行程・コース
天候
初日:晴れ時々曇り、2日目:晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
新宿駅南口の新宿高速バスターミナル(バスタ新宿)から小田急箱根高速バス(特急83)に乗車し、乙女峠バス停で下車。バスの進行方向へ進むと、トンネルの手前に登山口への案内板がありそれに従い左に折れ林道に入りる。道なりに5分ほど進むと登山口の案内板がある。
この登山記録の行程
<2016/12/3(土)>
07:35 新宿駅高速バスターミナル(特急83)
09:51 乙女峠バス停(富士見茶屋)
10:04 国道138号(乙女道路)登山口への案内板
10:08 登山口
10:36 乙女峠
10:59 長尾山頂
11:35 金時山
→ 昼食(~12:04)
12:31 仙石原への分岐
12:48 矢倉沢峠
14:01 火打石岳
15:02 明神ヶ岳
15:49 宮城野分岐(鞍部)
16:55 登山道入り口
17:28 強羅駅前
→ タクシーによる移動
17:58 ウィスタリアンライフクラブヴェルデの森
【宿泊:ウィスタリアンライフクラブヴェルデの森】
<2016/12/4(日)>
09:10 ウィスタリアンライフクラブヴェルデの森出発
09:35 千条の滝
10:17 浅間山
11:42 湯坂城址
12:02 湯坂路(鎌倉古道)入口
12:12 そば「はつ花」
→ 昼食(~13:04)
13:15 箱根湯本駅
13:49 小田急ロマンスカー
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回の山行計画は、先月、丹沢主脈縦走を一緒にやったTさんからの発案、箱根に詳しいKさんの企画で具体化した「忘年山行&忘年会」です。新たにTさんが加わり、私も含め4人のパーティでの山行となりました。なお、私にとっては若干コースが異なるものの、今年3月の濃いガス中での山行となった金時山~明星ヶ岳縦走(↓)の再チャレンジにもなりました。
http://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=54432
コースは人気のコースだけあって登山道や道標等がしっかり整備されており危険な箇所はありません。しいてあげれば、宮城野登山道入口、湯坂路(鎌倉古道)入口あたりが、土砂が流れた影響でしょうか、やや荒れ気味となっており注意が必要です。
金時山山頂では雲に覆われ富士を見ることができなかったものの、2日間とも好天に恵まれました。金時山は多くのハイカーで賑わっており、山頂はとにかく人、人、人・・。他の山も含め山頂でこれほどの人を見たのは初めてです。日混みを避け静かな山行を楽しむのなら明神ヶ岳がお勧めかと。ご参考までに、4人の中で一番人気の高かった箇所は湯坂路(鎌倉古道)。802mの浅間山から箱根湯本に下る道は、古道の面影を偲ばせる登山道に加え、ススキや色鮮やかな紅葉が続きます。ピークを過ぎたとは言え十分に目を楽しませてくれ、ハイシーズンにもう一度来てみたいと思わせるものがありました。
登山あり、紅葉あり、ススキあり、温泉あり、はつ花の「山かけそば」あり、おまけに明神ヶ岳のヨガのお姉さんあり(謎)、「ダース・モール」あり(謎)と盛り沢山な内容でした。K&T&Tさん、次の山行を楽しみにしています。
フォトギャラリー:88枚
バスタ新宿から小田急箱根高速バスで乙女峠バス停におりました。富士見茶屋の前で出発の準備です。今日はここがスタートです。それにしても暖かい・・しっかり防寒対策をしてきたのですが、必要なさそう(^^;
富士見茶屋の前にはドーンと富士が!
松も入れるといい感じの仕上がりに。天気も上々、頑張りましょうー!
