朝の気温10℃以下となり秋の花へと移行し始めています。室堂~雄山は渋滞のため時間が掛かります。余裕を持って。
天気・気温
山と周辺の状況
台風が過ぎ去り、室堂には秋の風が吹き始めています。8/13朝には気温は10℃を下回っりました。
今夏は全体的に天候不順。お盆期間中も雨の日が多い模様です。
夏を彩るお花畑は秋の花に移行し始めています。
チングルマ
チングルマ
、
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
などの大群落は徐々に花を落としているが、
ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ
、コイワガガミ、
ミヤマリンドウ
ミヤマリンドウ
などは息が長くまだまだ見頃です。
稜線では、イワツメクサ、イワギキョウなどが、まだまだ元気に咲いています。
登山道の状況
コースタイム以上に時間がかかる事も考えられますので行程には余裕を持ちましょう。
台風の影響は無ありません。
●立山(室堂~一ノ越~雄山)方面
・室堂~雄山間 ハイシーズンに入り、時間帯によっては、小学校団体も含めかなり渋滞が起きている時があります。
・一ノ越から上は浮石多くすれ違いも大変なので慎重に。
●室堂周辺雪渓が残っている箇所は
・室堂から一ノ越にかけて。アイゼンはいらないが、スリップに注意。
特に雪渓の切れ目はつるつるの氷になっていることが多く滑りやすい。
一ノ越から室堂に下るときに転んでけがをすることが多いので慎重に。
※いずれにしても注意していれば雪渓はそれほど危なくないが油断していると思わぬ事故やけがにつながるので気を付けて下さい。
●五色が原方面 鬼岳東面のトラバースもまだ雪渓があります。
●東一ノ越やタンボ平 静かでよいが道がそれほど整備されてなく、あるきずらいです。
心配な方は登山道情報を事前に確認してください。
登山装備
3000m級夏山登山装備が必要。
・朝晩は10℃を下回るようになってきています。防寒対策必要。(フリース、ダウン)は必須です。
・朝は晴れていても午後は夕立の可能性もあります。きちんとした登山装備を準備しましょう。
・雪に不慣れで雪渓が心配な方は、軽アイゼンを携行すると良いです。
・紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは必須。
注意点
装備も重要だが体力はもちろん歩きの技術、コンディションを見極める判断力など総合的な技量が求められる。
慎重な計画と行動を。
秋の雨は冷たく、低体温症を引きを超す可能性があります。体を濡らさない工夫をしましょう。
●立山黒部アルペンルートの混雑
アルペンルートもかなりの込み具合です。思いのほか時間がかかるので登山と同様交通機関でも時間に余裕を持った計画をお願いします。
●名所
・日本最古の山小屋「立山室堂」(室堂小屋)が開館致しました。現在は宿泊施設ではなく、文化財指定され文化財として公開されています。期間は7/1~10/10 AM9:00~PM5:00まで
・玉殿岩屋(立山開山伝説の場所)は通行可能となりました
●立山室堂のライブカメラはこちら
http://www.murodou.co.jp/kozan/live.htm
お知らせ
室堂山荘は予約受付中。日帰り入浴700円。
予約は、立山室堂山荘(076-463-1228)又はFAX(076-463-1202)
または http://www.murodou.co.jp/yoyaku_form.htm
インターネットでの空室確認はこちら http://www.murodou.co.jp/KUUSITU.htm
昨年の今頃の様子は?
融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11
融雪進むも登山にはアイゼンやピッケルの用意を。サングラスは観光でも必要。植生保護に留意2023.06.01
雪解けが進んでいますが、天候崩れればまだ冬に逆戻。登山装備は油断禁物(サングラス必須)です2023.06.07
稜線の雪は融雪しハクサンイチゲなど咲き始めましたが、山腹には残雪が多くアイゼン推奨です2023.06.14
立山室堂山荘周辺の過去の様子
立山室堂山荘
- 現地連絡先:
- 076-463-1228
- 電話番号:
- 076-463-1228
- 連絡先住所:
- 〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