時計・デバイス ガーミン(GARMIN )

fēnix 7X Sapphire DP

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購入年
2022年
購入価格
141,225円
重量
89g
お気に入り度

商品レビュー

【お気に入りの点】
・マルチGNSS & マルチバンド受信対応
6X迄はGPS・QZSS(みちびき) + GLONASS又はGALILEOのどちらかの組み合わせしか使えなかったが、7Xからは全衛星の同時利用が可能となり真の意味でマルチGNSS対応化を果たした。
また、当機からL1信号に加えて新たにL5信号の2周波数受信に対応した。

・6Xより更に長時間駆動が可能
GPS & 光学心拍計使用時 6X…60時間、7X…89時間
スマートウォッチモード 6X…21日間、7X…28日間 

・タッチパネル操作に対応

・時計本体のみで登山地図が見れる事 (スマートフォンが必要無い)

・光学心拍計を内蔵している為、登山中の心拍の変化や消費カロリーを知ることが出来る (胸バンドタイプの心拍計が必要無い)

・行動記録はスマートフォンとの通信(Bluetooth)で、簡単にGARMINサイトにアップロード可能。


【もう一つの点】
ハンディタイプのGPS機器では無いので画面が小さい為、広域の情報を得るには画面の縮尺を変更する必要が有ります。腕時計の為、仕方が無い事なので、もうひとつの点とするのに迷いました。個人的には広域のルート確認は手持ちの登山地図で行い、細かいルート確認はfēnixで行っています。

但し7Xからタッチパネル操作に対応したので前モデルまでのボタン操作のみでの地図拡大・移動からは遙かに操作がし易くなりました。

7Xから内蔵地図の昭文社登山地形図と詳細道路地図が別売仕様となりました。両方の地図を買うと4万近い金額なので6Xから本体価格が実質値上がりしたと考えて良いでしょう。
※良く言えば必要な人だけ買えば良いと言うことなのですが…


【使用時のエピソード】
fēnix 6Xからの買い換えです。
2021年末頃にネットの海外サイトではfēnix 7シリーズ登場の噂がチラホラ出ており、そろそろモデルチェンジの時期かなと思っていました。

高額な商品なので直ぐに購入するかを迷っていましたが前々モデル5Xを買ってくれた職場の先輩と商談を重ねた結果、6Xを4万円で買い取ってくれる事に決まり購入を即決(笑)

購入したのは「Ti Carbon Gray DLC」というモデルで真っ黒では無くグレーがかったDLCコーティングが施されたモデルです。

重量は7X…89g、6X…82gと7g重くなりましたが、ケースの厚さは6Xと全く変わっていないので着け心地は殆ど変わりません。

画面も6Xの1.4インチ (280 * 280ピクセル)から変更はありませんが7シリーズからタッチパネル対応となりました。
スマホのようなピンチイン・ピンチアウト操作は出来ませんが、地図確認時にズームボタンをタッチしての拡大やスワイプ操作での画面移動などがかなり簡単に出来るようになりました。
タッチパネルのロックも直ぐに出来るので山行中の誤操作防止も簡単に出来ます。

内蔵光学心拍計も最新バージョンとなっています。(センサー数 4 → 6)
実感として6Xより更に心拍変動に対して反応が良くなった印象があります。

GNSS機能も更にバージョンアップし、GPS・QZSS・GLONASS・GALILEOの全衛星同時受信に対応しました。(6X迄はGLONASS or GALILEOのどちらかの選択だった)
それと個人的に一番期待していた通常のL1信号に加えてL5信号のマルチバンド受信にも対応を果たしました。
まだ一回の山行で季節も夏と冬で違い、しかも前々モデルの5Xとの比較となってしまいますが、ログのトラックがかなり忠実且つ滑らかでポイントが飛んだりする事も全く無くかなり好印象を受けました。
マルチバンド受信モードは稼働時間が一番短くなりますが、武甲山でのテスト山行では記録方式をさらに毎秒記録モードに変更しています。
この状態で山行後のバッテリー残量は99→79%でした。
測位中断は山頂での昼食・休憩時の約35分程です。他はタイマー一時停止のみとしていたのでバッテリー使用率6.6時間/20%。このモードの侭でも30時間程度は使用出来そうな感じでほぼカタログスペック通りの数値となりました。一泊程度の山行なら余裕で行けるのではないかと思います。

風防もソーラー発電対応のゴリラガラスからサファイアガラスへとバージョンアップしほぼ傷が付く心配が無くなりました。(これで保護フィルムを貼る必要も無くなりました)
ソーラーパネルも面積が増えモードにもよりますが6X比で最大2倍の稼働時間延長が可能となりました。

※ヤマケイオンラインの登山記録をつける時は、GARMIN Connectの記録からGPX形式にエクスポートしたファイルをアップロードする必要があります。

使用した登山

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