バスの進行方向へ進むと、トンネルの手前に登山口への案内板があります。ここを左です。
左に折れると林道に入ります。
こっちですね
足取りも軽やかにサクサクと・・
4分ほどで登山道入口に到着しました。
登山道入口から20分ほどで乙女峠に到着。
乙女峠の様子。木が茂ってあまり眺望はありませんが、展望台に上ると・・
富士の頭が(^^
乙女峠を少し登ったところにテーブルがあり、そこは箱根山方向に眺望が開けていました。
長尾山頂・・あれピークになっているのかしらんと言いたくなるような長尾山です(^^;。さらに、幾つかのピークを越えアップダウンを繰り返しながら進むと・・
金時山に到着しました~。富士見茶屋であんなにきれいに見えていた富士が雲に覆われてしまいました、残念(;;)。それにしても、人、人、人・・
こちらからは芦ノ湖が見えます。やっとのことで場所を見つけ、昼食を済ませて、人ごみを避けるように明神ヶ岳に向けて出発です。
仙石原への分岐、ここは真っ直ぐに・・
心配した雪もなく快調です。見えるは火打石山♪
矢倉沢峠に到着!この先、先日の雪で笹で道が塞がれて明神ヶ岳を断念したというレポートがありましたが、今日はどうでしょう。
矢倉沢峠からは登り返しになります。どなたかが、笹を刈ってくださっているようです。遮られることもなく快調~、ありがたいですね。
ふと、振り返ると金時山がポッコリと頭を出しています。
さらにすすむと、金時山の左端に富士山が頭を出していました。素晴らしい景色に、矢倉沢峠からの登り返しの疲れが吹っ飛びました。
箱根の街並みも。
登山道の様子。両脇が綺麗に払われて、笹のトンネルのようですね。
直登が続きます、しんどい中で癒してくれるのが箱根の山々。あそこは大涌谷でしょうか、湯煙が柱のように立ち上がって見えます。
火打石岳に到着。登山道脇に案合板がポツンと立ててあり、急いでいれば見落としてしまいそうですが。
火打石岳を過ぎると明神ヶ岳が見えてきました。尾根の一番右端に山頂があります。
尾根道に入ったところで、左手側を見ると例の不思議な石。前回もありましたが、未だに謎のまま。
右手側を見ると箱根の山々の織りなす光景が・・墨絵のような感じです。
山頂近くの尾根道・・Tさんの視線の先には・・・
箱根山がドーンと!すぐそこに見えます(^^
尾根道を進むと視界が急にひらけ、明神ヶ岳山頂につきましたー。
分かりにくいですが、山の向こうには相模湾が見えますよ。山頂でヨガのポーズをとっている謎のお姉さんがいました・・何だったのでしょうか?しばしの休憩の後に宮城野分岐(鞍部)を目指して出発~♪
今年3月に通った大雄山最乗寺への分岐。今日はここを真っ直ぐに行きます。
登山道の様子。尾根道が続きます。
途中で見かけた碑。大正11年4月22日摂政宮殿下大雄山行啓御通路記念碑と刻まれています。昭和天皇の行啓を記念した碑のようですね。ちなみに昭和天皇は20歳で摂政に就任し、摂政宮と称していたとのこと。
尾根道を進むと、明星ヶ岳が見えてきました。
宮城野分岐(鞍部)に到着しました。明星ヶ岳まで50分・・行ってみたい気もしますが、日入時刻(16時31分)を考えると選択の余地なし、宮城野に下ります。
宮城野へ下る登山道の様子。
別荘地の近くにでました・・、宮城野までここから20分。
登山道の様子。右手に別荘が続きます。最初は歩きやすい登山道が続いていたのですが、途中から一転、埋設されていたパイプがむき出しになったり、泥が流され大きな段差を生じたり、V字の深い切込みができたりと思いの外荒れています。
途中で日が落ちてしまい、ヘッドライトを点灯
ようやく宮城野の登山道入口に到着・・
あたりはすっかり暗くなってきました。早く強羅までいかねば・・
強羅駅・・・宮城野から強羅へはまさかの登返しになるんですね・・調査不足でした。
