「山の人×科学者がめざすネイチャーポジティブへの取組み 第2回シンポジウム環境DNA山岳域モニタリング報告会」が11月5日(日)に開催

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11月5日(日)、宮城県加美郡加美町の中新田交流センターで、「山の人×科学者がめざすネイチャーポジティブへの取組み 第2回シンポジウム環境DNA山岳域モニタリング報告会」が開催される。

本イベントは、特定非営利活動法人「FIRST ASCENT JAPAN.」が主催する山の未来を考えるシンポジウム。自然環境や生命学を専門とする大学教授らが、山に関する研究について講演する。

第2部では、2023年4月~6月に実施された環境DNA山岳域モニタリングの報告会も行なわれる。今までは捕獲しなければわからなかった⽔中の⽣き物だが、⽔に含まれる⽣物のDNAを解析することで、その⽔域に⽣息する⽣物種を推定できるようになった。そのデータを⾃然環境や⽣態系保全の課題解決に役立てようというプロジェクトで、ボランティアの協力のもと、山岳域の川や湖など、全国95地点でモニタリングが行なわれた。

リアル会場のほか、Zoom配信もあるので全国から参加が可能。会場とオンラインでの参加、いずれも事前申し込みが必要だ。

イベント概要

名称:山の人×科学者でめざすネイチャーポジティブへの取組み 第2回シンポジウム環境DNAモニタリング報告会
日程:2023年11月5日(日)
時間:10時~16時
会場:中新田交流センター(宮城県加美郡加美町下新田松木3) Goole MAP
参加費:無料
申込みフォーム:https://forms.gle/jAtk1ShedtPFJJjF6
応募締め切り:会場参加 10月25日(水)、オンライン参加 10月31日(火)
主催:特定非営利活動法人 FIRST ASCENT JAPAN. 、宮城県山岳連盟
後援:宮城県加美町、日本山岳・スポーツクライミング協会、全国山の日協議会
関連リンク:https://fb.me/e/35zLZ1NwY

プログラム

OPENING[10時~10時30分]
午前の部[10時30分~12時]:
「山岳のモニタリングの意義と大雪山の事例」
北海道大学大学院地球環境科学研究院 工藤岳准教授
「写真が語る山岳植生の変化」
東邦大学理学部生物学科 下野綾子准教授
「身近な自然を豊かに〜引き算の自然再生〜」
筑波大学山岳科学センター 田中健太 准教授

午後の部[13時~15時]:
「それぞれの山にはそれぞれの価値:遺伝的地域性を守るための研究」
東北大学大学院農学研究科 陶山佳久教授
「山の人による環境DNA調査:上高地梓川の結果から見えること」
京都大学大学院情報学研究科 土居秀幸教授
「山の人×ANEMONE2023:山岳域での環境DNA調査から見えてくるもの」
東北大学大学院生命科学研究科 近藤倫生教授
CLOSING[15時~16時]

お問い合わせ

特定非営利活動法人 FIRST ASCENT JAPAN.
go.up.miyagi@gmail.com
0229-25-4544

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