商品レビュー
【お気に入りの点】
JetBoilお家芸である湯沸かしがとても早い(500mL 約2分程度)事に加え、クッカーの背を低くするかわりに口径を広げる事により調理がとてもし易くなっています。(同メーカーのMicroMo比で約2cm広い)
それと、この機種のみハンドルが折りたたみ式のハンドルタイプとなっており、調理後の食器としても使い易くなっています。パッと見、保温用のネオプレンコジーが外せ無いように見えてしまいますが、ハンドル部も含め簡単に取り外し可能でコジーも洗濯出来るのでご心配無く。
オールインワン型でクッカー内部に100サイズのOD缶とバーナーヘッドが全て収まり、コンパクト。(但しMicroMoとは違い付属のゴトクは一緒に収納不可な点は注意)
【もう一つの点】
OD缶とバーナーヘッドは横倒しにてクッカー内に収納しますが、口径の兼ね合いでOD缶のキャップは外す必要が有ります。
取説にも「付属の収納袋にOD缶とバーナーを入れ、クッカー内に…」と書いてあるのですが、付属の袋が微妙なサイズで少々使いにくいです。
収納袋を使わずにダイレクトで収める事も出来るのですが、内部でガチャガチャ動くのが気になったので、僕はモンベルのスタッフバッグ 1.5L (#1123661)に缶とバーナー入れています。スタッフバッグの口径が約10cnでOD缶のサイズにピッタリでスタッフバッグの余り分を織り込めばクッカー内で動くこともありません。(写真3枚目参照)
クッカー蓋の素材の関係か、調理後の臭いが付きやすい点が気になりました。蓋だけを煮沸してみましたが全く取れなかったので、コンパクトサイズの消臭剤(強力消臭 怪力くん)を一緒に収納して対応しました。
それと僕が購入した個体だけかもしれませんが、はじめイグナイターでの点火がなかなか出来無く、やむなくライターで強制点火させる必要があるほどでした…
どうやらイグナイター先端部とバーナーヘッド間の距離が広かったのが原因だったようで、下山後にペンチにて3mmくらいに調整したところ問題無く点火出来るようになりました。
【使用時のエピソード】
2022年4月の荒船山登山でお会いしたご夫婦の山ご飯がとても面白そうで興味が湧いた事と、後々テント泊登山でも自炊が必要となる事からネットや雑誌等で色々調べてみた結果、これがオールインワンタイプのバーナーで調理もし易いとの事で、ちょうどポイントやクーポンが有った事も有り楽天市場にて購入を即決しました。
まだ、三頭山でのビーフシチューでしか使っては居ませんが、所有しているMicroMoよりも調理はし易いのかなと感じました。
山行スタイルによって使い分けて行きたいと思います。
因みにGRANITE GEARのAIR BAG #3 (5L)だと本体がピッタリ収まります。ご参考迄。
※高橋庄太郎さんの「山MONO語り」にて詳細なレビューがされていて、とても参考になりました。
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=289