強羅への登返しで疲れもピークになり、Tさんからの「タクシーに乗りましょう!」の一言で決まりました。途中のコンビで買い出しをして無事に、今日の宿「ウィスタリアンライフクラブヴェルデの森]に到着♪お疲れさまでしたー!これから温泉&忘年会ですよ~♪
2日目の朝、今日もいい天気です。が・・夕べのアルコールがまだ体に残っているみたいです・・(^^;
夕べは暗くて気が付きませんでしたが、ホテルの周囲は紅葉が見ごろを迎えていました。
こちらも♪
これから千条の滝に向かいます。ホテルの方からショートカットコースを教えてもらいました。箱根小涌園ユネッサンの中を通り抜け、小涌園の東海道を通って千条の滝に向かいます。まずは、箱根小涌園ユネッサンに向けて出発。
箱根小涌園ユネッサン近くの紅葉
小涌園を通り過ぎると、三河屋旅館が見えてきました。千条の滝は三河屋旅館の向かい側にある小道から入ります。
どーんと千条の滝の入口の目印があります。
ここを下っていきます。
途中で右に折れ、
しばらく道なりに進んでいくと、左手に千条の滝への入口があります。
約5分ほど到着。水煙があがって幻想的な光景ですが、実はこれは湯煙です。水に手を入れると生暖かいんですよ(^^
滝のそばには川が流れています。紅葉が綺麗ですね~
それでは、次の目的地、浅間山(せんげんやま)に向けて出発です♪橋を渡って
川沿いの登山道を、落ち葉を踏みしめながらサクサク(?)。皆さん、飲みすぎでしょうか、足が重いようですが・・
なんとか浅間山山頂に到着できました♪
山頂の様子。気持ちのいい草原が広がっています。奥に見えるのは箱根山です。
しばしの休憩の後、箱根湯本に向け出発です。長い下り坂が続きます。
気持ちのいい登山道が続きます。
湯本まであと90分、がんばりましょう!
ススキがたなびいています。「今は12月ですよねー」と思わず突っ込みをいれたくなりましたが、この素晴らしい景色に免じてよしとしましょう♪
しばし素晴らしい紅葉をご堪能ください♪
♪♪
♪♪♪
♪♪♪♪
♪♪♪♪♪
♪♪♪♪♪♪
♪♪♪♪♪♪♪
♪♪♪♪♪♪♪♪
こちらは、紅葉の落葉路
湯坂城址。ここからは登山道の様子が一変。城跡のなごりでしょうか、石畳の登山道が続きます。石畳を作った先人の努力に敬意を払いつつも、雨がふったら滑りそうと余計なことばかり考えてしまいます。
登山道入口近くはかなり荒れています。石がゴロゴロとして歩きにくい。。。
東海道にでました。交通量が多くひやひやします。。
登山道入口の横の道標。「鎌倉古道」の文字が歴史を感じさせますね。ちょうどいい感じにお腹もすきました、お昼はKさん勧めの蕎麦屋「はつ花」です。
途中で見かけた早川の紅葉
はつ花に到着♪ラッキーなことにちょっと待っただけですぐに入れました。観光客の中で登山姿はちょっと目立ちますが(^^;
店の横をみると、「御手水鉢 皇太子徳仁殿下御来店」の記念碑がありました。徳仁殿下もいらっしゃったのですねー
Kさんお勧めの「山かけそば」をいただきました。蕎麦粉と卵、そして自然薯だけで打った蕎麦だそうです。混ぜてグチャグチャになっていますが、出てきたときは右上の写真のような感じです。
蕎麦とビールと熱燗でいい感じになったところで、箱根湯本駅に向けて出発です。塔の峰の紅葉がきれいです。
早川にかかる湯本橋を渡ったところで、いきなり「ダース・モール」を発見。しばらくみていましたが、じっと動きません、人形か、スタチューか。なぜ「ダース・モール」なのか・・疑問はつきません。
箱根湯本駅につきました~♪
帰りは奮発して踊り子号です。ボックスシートをキープでき、登山+温泉+忘年会(1次会)+部屋での2次会+登山+はつ花(3次会)に加え、締めの4次会を行うことができました・・飲みすぎでしょうと突っ込まれてしまいそうですが(笑)。何はともあれお疲れさまでした。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | 軽アイゼン | トレッキングポール |
みんなのコメント