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花の坂戸山、更に六万騎山へ

坂戸山 六万騎山( 上信越)

パーティ: 2人 (ジュンパク さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

電車
その他: 坂戸山
上越線六日町駅から徒歩

六万騎山
上越線五日町駅から徒歩で行けるが、今回は、坂戸山からタクシーを利用

この登山記録の行程

六日町駅 8:45--(20分)--9:05 坂戸山登山口 9:08--(45分)--9:53 三合目一本杉(最終林道交差部)10:04--(31分)--10:35 五合目 10:35--(25分)--11:00 主水郭分岐 11:03--(2分)--11:05 桃の木平 11:18--(19分)--11:37 坂戸山山頂 11:50--(43分)--12:33 休憩ベンチ 12:33--(40分)--13:13 四合目 13:16--(21分)--13:37 登山口 13:48--(タクシー12分)--14:00 六万騎山地蔵尊登山口 14:16--(33分)--14:49 手前のピーク 14:52--(10分)--15:02 六万騎山山頂 15:10--(30分)--15:40 六万騎山水飲場登山口 15:40--(4分)--15:44 六万騎山地蔵尊登山口

コース

総距離
約4.4km
累積標高差
上り約471m
下り約462m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

快晴の下、カタクリなどの花で有名な坂戸山と六万騎山を巡る。坂戸山の場合、普通に歩けば2時間半もあれば歩けるところを、花に見とれて4時間半かけて歩く。

【坂戸山】
坂戸山(634m)は、南魚沼市の六日町市街地を見下ろす坂戸城の史跡でもあり、上田庄(現在の南魚沼地域)の軍事・政治の中心施設でもあったという(主な城主は長尾政景、上杉景勝)。そんな史跡も見ながら登る。
登山口は、駅から歩いて20分ほど。魚野川の土手添いには、満開の桜が立ち並ぶ。登山口から、登りは城坂コースを、下りは薬師尾根コースを歩く。
駐車場には除雪された雪が残っているが、登山道にもう雪はない。登山口には立派なトイレもある。
車止めから続く林道をほんの少し歩けば、もう左右にはカタクリ群生地。まだ朝早いせいか、みんな下を向いている。キクザキイチゲも同様。ミチノクエンゴサクやオトメエンゴサクもあちこちで見られる。更に進むと、エンレイソウ、ショウジョウバカマ。
やがて、花開いたカタクリやキクザキイチゲも見られるようになる。地元の方々であろうか、山菜採りをしている。林道を離れ、桜咲く道を緩やかに直登していく。ここもカタクリ群生地。
再び林道と交われば、一本杉。ベンチが一つあり、三合目の表示。一息入れたら、ここからは山頂に向かって急登していく。ショウジョウバカマやスミレがあちこちに。カタクリもどこまでも続いている。途中、しおれたようなカタクリばかりになる。ある人の言うには、前日の雪にやられたのではとのこと。もう終わりなのかな。沢には、この冬の雪が残っている。
更に登っていくと、また花咲くカタクリが見られるようになる。主水郭分岐まで上がり、右手に少し行ったところが八合目の桃の木平。ベンチに腰掛け、六日町市街を見下ろしながらお腹を満たす。
相変わらずカタクリやショウジョウバカマ、エンゴサクを見ながら杉林を登り切ると、城郭の基部に。展望がいい。更にもう一つ上の基部に上がり、最後は、最上段へ。現在、山頂に建っているのは富士権現。参拝するには引き戸を開いてから。その土手にも沢山のショウジョウバカマが咲いている。勿論、360度の大展望。
ここから十数分先の大城まで往復できるのだが、下りでまた時間を費やしそうだったので、初めての坂戸山となる今回は断念して薬師尾根コースを下る。その取付きにコースの表示があると嬉しいのだが。
最初の足下は余り良くなく、その先には急な鉄骨階段もあるが、後はよく整備された階段道が続いている。その後も振り返れば、山頂もこちらのコースからは良く見えている。上り下りする人の数も増えてきたが、このコースを3回往復するという方とは度々出会う。
それにしても、登ったコースとは植生がずいぶんと違うものだ。こちらは、イワウチワとタムシバ、マンサクが続く道。イワウチワがこれだけ群生しているのもなかなかのもの。紅いユキグニミツバツツジも初めて見る。
四合目あたりから下には、石仏が点々と置かれている。そして、桜のトンネルに入れば、その足下にはカタクリ群生地が広がる。残念ながら、もうカタクリも終わりだ。後は、坂戸薬師堂から直ぐ下の鳥坂神社に下れば、登山口となる。

【六万騎山】
坂戸山登山口から六万騎山にはタクシーで移動する。駅から近いので、タクシーにもすぐ来てもらえた。魚野川の桜並木沿いに五日町方面に向かい、登山口となる地蔵尊前へ。
こちらも坂戸山同様に居城のあったところ。山頂までカタクリロードが続くのだが、時すでに遅しで、まともに見られるのはごくわずかとなっていた。その代わりに、真っ赤なイカリソウや距が細長く目立つナガハシスミレを沢山見ることができた。桜もきれいだ。
道は良く整備されているが、登りの中間部は、直登!といった感じ。手前のピークから少し下がって登り返したところが山頂(320m)だ。時期が良ければ一面にカタクリが広がるのだが、今日は桜の花を堪能する。
小休止後、もう一つのコースを下る。こちらの方がまだ緩やか。途中、沢山のイカリソウの他、イワウチワも見ることができた。最後は、水飲場登山口に下る。

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フォトギャラリー:65枚

六日町駅の案内図越しに坂戸山と金城山を望む

魚野川沿いの桜を見ながら六日町大橋を渡る

登山口にあるトイレ

いきなりカタクリの群生地。まだお休み状態

ミチノクエンゴサク

桜とカタクリ

エンレイソウ

カタクリもお目覚め

桜も満開

カタクリと桜

キクザキイチゲ

沢山のショウジョウバカマが

カタクリロードが続く

スミレもいっぱい

沢の残雪とカタクリ

アブラチャン

八合目の桃の木平から

白いカタクリ

坂戸山山頂に到着。見えているのは八海山

大城に続く道

山頂に建つ富士権現

薬師尾根コースへ

オクチョウジザクラ

エチゴキジムシロ

鉄階段。手すりがほしい

イワウチワの群落

タムシバ

金城山

ユキグニミツバツツジ

マンサク

ショウジョウバカマ

イワウチワ。この辺りのは葉が赤い

イワナシ

山頂見上げる

シュンラン

石仏が転々

桜とカタクリ

坂戸薬師堂

鳥坂神社

ここからは六万騎山。地蔵尊

ナガハシスミレ

真っ赤なイカリソウ

カタクリの多くは開花を終えたか実を付けている

白いイカリソウ

六万騎山山頂

巻機山と金城山

イカリソウが沢山

イワウチワが少しありました

タムシバ

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装備・携行品

シャツ ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 熊鈴・ベアスプレー
非常食 行動食 トレッキングポール

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登った山

坂戸山

坂戸山

634m

よく似たコース

坂戸山 新潟県

春の花に彩られる、六日町のシンボル的な山

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
3時間15分
難易度
★★
コース定数
14
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