北岳 | 南アルプス市 北岳山荘

すっかり初冬の様相。台風通過後は雪の予想です。今紅葉は広河原あたりがそろそろ見頃。11/4泊まで営業。

10/3の積雪状況.jpg(2013.10.30 南アルプス市 北岳山荘 )
10/3の積雪状況.jpg(2013.10.30 南アルプス市 北岳山荘 )
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天気・気温

10/25(金) 06:00の天候は雨、気温+4℃。09:00の天候は暴風雨、+6℃。15:00の天候は曇り、+8℃。
甲府市の天気予報
明日
30℃
14℃
明後日
曇時々晴
23℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月4日 18:00発表
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
29℃
11℃
明後日
21℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月4日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

10/17朝の北岳。前日の夕方から雪が降りました。冬の到来です。
積雪となりましたが、現在は全て消えています。
現在台風27号の影響で暴風雨ですが、台風通過後の雨は全て雪になる見込みです。

紅葉のピークは現在、標高1700m付近。そろそろ広河原が紅葉の季節です。
日の出、日没の時間(目安)。日の出05:55頃、日没17:05頃。

登山道の状況

登山道全域において、特に問題ありません。

・広河原~白根御池小屋・・・若干倒木あり。
・両俣小屋~仙丈ヶ岳・・・若干倒木あり。
・北岳山頂~両俣小屋・・・稜線上は問題なし。
・中白根沢の頭からの下りは足元悪し。
・左俣大滝~両俣小屋間は渡渉箇所が多く、台風18号通過後、さらに道が荒れていますので、通行を避けて下さい。要熊鈴。初めての方、慣れていない方は、通行を避けてください。

・「熊の目撃情報」
北岳~間ノ岳の稜線、大樺沢二俣付近、北沢峠付近など、登山道の多くの場所で熊が出没しています。熊鈴などの対策をお願い致します。

●林道の状況
10/25夕方より通行止め。※雨がやみ、安全が確認されるまで。

●その他登山道の情報は、広河原インフォメーションセンター(電話090-2673-2406)、あるいは各山小屋にお問い合わせください

【問い合わせ先】
・南アルプス山岳交通適正化協議会(事務局 山梨県観光部観光資源課) 電話055-223-1576 http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html
山梨県中北林務環境事務所治山林道課 0551-23-3864 http://www.pref.yamanashi.jp/chisan/index.html
山梨交通 http://yamanashikotsu.co.jp/

登山装備

軽アイゼンや防寒具、ルートファインディングの準備等を十分に登山されてください。

注意点

【山荘には早めの到着を!!】
日没時間も早くなり、雪が降ることもある時期になってきています。登山計画を立てる際には十分ご注意下さい。

●各山小屋の運営状況
北岳山荘 11/4宿泊まで
北岳診療所 開設終了
肩の小屋 11/3宿泊まで
農鳥小屋 11月の開設は要確認
大門沢小屋 営業終了
熊の平小屋 営業終了
塩見小屋 営業終了
両俣小屋 10/30宿泊まで
白根御池小屋 11/4宿泊まで
広河原山荘 11/4宿泊まで

●各種連絡先
【公共交通機関】
甲府・市営芦安駐車場~広河原
広河原~奈良田(早川町)~身延町
山梨交通(バス)055-223-0821
山梨県タクシー協会 055-262-1212
広河原~北沢峠  南アルプス市企業局 055-282-2016
戸台  ~北沢峠  伊那市役所 南アルプス林道管理室 0265-98-2821

【登山道状況等問い合わせ先】  
国立広河原インフォメーションセンター 090-2673-2406
南アルプス市広河原山荘 090-2677-0828
南アルプス市白根御池小屋 090-3201-7683
北岳肩の小屋 090-4606-0068 または055-288-2421
南アルプス市山梨県北岳山荘 090-4529-4947
南アルプス市両俣小屋 北岳山荘と同じ(20人以上は事前予約) または055-288-2146
南アルプス芦安山岳館 055-288-2125
南アルプス市観光商工課 055-282-6294

お知らせ

●11/4の宿泊まで。11/5からは2階冬期小屋を開放します。

・北岳山荘は定員150名です。
・9人以下のパーティーは予約不要です。(北岳山荘直通電話 090-4529-4947)
・概ね10人以上の団体様については、1~2日前にご連絡頂けると助かります。(北岳山荘直通電話 090-4529-4947)
※夜8時過ぎの電話は緊急用として開設していますので、予約等のご連絡は控えていただくようお願いいたします。
・今週末の予想宿泊人数
10/26(土) 20人
10/27(日) 10人

●スタッフ一同、お待ちしております。

南アルプス市 北岳山荘周辺の過去の様子

  • 大樺沢上部は凍結しています
  • 北岳山荘付近のライチョウ
  • 北岳山荘から見る朝焼け
  • 北岳の様子
  • 中白根方面の様子
  • ライチョウの親子(中白根山付近)
  • 北岳周辺の稜線の様子
  • トラバース道落石跡、通行時はご注意ください
  • ウラシマツツジ
  • ヒメセンブリの花
  • アオノツガザクラ
  • ミネウスユキソウ

