今年は例年と比べ積雪が少な目です。入山は雪山装備で。今年から入山届けと雪崩ビーコンが必携となりました。
天気・気温
山と周辺の状況
今年は例年と比べて、全体的に積雪が少ないです。
気温は平年並みですが、晴れると暑く感じますし、まだ気温が下ることもあり、アイスバーンになります。気温の変動が大きい時期です。
立山黒部アルペンルートは、4/16全線開通しました。
登山道の状況
●立山一帯では、登山者及びスキーヤーは、入山届の提出と雪崩ビーコンの携帯が必要となりました。詳細はこちら。http://toyamaken-sotaikyo.jp
・室堂ターミナル~室堂山荘の間にはガイドポールがたってますので目印にしてください。視界が悪くなると自分の居場所がわからなくなります。
・雄山へは、所々アイスバーンになっています。滑落に注意してください。アイゼンとピッケルが必要です。
・スキーの方へ
ホワイトアウトのとき段差や斜度変化に注意してください。
室堂山や浄土山は気軽に行けますが、頂上が広く平なのでガスに巻かれると慣れた人でも迷ってしまいます。コンパスを持ってください。新雪が降ったら雪崩れるかもしれません。
室堂より標高の低い所への滑走(雄山谷、立山川、黒部ダム方面など)は、積雪が例年より少ないため、いつもより早く融雪するかもません。川が出たり、割れたりが早まるため注意が必要です。室堂に雪があるからと安心しないように。
・環境省より、室堂平の積雪期利用ルールについてお知らせがあります。 http://chubu.env.go.jp/nagano/to_2013/data/0412aa.pdf
・今年もガスが強いため地獄谷遊歩道は通年通行止めになりました。
・「雪の大谷ウォーク」は6/10まで開催します。
登山装備
本格的な冬山装備が必要です。
登山者及びスキーヤーは、入山届の提出と雪崩ビーコンの携帯が必要です。
稜線を歩かれる方は10本爪以上のアイゼン、ピッケルが必要です。
晴れた日は紫外線が強いのでサングラスが必要です。
吹雪の日は凍傷防止に目出し帽やゴーグルが必要です。
散策程度の方も丈の長い靴があったほうが良いです。
注意点
降雪があった時には、雪崩れを想定して慎重に行動しましょう。
周辺の山小屋を利用する場合には、事前に営業日を確認しましょう。
春期(積雪期)に立山室堂平及びその周辺を訪れる皆様へ(「室堂平の積雪期(春期)利用ルール」について) http://chubu.env.go.jp/nagano/to_2014/0416a.html
立山黒部アルペンルートの時刻表はこちら http://www.alpen-route.com/access/timetable/index.html
※4月19日(土)から4月21日(月)の期間、立山駅ではかなりの混雑が予想されます。
室堂「雪の大谷ウォーク」4月16日~6月22日(予定)
詳細は http://www.alpen-route.com/_event/event-000676.html
http://www.alpen-route.com/news/H26/21Snowwall.pdf
お知らせ
4/16から営業開始しました。今年は11/23(土)まで営業予定です。予約受付中。日帰り入浴700円。
予約は、立山室堂山荘(076-463-1228)又はFAX(076-463-1202)
または http://www.murodou.co.jp/yoyaku_form.htm
インターネットでの空室確認はこちら http://www.murodou.co.jp/KUUSITU.htm
当山荘のHPで室堂ターミナル側のライブ配信を行っていますので参考にしてください。
http://www.murodou.co.jp/pro1w/licam.jpg
昨年の今頃の様子は?
融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11
融雪進むも登山にはアイゼンやピッケルの用意を。サングラスは観光でも必要。植生保護に留意2023.06.01
雪解けが進んでいますが、天候崩れればまだ冬に逆戻。登山装備は油断禁物(サングラス必須)です2023.06.07
稜線の雪は融雪しハクサンイチゲなど咲き始めましたが、山腹には残雪が多くアイゼン推奨です2023.06.14
立山室堂山荘周辺の過去の様子
立山室堂山荘
- 現地連絡先:
- 076-463-1228
- 電話番号:
- 076-463-1228
- 連絡先住所:
- 〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