中からではほとんど聞こえません。誰も聞いてくれるものがいないのは本当に寂しいことです。
ん、電源が切れている…。電池切れです。3年目のiPhone5sは一山もちません。帰路の紅葉谷辺りで終了と相成りました。そこまでよく頑張ってくれた。有難う。

ヘトヘトになって有馬の町を抜けていくとあちこちの高級旅館へ宿泊の方々が。見て見ぬふりをして、温泉に入りたいなんて気持ちはこれっぽっちも表さずに、スタコラサッサとパーキングへ。今日はドラッグストアで温泉の素を買って帰ろう。

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