南アルプス市 北岳山荘

現地連絡先:
090-4529-4947
電話番号:
055-282-6294
連絡先住所:
山梨県南アルプス市小笠原376 南アルプス市役所 観光商工課

地図で見る

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

北岳 標高 3,193m

 日本で富士山に次いで高い山は白峰の北岳である。白峰は通称白峰三山と称し、3000mを抜く山5座が、南アルプスの北部に連なっている。すなわち北岳(3192m)、中白峰(3055m)、間ノ岳(3189m)、西農鳥岳(3050m)、農鳥岳(3026m)である。  この連山の最北にある故、北岳。当を得た山名である。古くは『平家物語』に「手越を過ぎて行きければ、北に遠ざかりて、雪白き山あり。問へば甲斐の白根と云ふ」と出ているが、果たして東海道筋から見えたであろうか。時代は下がり、『甲斐国志』(文化11年―1814年編)によれば「白峰、此山本州第一ノ高山ニシテ西方ノ鎮タリ。国風ニ詠スル所ノ、甲斐ヶ根コレニシテ(中略)南北ニ連ナリテ三峰アリ。其北方最モ高キモノヲ指シテ、今専ラ白峰ト稱ス」と記している。  同書によれば、「山上ニ日ノ神ヲ祀ル。其像黄金ヲ以テ鋳ル。長七寸許、容ルニ銅室ヲ以テス。高貳尺貳寸廣方八寸、其四隅ニ鈴ヲ掛ク、風吹ケハ声アリ」と大日如来を祭ってあることを載せている。明治41年7月、この頂に立った小島烏水は「奉納大日如来寛政七年乙卯六月(1794年)」と彫られた小鉄板のあったことを記録している。となれば『甲斐国志』の記事も本当かも知れない。  明治4年、地元、芦安村の行者、名取直江が里宮、中宮、奥宮を造営して開山したという。  登山者として最初にこの頂を踏んだのはウエストンで、明治35年8月23日のことであった。積雪期の初登頂は大正14年3月22日、京都三高山岳部のメンバーで、西堀栄三郎、桑原武夫、多田政忠、四手井綱彦の4人。野呂川両俣から右俣に入り、間ノ岳を経て頂上に立った。次いで3月28日、山梨の平賀文男が広河原から第2登を飾った。  最近は交通の便がよくなり、おそらく南アルプスの山の中で、一番人気のある山ではないだろうか。登山基地の広河原まで車で入れば、1泊2日でゆっくりと往復でき、雪渓あり、お花畑あり、しかも展望絶佳ときている。  展望は南、眼前にどっかと腰をすえた間ノ岳、これに重なり合うは、塩見岳や悪沢岳。南東の櫛形山の上に富士山、東側には鳳凰三山の上に奥秩父。その左には八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。遠く白馬三山から槍・穂高、その左にずんぐりと仙丈ヶ岳、御岳山、中央アルプスが堪能できる。  登山コースは広河原から大樺沢二俣、小太郎尾根経由で6時間、同じく二俣から八本歯のコル経由で5時間強の登りで登頂可能。

山梨県 静岡県 / 赤石山脈北部

間ノ岳 標高 3,190m

 白峰三山の真ん中に位置するので間ノ岳とは、当を得た山名である。日本第3位の高峰であるにもかかわらず、極めて地味な山だが、赤石岳、仙丈ヶ岳とともに、大きな山容を見せている。山頂は広くて、通称、間ノ岳のドームといわれるほどで、悪天のとき、方向を間違えることさえある。  一般的に、この山だけを単独に登るということはあまりない。白峰三山縦走時、あるいは仙塩尾根を経て塩見岳へと抜ける際など登頂する。  この山頂からの展望は、北岳のそれと大差がない。しかし、南側から眺めた鋭角の北岳は、さすが南アルプスの王者の風格をもって昂然として迫ってくる。  間ノ岳は『甲斐国志』にその名が載っている。登山者としては、明治14年(1881)8月18日に、アーネスト・サトウが農鳥岳経由で登頂している(出典「日本旅行日記Ⅰ」東洋文庫)。積雪期では京都三高山岳部の西堀栄三郎ら4名が、大正14年3月22日、野呂川右俣をつめて頂上に出た。北岳に登頂の途次の通過であった。  この山を踏むためのベースとなるのは、北岳のコルにある北岳山荘で、ここから中白峰を経て2時間ほどで登頂できる。 ※2014年3月までは、日本第4位の標高の山とされていたが、測量方法の変更や地殻変動などにより1m高くなることが国土地理院より発表され、2014年4月1日より奥穂高岳と並んで日本第3位の標高の山となった(2014.04.01追記)。

ユーザーの登山記録から