行程・コース
天候
晴れ後曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
酸ヶ湯公営駐車場に駐車、地獄沼から入山
この登山記録の行程
酸ヶ湯(8:33)…地獄沼(8:44)…地獄湯ノ沢(10:20)…仙人岱赤旗(11:30〜11:40)…小岳(12:29)…仙人岱避難小屋(13:04)…硫黄岳(13:36)…地獄湯ノ沢(14:15〜14:25)…地獄沼(14:58)…酸ヶ湯(15:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
年も変わり、初登りを計画するも休日の天候に恵まれず、暦の上の大寒のこの日、低気圧の合間の好天を狙って北八甲田を計画した。大雪が降った後でもあり、小岳までの足場の状況を見て、行ければ高田大岳まで行こうと考えた。
今年の登りも、50分の行動、10分の休憩を基準とする。
7時30分の谷地温泉横のゲート開門を待っていると、高田大岳が朝日に当たり綺麗な山容を見せてくれた。天候もよく、風なし、後は足場の雪質の状態のみである。
酸ヶ湯公営駐車場に到着、先行者なし。1番乗りで入山と・・・除雪車の排雪が道路脇に高く積まれ、酸ヶ湯口から入れず、地獄沼まで移動し、入山する。
南八甲田を見ると横岳と櫛ヶ峰が綺麗に見える。今シーズン、是非とも櫛ヶ峰を狙ってみたい。南八甲田を背にして、登る。トレースの無い綺麗な雪原は、スノーシューを履いていても膝までズッポリと埋まるパウダースノー状態であり、ラッセルが一苦労となる。
地獄湯の沢にて休憩を取っていると、秋田の大舘から来たという単独行の男性が大岳目当てに登って来た。彼が先行となり、ラッセルする事となる。地獄湯の沢の標識を見ると、先月よりも1メートル近く雪が積もっている。しかし、まだまだ八甲田の雪は少ない。
仙人岱の赤旗で、彼は大岳へ、私は小岳へと別れる事となる。大岳も小岳も山頂部は雲が掛かり、山頂からの景観は望めない様である。モンスター群を抜け、森林限界に出ると正規登山道のトレースが薄っすらと見えた。山頂では、2メートル近い巨大なエビの尻尾が出迎えてくれた。小岳の細い標識に、よくもまあ出来たものだと感心する。時間的にも、これから高田大岳に行けば、日が暮れる可能性もあり、道路のゲート閉門が18時である事から、硫黄岳経由で下山する事とした。仙人岱避難小屋に着き、中で休憩をと考えたが、入口が雪で埋もれていた事からスルー、ここで大岳と小岳を見ると、雲が取れて山頂部が顔を出している・・・悔しさ少々、硫黄岳へと足を進めた。硫黄岳を見ると、1人スキーで滑っているのが見えた。鞍部に着き、硫黄岳に取り掛かる。雪の締まり良く、山頂に難なく到着するが、スキーヤーの姿は見えず、帰ったようであった。仙人岱避難小屋を見ると大岳から降りてきた大舘の彼が中に入ろうとしているの見えた。雲がなければ、小岳、硫黄岳からの最高の景観が楽しめたのにと、残念に思った。硫黄岳山頂からは、スキー跡を辿り下山、地獄湯の沢のリボンの場所に直接出る事が出来た。再び自分で付けたトレースを辿り、地獄沼に到着、酸ヶ湯登山口を見ると、大舘からの彼の姿も見え、15時5分両名無事下山した。
今年、最初の登りは、風は無かったものの天気がいまいちであったが、最高に綺麗な雪原を歩けた事、モンスター群と巨大なエビの尻尾を見ることができ、点数をつけると、85点といったところであろうか。
真っ白な雪と、真っ蒼な空と、空気の澄み渡った綺麗な景色を見るために、また来ようと思い、八甲田を後にした。
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谷地ゲート開門待ちでの朝日に染まる高田大岳
酸ヶ湯公営駐車場からの大岳、気温マイナス6度、晴れてます。
今回、地獄沼から入山しました。湯気が立ってます。
踏み跡なし。
踏み跡の無い雪原、正面に大岳
横岳と櫛ヶ峰が綺麗に見えます。登ってみたい。
踏み跡のない雪原を進みます。
霧氷が綺麗です。空も青い。
爽快です。最高です。
僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。
膝辺り(約60センチ)まで埋まります。
今日は、南八甲田がよく見えます。
櫛ヶ峰、ご無沙汰しています。
林の中で休憩中、木々の隙間から大岳がちらり。
大岳アップ
地獄湯の沢に下りました。踏み跡なし。綺麗です。
フワフワ雪に埋もれて疲れます。
地獄湯の沢上方、雲が掛かってきました。
南八甲田が雲に隠れてきました。
休憩中に秋田大舘からの登山者に抜かれました。
雲が厚くなってきています。
今日は、地獄の様相は見られません。
爽快です。
仙人岱まであと僅かです。
先月よりも1メートル近く積もっています。
大岳、山頂が見えます。
モンスターが見えてきました。
大岳に段々と雲が掛かってきました。
小岳は雲の中です。
避難小屋が見えます。
赤旗に到着、大舘の彼は大岳へ行きました。
太陽も隠れてきました。
凍り付いた赤旗です。
小岳の雲が取れてきています。
大岳を見ると大舘の彼が見えます。結構な早さで登っています。
硫黄岳方向
小岳山頂間近かです。
モンスター群を抜けて、森林限界に出ました。
ハイマツが凍っています。
下を見降ろすとモンスターが沢山見えます。
正規登山道のトレースが薄っすらと見えます。
小岳山頂の標識正面、2メートル近いエビになっていました。
髪の毛が凍っています。気温マイナス10度
標識横から見ると薄っぺらです。
山頂部は雲の中です。
踏み跡を辿って降りています。
小岳山頂部は雲の中です。
赤旗到着です。
悔しいかな小岳山頂部が晴れてきました。
仙人岱避難小屋、入口が雪で埋もれています。
避難小屋をスルーして硫黄岳に向かいます。
小岳がくっきりと晴れています。
大岳も晴れています。
硫黄岳に向かっています。1人スキーで滑っていたのが見えました。
鞍部に来ました。
硫黄岳山頂です。
後方の仙人岱避難小屋に大舘の彼が到着していました。
酸ヶ湯方向、私有車が見えます。
地獄湯の沢のリボンに到着しました。
地獄沼に到着です。山は曇りになりました。
大舘の彼も酸ヶ湯登山口に到着です。
駐車場からの大岳方向、雲で見えません。
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 |
| バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
| 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
| ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 行動食 |
| テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ライター | ||
| 【その他】 AMラジオ、携帯トイレ、10本爪アイゼン、スノーシュー | |||||