息もできないほどの風雨。決死の脱出行の行方は・・・『41人の嵐』③
1982年の台風10号に襲われた南アルプス・野呂川源流の両俣小屋。小屋番と、登山者たちの決死の脱出行をまとめた『ヤマケイ文庫 41人の嵐 台風10号と両俣小屋全登山者生還の一記録』から、山小屋を出て嵐の中を避難する一行の様子を抜粋して紹介する。
桂木 優
41人の嵐 台風10号と両俣小屋全登山者生還の一記録
1982年8月1日、南アルプスの両俣小屋を襲った台風10号。この日、山小屋には41人の登山者がいた。濁流が押し寄せる山小屋から急斜面を這い登り、風雨の中で一夜を過ごしたものの、一行にはさらなる試練が襲いかかる。合宿中の大学生たちを守るため、小屋番はリーダーとして何を決断し、実行したのか。幻の名著として知られる『41人の嵐』から、決死の脱出行を紹介します。
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台風襲来、雨中のビバーク。誰か助からない者が出るかもしれない・・・『41人の嵐』②
1982年の台風10号に襲われた南アルプス・野呂川源流の両俣小屋。小屋番と、登山者たちの決死の脱出行をまとめた『ヤマケイ文庫 41人の嵐 台風10号と両俣小屋全登山者生還の一記録』から、台風の夜の様子を抜粋して紹介する。
台風襲来、濁流にのみ込まれていく山小屋、そのとき小屋番は・・・『41人の嵐』①
1982年の台風10号に襲われた南アルプス・野呂川源流の両俣小屋。小屋番と、登山者たちの決死の脱出行をまとめた『ヤマケイ文庫 41人の嵐 台風10号と両俣小屋全登山者生還の一記録』から、台風の夜の様子を抜粋して紹介する。
