コロンビアの「セカンドヒルジャケット」を好日山荘おとな女子登山部なっちゃんがフィールドテスト! 2.75層の快適さとは?
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コロンビアスポーツウェアジャパン(以下コロンビア)がラインナップする、2021年春夏シーズンモデル。なかでも注目したいのが、登山ビギナー向けの「セカンドヒルジャケット」と、3000m級の登山に対応する「マウンテンズアーコーリングⅡジャケット」。好日山荘の女性スタッフで構成される部活動「おとな女子登山部」で活躍する、なっちゃんが筑波山に登りながら、その着心地をフィールドテストしました。
構成・文=小野泰子、写真=菅原孝司
協力=コロンビアスポーツウェアジャパン
やってきたのは日本百名山の筑波山。低山ながら登りごたえは抜群
小野:おはようございます。今日はなっちゃんの裏山的存在という筑波山を案内してくれるんですよね。
なっちゃん:はい。この山は女体山(にょたいさん)と男体山(なんたいさん)からなる双耳峰でして、アクセスもしやすく、多彩なコースがあるので何度となく登っています。おとな女子登山部は好日山荘の女性スタッフたちで山の楽しさを伝える活動をしているのですが、そこで主催した登山ツアーでも訪れています。
小野:これから歩くのはどんなコースですか?
なっちゃん:まず筑波山神社に参拝して、白雲橋(しらくもばし)コースから877mの女体山山頂を目指しましょう。所要は1時間20分ほど。スギやモミ、アカガシなどの大木の間を登山道が延びていて、気持ちがいいですよ。さぁ、出発しましょう。
ビーズプリント加工が快適さのカギを握る「セカンドヒルジャケット」
小野:今、なっちゃんが着ているのは、セカンドヒルジャケットですね。
なっちゃん:落ち着いたトーンのピンク、ベージュ、ブルーをあしらったカラーブロックデザインがかわいいです。はおるだけで気分が上がりますね。疲れていても足取りが軽くなりそう(笑)。全身のコーディネートのコツは、このカラーリングを生かすために、パンツや帽子、バックパックの色味を抑えることでしょうか。
小野:2.75層という新素材が話題になっていますね。
なっちゃん:好日山荘の各店舗でも取り扱いが始まり、スタッフの注目ポイントになっています。
小野:一体どういった素材なんでしょうか。
なっちゃん:コロンビアでは独自の防水透湿機能「オムニテック」を備えたジャケットを展開してきていますが、これまでの2.5層の生地と3層の生地の長所を融合させたのが、2.75層なんですね。2.5層の軽量性と、3層の汗をかいたときの肌離れのよさを併せ持っているんです。
小野:ほぉ。実際に肌面を見ると、小さなビーズのような立体プリントになっていますね。
なっちゃん:表生地の肌面に防水膜(2層目)、保護膜(2.5層目)を貼って、さらにこのマイクロビーズ加工(2.75層目)を施すことで肌との接地面が少なくなっています。汗をかいてもベタつきにくくなるんですね。
小野:着心地はどうですか?
なっちゃん:全体に2WAYストレッチがきいているのでつっぱらない感じです。肩や腕まわりは立体裁断のおかげでなめらかに動かせますね。
小野:ポケットの位置やサイズも使い勝手がよさそう。
なっちゃん:胸ポケットはザックのチェストベルトに干渉しない位置にあります。ファスナーがナナメになっていて、手を動かしやすいですね。
前ポケットは携帯電話を入れるのにぴったりサイズ。ここはファスナーではなく雨蓋式なので、アクセスしやすく、なおかつ雨が入ってこないのもいいですね。
休憩タイムになっちゃんの持ち物をあれこれ拝見
なっちゃん:3分の2ほど歩いて、弁慶茶屋跡にやってきました。ベンチもあることですし、ひと息入れましょう。
小野:おやっ、2つのナルゲンボトルに入っているのはなんですか?
なっちゃん:1つは好日山荘のエコプロジェクト「エコジツ」のロゴ入りなんですが、これには自家製のレモネードを入れています。飲むと元気が回復します(笑)。もう1つには柿ピーやナッツ、マーブルチョコなどをミックスした行動食を。おとな女子登山部のボトルホルダーを付けています。
小野:パッキングのコツってありますか?
