• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

奥多摩駅→本仁田山→川苔山→古里駅

( 関東)

パーティ: 1人 (もぎゅ さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

利用した登山口

奥多摩駅   古里駅  

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

奥多摩駅(08:37)・・・安寺沢(09:11)[休憩 11分]・・・本仁田山(10:40)[休憩 11分]・・・コブタカ山(11:11)・・・大ダワ(11:30)・・・舟井戸(12:41)・・・東の肩(13:00)・・・川苔山(13:07)[休憩 19分]・・・東の肩(13:31)・・・曲ヶ谷北峰(13:35)・・・赤杭山(14:45)[休憩 8分]・・・川井駅分岐(15:21)・・・古里駅(16:02)

コース

総距離
約14.4km
累積標高差
上り約1,687m
下り約1,737m
コースタイム
標準7時間30
自己6時間36
倍率0.88

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回のテーマは「キツめの急登で足腰を鍛えよう」です。
奥多摩三大急登の1つ、奥多摩駅からの本仁田山を経由しつつ川苔山まで行くことに。
奥多摩三大急登の六ッ石山水根ルートは元旦に登っているので、2つ目ということになります。

同じルートを同じ時間帯で登っている人は他に4名。
知名度や、麓までバスがあることもあり本仁田山経由で登る人は少ないようです。

登り始めると、過去一の急登です。きつい。
ところによって砂利っぽく、足がとられます。
ただ、見渡しはよく日差しも暖かい快適なコンディションです。

「大休場」と地図にある地点を過ぎたあたりからはやや緩くなります。
岩場の段差もところどころありますがロープのある場所もあるので大丈夫。
しかし今回の川苔山までのコースを通じてですが、林業者のみが使っているような細い道のようなもの、けもの道が無数に伸びていて、3回正規ルートから外れて歩いてしまいました。
10~50mほど歩いてから気づけて軌道修正はできましたが、気を抜けませんこの山。

奥多摩駅から2時間、本仁田山に到着です。振り返るとやや霞んだ富士山、心地よい風、いい感じです。
山頂手前から積雪がありました。さらに付近で救助ヘリが飛んでいます。本仁田山の東側、峰入川谷?っていう沢の上空くらいでしょうか。2時間弱そこらへんにいて人を引き上げていたので救助していたのでしょうか。

さて本仁田山までは標準の0.8倍くらいの予定通りのペースです。
が、これから向かおうという方面は深い雪…。時間がかかることを覚悟します。

はっきり言って、チェンスパを持ってくるべきでした。下調べ不足…。
15cmくらいの積雪、一部凍結という感じ。それでいて急登です。
慎重に足を進めていきますが、余計に疲れます。

大ダワまでなんとか下ってこれました。ここから川苔山まで登り返しです。
見るからな急登、見た感じや登った感じ、六ッ石山の尾根や鷹ノ巣山-七ツ石山の石尾根のような感じ。
岩っぽいごつごつした小ピークを登って下りて登ってを繰り返し。
ここはスタミナがかなり要求されます。
このあたりも積雪があり気を付けて歩きます。

休憩をとりながら、舟井戸まで到達、ここまで少しペースが落ちています。
鳩ノ巣駅からの登山者なのか、人がちらほら見られます。
そこからはゆるく登って尾根に上がり、最後の200mを20cmくらいの雪を踏みながら登り川苔山に到着!

雪が思ったより多いし、本仁田山までの尾根、大ダワからの尾根で相当疲弊、予定より30分遅れ。
川苔橋のバス停まで下るルートに変更するか同行者と相談しましたが、いつも下りはそこそこのペースでいけていますので予定通り古里駅に向かいます。
川苔山は眺望はあまりありません。方角的には西の方はひらけているので雲取山が見えるのかな?
ベンチが3つあってまあまあ広いので休憩はしやすいと思います。10人くらいいました。

かるく休憩しそそくさと下山へ。
曲ヶ谷北峰は目先なのですぐ着けますが、他のルートと比べて通っている人は少なく、浅めのトレースを辿ります。
そこを過ぎると、奥多摩エリアでよく見る防火林。ひらけて歩きやすいです。
ところどころ一気に高度を下げる坂があります。こっちの尾根も登りはつらそう…。

エビ小屋山?への分岐をすぎてしばらく行くと、砂利の林道に出ます。
でも何年も使っていないのか、崩落している場所もあり注意です。

このルート、1人に追い抜かれましたがそのほかに登山者は見かけませんでした。
雪の踏み跡も見るにマイナーなのでしょうか(何故か毎回意図せずマイナールートを選んでしまいます…)

砂利の林道を歩ていくとアスファルトにでますが、そこから外れるように登山道に入っていきます。
標高900mくらいまで下がると雪もほとんどなくなってきます。きつい下り坂もありません。
ちょっと進むと赤杭山(赤久奈山)に到着。眺望はないです。

そこからはゆるく尾根を下っていきます。
雪もなく高度を下げたため気温もぽかぽか(むしろ暑いくらい)
川井駅方面への分岐に到着する頃には日は傾いています。
思ったよりすいすい下れていないのは、疲労と雪で慎重になったためでしょう。
最後は暗めの人工林を抜けて住宅地に出ます。
住宅地に出てからは古里駅はすぐです。お疲れ様でした。

今回はトレーニング目的で行きましたが、本当にきつかった。
さすが三大急登を称してるだけあります。日帰り登山だと過去一きつかったです。
1000m以下くらいは人工林で、山頂は眺望があまりありません。
きつさを考えても、楽しみたい景色を見たいという場合は選ばないでしょう…。
ただ、駅to駅で登れて15kmなので鍛えるには本当にいいです。満足しました。

続きを読む

フォトギャラリー:17枚

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

川苔山

川苔山

1,363m

本仁田山

本仁田山

1,224m

関連する山岳最新情報

よく似たコース

本仁田山 東京都

アプローチに恵まれた登りがいのある山

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
5時間30分
難易度
★★
コース定数
23
川苔山 東京都

川乗橋から川苔山へ 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
5時間45分
難易度
コース定数
28
川苔山 東京都

獅子口小屋跡から川苔山へ 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
5時間45分
難易度
コース定数
31
登山計画を立てる