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三浦アルプスで復路敗北

仙元山、乳頭山( 関東)

パーティ: 1人 (鋸太郎 さん )

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行程・コース

天候

小雨後くもり、夕方晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 逗子駅―バス(風早橋)

この登山記録の行程

コース

総距離
約12.5km
累積標高差
上り約790m
下り約798m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

三浦アルプスに挑みました。
前夜は爆弾低気圧が通過し、当日も午前中はずっと小雨でした。
かねてより家族を連れて行ってみたかったのですが、下見・雨天の山行・ボッカトレなどなど色々な思惑が重なり決行。
仙元山から南尾根を通って乳頭山まで行き、森戸林道から二子山を経て帰る計画です。

が、なめてました三浦アルプス。
昨年末に行った都民の森の様に整備されたハイキングコースかと思いきや、こんな道をハイキングコースにしちゃいかんだろという箇所も多く、ましてコケの生えたやたらすべる岩、粘土質の土、大量の濡れ落ち葉と、滑落こそしませんでしたが滑って尻餅をつくこと数度、丹沢と同じ装備で神経は倍使いました。

分岐も多く、京急のマップと国土地理院の地図を見比べながら居場所を判断する必要もあり、雨のせいで沢も水量が多く、往路の乳頭山までは辿りつけたものの復路の森戸林道へ至る道は15時に時間切れでギブアップ。
エスケープルートとしていた田浦梅林へ出て終了としました。

帰宅後、デジカメの写真と山旅ロガーのログ+Google Earth、京急マップと国土地理院の地図で徹底的にルート分析、並びに脳内大反省会を行いました。
途中正規ルートを間違いだと思い込み結果あちこち彷徨いましたが、結論としてたどり着いた六把峠の状態を考えれば、そのまま進んでも引き返すことになっていたかも知れません。

後日、天候など好条件の折に再調査に行く予定です。

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フォトギャラリー:39枚

さっくりとこのルートで行けば良かったかなあ。

葉山教会へ至る道。いきなりアップ用の斜面です。しっかり息切れました。

教会の脇からスタートです。

なかなか歩きやすそうな道です。

すぐに仙元山につきました。
小雨が気になっていましたが、やむ気配がないのでレインウェアとザックカバーを装着しました。

189峰前の名物らしい200段階段です。

ここで最初のルートミス。左が登り、右が下りなのですが、左へ行ってしまいました。
大山方面で、そのまま進むと街に戻って終了です。
気付いてここまで引き返しました。

壊れたベンチがありました。何か良い景色でもあったのでしょうか。

何もありません。

廃道の匂いすらしますが……。

観音塚に到着。

倒木が増えてきました。

手書きで連絡尾根分岐とあります。
もちろん国土地理院の地図にはありません。

古い手書きの標識もあります。

とにかくすべりまくる道でした。岩ですべり、濡れ落ち葉ですべり、粘土状の土ですべり。
濡れ落ち葉の時点でアイゼン装着しても無駄なんですよね。

途中展望が開け、江ノ島が見えました。

いきなり現れる34号鉄塔。
でもここまでさしたる展望もないまま、とにかく滑りやすいアップダウンの連続でしたから、ありがたい場所です。

ようやく乳頭山に到着。
直前まで手前の芽塚(212m)が乳頭山だと思っていました。

やたら意味深で巨大な標識が。
何か言いたげですが、私は目の前の踏み跡を信じます。

35号鉄塔。
結論からするとこの道は正しかったのですが、国土地理院の地図、並びにスマホのジオグラフィカで見ると、道の無い場所に自分が立っていて、何故か道を間違ったと思ってしまいました。

分岐まで戻り北上すると、また意味深な標識が。
何に注意すべきかも書いて欲しいです。

右正面が来た道、左は何やら二子山に抜けられそうな感じなんですが……。

ちなみにここ、三叉路なのですが、もう一路はこの様に、どう見ても「行くな」といった感じのバリケード。行きません。

で、少し進むとまた分岐が。左は完全に来るな!状態です。行きません。

で鉄塔。これは京急田浦へ向かうルートです。
二子山に行きたいので引き返します。

埒が明かないので、京急のマップを見て中沢に下りることにしました。
バリエーションになってしまいそうですが、京急のマップには沢に沿って点線が書かれており、行けるかも知れません。

三浦アルプスは初めてなのですが、昨日今日の天気を考えれば、相当水量が多い状態なのでしょうね。
多少はそうだと思いましたが……。

渡渉は4、5回あったと思います。丸太橋も幾つかあり、行けそうだと思ったのですが。

北:馬頭観音、南:六把峠、東:田浦、西:二子山と読めます。なので沢沿いに二子山を目指します。

水量もいよいよ増し、遂には沢沿いの道が完全に消滅しました。
仕方が無いので引き返します。

先の四方向の標識まで戻り、死ぬ思いで六把峠に来ましたが、洒落にならない悪路でした。
片足分の道幅の上、沢に斜めにずり落ちている粘土質の箇所がいくつかありました。

六把峠から西に向かうルートも水量が多く、最早ハイキングのレベルではありませんでした。引き返します。
ここで15時。エスケープルートで戻ることにしました。

田浦梅林へ向かう分岐を経て、強烈な斜面をロープワークで乗り切り、高速道路まで来ました。

と、言う名前らしいです。

日没が迫ってます。

駅まで急ごうとおもったらまた山道が!
もうお腹いっぱいです。

いい夕暮れでした。

梅は少しだけほころんでいました。

JR田浦駅から帰路に着きます。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル グローブ
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ 軽アイゼン ライター カップ
【その他】 ボッカトレ用2Lウーロン茶×3、1.5L午後の紅茶×2、ボトル缶コーヒー(390g)×4

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登った山

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