なっちゃん:スタッフサックは用途ごとに色分けするとザックのなかで探しやすいですね。赤はエマージェンシーキット、ピンクはネックゲイターや手袋などの小物、緑は日焼け止めなどのスキンケア用品といった感じで。
小野:こちらのネックゲイターは耳にかける仕様なんですね。
なっちゃん:ずれ落ちるストレスがなく、山に出かける際にマスク代わりに使えます。UV加工を施した接触冷感素材なので、これからの季節に活躍しますね。好日山荘が取り扱うテクニカルデイリーウェアブランド「フォレストワードローブ」の製品です。
アップデートした「マウンテンズアーコーリングⅡジャケット」に着替え、関東平野を見渡す山頂へ
なっちゃん:このコースの後半は奇岩怪石が次々に現れますよ。岩と岩の隙間を通り抜けたりしながら、山頂へ向かいましょう。
小野:この「弁慶七戻り」と名付けられた石門はすごいですね。頭上の岩が今にも落ちてきそう。
小野:今度はもう1つのマウンテンズアーコーリングⅡジャケットの着心地を確かめていますが、どうですか?
なっちゃん:まず、3層構造のジャケットながら、軽いなと思いました。従来のモデルから防水性、透湿性、耐久性をアップデートしたうえで軽量化も実現しているんですよね。高山の稜線上で強い雨風に打たれても守ってくれそうで、心強い一着になりそうです。
小野:経年劣化が心配ですが……。
なっちゃん:一般的な防水ジャケットの寿命は3年といわれていますが、こちらは環境テストの結果、10年間の使用に相当する耐久性が証明されています。長い期間、大切に着ることができるのはうれしいですね。
小野:フードもかぶりやすそう。
なっちゃん:岩稜帯でのヘルメットの装着に対応したサイズです。細かい部分ですが、首元のドローコードが操作しやすくなっています。
サイドポケットは大きく、メッシュになっているので、ベンチレーションとしての機能も果たします。
登頂後は名物のつくばうどんで山旅を締めくくる
小野:女体山山頂にやってきました。眼下に関東平野や霞ケ浦が見渡せますね。
なっちゃん:少しもやがかっているので遠望がきかないのは残念ですが、すっきり晴れていたら富士山も眺められますよ。
なっちゃん:ケーブルカーで下山する前に、茶屋で食事をしましょう。名物のつくばうどんは、つくば茜鶏のつくねやローズポークのバラ肉、地元野菜など具沢山なんですよ。
小野: 茨城産の小麦粉で打った麺がシコシコしておいしい!
小野:2つのジャケットを試してみて、これからの登山シーズンにも連れ出したくなりましたか?
なっちゃん:日帰りハイク向きのセカンドヒルジャケットは今年も予定している尾瀬で使ってみようかな。高山で頼りになるマウンテンズアーコーリングⅡジャケットは、穂高岳縦走で着てみたいですね。
小野:2つのジャケットのそれぞれの強みを知ることで、使うシーンがイメージしやすくなりますね。今日はありがとうございました。
プロフィール
なっちゃん(好日山荘おとな女子登山部)
埼玉県生まれ。学生時代にいわゆる「山ガールブーム」をきっかけに山登りを始める。好日山荘に入社してからは、アルプスのテント泊・雪山登山とどっぷり山浸りに。最近はハードな山行よりも、ゆったり楽しめる山登りにシフトチェンジ中。山登り+下山後の観光のちょい旅がマイブーム。好きな山域は尾瀬。
⇒おとな女子登山部メンバーはこちら
好日山荘おとな女子登山部 リレー連載
登山用品専門店の好日山荘で、2013年より女性スタッフ有志により立ち上がった「おとな女子登山部」。 「自分たちが山を真剣に楽しみ、次の山に挑戦すること」「お客様にもっと山を好きになってもらうこと」を目標に、ブログでの発信や登山イベントなどを行っている。 その活動の様子と女子目線での登山感を伝えていく。