モンベル「ダイナアクションパーカ」｜生地のハイブリッド化で軽量化と運動性能を極めたアルパインジャケット

雑誌『山と溪谷』の巻頭記事「YAMAKEI HEADLINE」では、毎号、旬な登山装備をピックアップ。
2022年10月号ではモンベルの「ダイナアクションパーカ」を紹介。リニューアルした今モデルは、軽量化に加え運動性能や快適性がアップし、幅広い山行に対応する。雪山入門者の初めての一着にも。

写真＝小山幸彦、文＝佐藤慶典

モンベルの軽量アルパインジャケット「ダイナアクションパーカ」がリニューアル。

今モデルでは、ウェアの各所に配置された防水透湿素材の種類を刷新し、軽量化に加え、運動性能や快適性がアップした。身頃や袖には、GORE Cニット バッカー テクノロジーを搭載するGORE-TEXファブリクスを採用。耐久性、伸縮性に優れ、動きやすく、裏地の風合いのよさから、しなやかな着心地を実現。一方、フードや脇には、GOREパックライトプラス プロダクト テクノロジーを搭載し、卓越した透湿性、軽量性を備える。また、裾を従来モデルより2cm伸ばすなど、使いやすさも向上している。

ウインドスカートやピットジップ、高めの襟、ゴーグルの曇りを抑えるエアレーション機構など、雪山用ジャケットとして必要充分な性能も有す。

冬季登山やアイスクライミング、スノーシューハイクといった積雪期の利用はもとより、軽量・コンパクトなので晩秋や残雪期の山行まで幅広く対応する。雪山入門者の初めての一着に。また、ハードシェルの軽量化を図りたい登山者におすすめだ。