行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
室堂ターミナル(09:45)・・・立山室堂(09:50)・・・一ノ越(09:55)[休憩 6分]・・・雄山神社(12:05)[休憩 30分]・・・大汝山(13:05)[休憩 5分]・・・富士ノ折立(13:40)[休憩 5分]・・・大走り分岐(14:05)・・・真砂岳(14:40)・・・南峰(15:40)・・・別山乗越(16:05)・・・剱澤小屋(16:40)
【2日目】
剱澤小屋(03:10)・・・剣山荘(03:35)・・・一服剱(04:05)・・・前剱(04:40)・・・平蔵のコル(05:40)・・・剱岳(06:15)[休憩 60分]・・・平蔵のコル(07:40)・・・前剱(08:20)・・・一服剱(09:10)[休憩 15分]・・・剣山荘(09:45)[休憩 20分]・・・剱澤小屋(10:55)[休憩 165分]・・・別山乗越(14:15)[休憩 5分]・・・雷鳥平(15:40)
【3日目】
雷鳥平(08:05)・・・エンマ台(08:55)・・・ミクリガ池(09:07)・・・室堂ターミナル(09:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
9月9日~11日の2泊3日で、憧れの立山三山と剱岳を制覇してきました。
同じ北アルプスとはいえ、穂高、槍とは一味違う、景色とスケールの大きさに感動しました。
9月9日
扇沢駐車場に5時到着、無料駐車上上部はほぼいっぱいでしたが、なんとか駐車場確保し、30分仮眠、6時に並び始め、7時30分始発のトローリーバス乗車、以後ケーブルカー、ロープウェイ、トローリーと乗換え、室堂着に9時に到着しました。
登山届を出してこれから、立山三山を目指します。雄山山頂は人がいっぱいでしたが、山頂からの景色は最高!神社での参拝は身が引き締まりました。
次に大汝山、一気に人が減り、下方に黒部ダムも見えました。
さらに富士の折立、ここは10分ほど岩山を登ります。三山登頂後尾根づたいに下山しますが、真砂岳、別山の登り返しはきつかったです。(別山は登頂せず巻道を使いました。)その後剱沢キャンプ場へ一気に下り。設営、水は、沢の水がそのままでっぱなしのものと、塩素消毒をしたものが使えます。消毒済みはそのまま飲めます。
テンバは傾斜地ですが、ほぼフラットでした、正面に剱岳が見え最高のロケーションです。午後7時には就寝しました。
9月10日
早朝3時10分テン場出発、3時30分に剱山荘に着くころは、既に第1陣、2陣と小屋を出発した後でした。ヘッドランプで前方を照らしながら、一服剱、前剱、と何度も登り返しました。明るくなっていよいよカニの立て這いです、ここはさすがにスリルがあります、当然ですが手を放したらアウトなのでしっかり三点確保(ところどころ片手は鎖をにぎりながら)で登り切ります。難所はこの一か所でした。山頂はあいにくガスで覆われ時々山並みが顔を出す状況でした。約1時間ほどで、折り返します。カニの横這いは、最初の一歩でしっかり足場を確保すれば後は問題なし。復路の登り返しは結構きつくテント場に戻るころには足がふらふらでした。残念なことに?下山後剱岳山頂は快晴、双眼鏡で除くと、僕が天気回復を待ってずっと立っていた位置に人が立っているのが見えました。~残念。
テントで少し仮眠し撤収、登り返すこと約1時間で剱御前小舎、そこから一気に下り雷鳥沢キャンプ場へ、ここはフラットで広く、正面には立山連峰が見え最高のロケーションでした。ここの水も消毒していますが、沸かして飲むよう言われました。設営し一服してから、10分ほど山を登り雷鳥荘へ、すぐ近くの雷鳥ヒュッテでも日帰り入浴をやっていました。雷鳥荘のお風呂はガラス越しに地獄谷が見えるすばらしい温泉でした。テン泊で温泉って最高です。戻って夕食、そして8時には就寝しました。
9月10日
ゆっくり目の朝食をとり、テントを撤収、室堂駅へ向かいました。帰りは比較的すいており、座って扇沢まで戻れました。
まとめ
今回無理をすれば1泊2日でも帰れましたが、個人的には雷鳥沢のテント場はロケーション最高なので、泊まって正解でした。(温泉も入れたし)、室堂は、観光客が多いのですが、山に登らなくてもこの雄大な景色は一生に一度は見ておきたい素晴らしい景色でした。
室堂からのアクセスは、長野側の扇沢から往復で9050円と割高ではありますが、アルプスの真下を通るトローリ-は乗る価値あり、感動します。
立山は
人は多いのですが、山頂で祈祷していただき身が引き締まりました。
大汝山、富士の折立とグーッと人が減り、登山者だけの世界になり、このギャップも立山の魅力ですね。
剱岳は
起伏が多く、距離があるので、体力は必要だなと痛感しました。又、カニのたてばいは、三点確保でゆっくり慎重にと登れば大丈夫ですが、緊張感はありました。
僕なんかより年上の50代より上の方、多かったです。(僕なんか帰りばてちゃって、道を譲ってばかりでした。)ただ、剣小屋以降、山小屋(トイレ)がないので悪天候や体調に不安がある時は登るのは困難だと感じました。でも苦労して登った時の気分は最高です。
フォトギャラリー:68枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト |
健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール | ストーブ | 燃料 | カップ |