行程・コース
天候
晴れ後曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路)JR御殿場線 下曽我833、
復路)小田急線 秦野1510
この登山記録の行程
下曽我0843…別所梅園(1030迄)…六本松跡1057…不動山1123…いこいの村あしがら1212…了全塚1243…篠窪1300…頭高山分岐1326…栃窪1357…震生湖1422…白幡神社1450…秦野1505、
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は曽我別所梅林の梅まつりを2年ぶりに訪ねました。その足で曽我丘陵に登って一路北西を目指すコースです。途中、大井町で東名高速道路を陸橋で越え、表丹沢の隠れた展望地、篠窪へ。その後、渋沢丘陵に入って秦野の震生湖とつなぎ、ゴールは小田急線秦野駅です。高度は少ないものの、距離のあるハイクとなりました。
朝、JR御殿場線下曽我駅を下車すると、箱根外輪山越しに富士山がとてもきれいに見えて、思わず駅プラットフォームの端まで行って写真撮影。南に相模湾が近く日当たりの良いこの地は、静かで落ち着いた雰囲気もあって好きです。
2022年の曽我別所梅まつり(https://soganosato.com/index.html)は、梅の開花が遅れており期間延長となりました。会期は3月6日(日)までです。今年は全国的にも積雪量が多く、寒い冬だったのかもしれないです。2/23時点で、実際、梅の開花は5分咲き程度といった印象です。しだれ梅などまだ蕾が膨らんだ程度の樹木も多かったです。寒気が抜けて気温の上昇する今週末2/26以降が見頃となるのではないでしょうか。
会場の様子ですが、来場者はそこそこあり賑わっています。今年は酒類の販売はありませんが、梅干しなどの売店の他、梅ごはん、つきたて餅、搾りたてみかんジュース、焼き芋、ジェラートなど、飲食販売があります。別所梅林は梅の実の生産農地ですが、会期中は自由に梅畑に入ることができ、みなさんお気に入りの場所でお弁当など広げていました。
さて梅の香を楽しんだ後は、大山道を通って一気に曽我丘陵の稜線に登ります。途中、二宮尊徳遺髪塚を経て、六本松峠で稜線です。曽我丘陵は、尾根伝いにハイキングコースになっていて、途中、不動山を経ることができます。行程を通して展望は少なめですが、六本松峠付近からは藤沢・江の島方面が、また西には相模湾から箱根外輪山のスカイラインと富士山がきれいに見えました。不動山は展望はありません。いこいの村あしがら近くの沿道でミツマタが開花していました。
東名高速道路を越えたところで乗馬クラブを左手に見ながら坂道を登り返します。農道に入りしばらく歩いてゆくと、やがて篠窪という谷間の小さな集落が見えてきます。近くには了全塚という、かつてこの地を治めた武将の墓が残っていて、今でも地元の有志が整備をしているようです。ここからは、その昔、畑一面に咲く菜の花とかやぶき屋根の篠窪集落越しに、表丹沢を一望できたそうですが今は面影は薄いです。篠窪集落に入ると歩いていている人はほとんど見かけず、まるで時間が止まっているかのような錯覚を感じる不思議な土地です。
再び農道を歩いてゆくと、頭高山の登山口分岐です。もうここは渋沢丘陵の端っこ。向きを北東に転向して震生湖へと向かいます。渋沢丘陵は小田急線からのアクセスがよく、秦野市街の向こうに丹沢表尾根を一望できる箇所がいくつもあって、この季節、近隣のハイカーには人気です。所どころで相模湾・江の島方面の展望も楽しめます。塔ノ岳や大山の山頂付近には先日の積雪がまだ見えて、いつもの黒っぽい表尾根とは違った光景でした。
震生湖は渋沢丘陵の北の端に位置します。関東大震災で誕生した中規模の池で、今年の干支の人、寺田寅彦の句碑が建っています。釣り堀にもなっていて、地元の方の散策コースとして季節を通じて多くのハイカーが訪れています。
震生湖を後にして、渋沢丘陵を降って秦野駅へ向かいます。以前丘陵を降る途中の畑に、菜の花が一面咲いていて感動した覚えがあります。菜の花を畑の肥やしにするのだと思いますが、今はもうそんなことせずに化学肥料を巻くのでしょうね。篠窪やこの地で写生したいとずっと思っているのですが・・・いつか復活されんことを願います。
県道の桜並木を渡るともう秦野市街。白幡神社という秦野ではわりと大きめの神社を通るので、立ち寄って参拝。ここには黄金の泉なる小さな池があります。何やら4月末から6月にかけて、日中、泉が黄金に輝くそうですよ。
フォトギャラリー:14枚
JR御殿場線 下曽我駅
曽我梅林から富士山を望む
梅の花アップ(その1
梅の花アップ(その2
梅の花アップ(その3
焼き芋
曽我丘陵から表丹沢のスカイラインを望む
ミツマタ
※大井いこいの村近くの沿道に咲いていました。
了全塚
了全塚の近くにて。
菜の花・篠窪越しに表丹沢を望む画角を、無理やり作ってみました。
震生湖
寺田寅彦の句碑「山さけて 成しける池や 水すまし」
渋沢丘陵から秦野市街越しに大山方面を望む。西から雲がかかってしまいました。
白幡神社 黄金の泉
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 行動食 | トレッキングポール | ストーブ |
燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
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