戸隠山は聞きしに勝る恐怖心！

雪山

戸隠山（上信越）

2017.05.05（金）

パーティ： 1人 (山がすき！山雅すき！！さん )

山がすき！山雅すき！！さん

行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

戸隠神社奥社入口　

登山口へのアクセス

マイカー
その他：朝6:30には参道入り口の駐車場は空いてました（１回６００円）

この登山記録の行程

戸隠神社奥社入口(06:46)・・・戸隠神社奥社[休憩 10分](07:05)・・・百間長屋(08:43)・・・八方睨(10:05)・・・百間長屋(10:55)・・・戸隠神社奥社[休憩 10分](11:30)・・・戸隠神社奥社入口(12:05)

コース

総距離: 約6.1km

累積標高差: 上り約706m; 下り約706m

コースタイム: 標準5時間35分; 自己4時間59分; 倍率0.89

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

早朝の戸隠神社奥社までの参道を、これから訪れる恐怖を知ることなく軽快に歩きます。
登山口は、奥社の社務所横にあり登山届のポストもあります。

登山口からの樹林帯は、山の地肌が所どころ見えているので、雪の付き具合を確かめながらルートを選択して行きます。
※所どころ、夏道が確認できました。

五十間長屋・百閒長屋を過ぎた沢をトラバースしますが、雪崩の走路となっているので素早く渡り切ります。

渡り切ったところで沢の下をのぞくと何やら動く黒い物体がいます「ま・さ・か。。。」

クマだー！(*_*;

向こうもこっちに気付いた様子だが、気にしていないみたい( ﾟДﾟ)
※人生初の野生のクマ！

この先、岩山をトラバースしたところから上り始めますが、早速クサリがあります。
この岩山は石の付き具合が弱いところがあり、掴み登っているとその石が取れてしまうことがありました。三点支持をしっかりとして、万が一、一点が外れても大丈夫なように慎重に行きます。

連続するクサリ場が過ぎると、いよいよ【蟻の塔渡り】ですが、近くで目の当たりにすると、恐怖心から心臓の鼓動が早くなり、緊張し足がすくみます。
意を決し、立って渡り始め途中の窪地で一休みし考えます。このまま行くべきか？

見上げた先の雪の状況を見ると縦走できない可能性は十分にあり、その時はここをまた歩き戻らなければいけない！
そう考えたら、もう無理(ﾟДﾟ;)途中ですが戻ることとにしました。
※いくつもの沢で雪崩が発生しています。

岩壁の下りは足元が見ずらいため慎重に！、また、雪面の踏み抜きも頭にいれ登山口まで気を引き締めて下りました。