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唐松岳狙いで八方からの~爺ヶ岳中峰/11.8㎞

爺ヶ岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 2人 (とっち さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

午前中:快晴、爆風、午後:快晴、無風、暑い

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 八方池山荘で前泊して唐松岳に登るはずが強風でアダムが運休してしまい、白馬みそら野のペンションに泊り、翌朝鹿島山荘近くの塗型に停めた。

この登山記録の行程

Start(05:55)・・・・・・Goal(14:55)

コース

総距離
約11.1km
累積標高差
上り約1,777m
下り約1,776m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

先週硫黄岳に登れず欲求不満で雪山がっつり登ろうよ八方池山荘前泊で早くスタートしようよ
金曜日は新潟出張で1030ころ八方池山荘から着信がある到着時間の確認かなと思いつつ仕事中で出ない1135ころ車に乗り込んで116号を走りコンビニのシリアルバーを食べてながら山服に着替えて西山ICから北陸道を走ると彼女からLINEでバスの乗客がアダムが止まってると騒いでるわよとりあえず合流しようと糸魚川ICで降りて148号を走る遅いトラックに苛ついていると右手に雪に覆われて良く晴れた北アルプスの北端が聳え立つ左手は雨飾山か岩岳の交差点を過ぎて右折して白馬大橋を渡り彼女が12時過ぎには到着しているはずの八方インフォメーションセンターに横づける1348もう山服に着替え済みの彼女が乗り込んできてアダム動いてないわ八方の湯の駐車場に移動して八方池山荘に電話すると1351強風でアダムが動いてないのでどうしますかそこまで上がっていけないのでとキャンセルしてネットで検索すると泊まれるところがあるけどもう15時だから入れ違いも嫌だねと電話すると1418空いてます15時過ぎにお越しくださいとネットより多少安いお茶していこうと何度か行った148号近くのカフェに入ると1423ちょうど先客と入れ違いになるロールケーキとコーヒーを頼んで窓際の席に座ると白馬岳から唐松岳に連なる山々が一望に見える快晴なのにどの山も中腹より上はガスで煙ってて相当な風で雪煙が上がってるのだろう一服し終えてご馳走さまと店を出て1452みそら野に向かう毎年来るこの辺りはまたおしゃれな建物が増えている土砂災害はもっと上手なのか何ともないホテルとかペンションとか表記の定まらない宿の1台もいない駐車場に車を停めて1457建物に入ると誰もいなくて左手の英語の貼り紙ばかりの受付に置いてあるメモの番号に電話すると入れ違いに受付の姉ちゃんが犬を引き連れて右手のラウンジから出てくる受付をして料金を支払うアダムが動かなくて急きょの宿泊と説明すると午前中は岩岳に行ってましたけど大したことなかったです明日は風も止むそうですよと呑気に言っていると犬が僕のザックをベロンベロンなめまわす風呂の説明を受けて2Fに上がって突き当りの部屋に入ると片屋根の天井裏風の部屋荷物を片付けると彼女がもう食事に行きたい検索していくつかやってる店を見つけて宿を出る1546白馬岳線に出ると来た時に見かけた居酒屋に数台の車が停まっている面倒なのでここでいい?と車を停めて店内に入ると大人数のグループが3組20名弱もいたろうかどれもジンギスカンを食べている奥のテーブル席に座り油っぽいメニューを見ていると女将にランチメニューとジンギスカンだけ出来ますと言われて馬刺しそばセットにジンギスカン2人前を頼むカセットコンロが置かれてジンギスカンが先だったかキャベツともやしを鍋の縁に敷いてラム肉を中央で焼く彼女はメニューのグラム数より絶対多いわそばセットは味のないかやくご飯にまあまあの蕎麦に馬刺しがキレイな霜降りでなかなかに美味しい蕎麦を手繰りながらキャベツたっぷりのジンギスカンを食べて大満足してご馳走さまと店を出て1629明日の朝食と行動食を買おうとコンビニに入る最近二人がお気に入りのフロランタン風の菓子パンが無くてレジに向かおうとすると入荷したばかりで棚入れしてないコンテナに3個あるのを見つけて全部レジに運んで会計して宿に戻る1648部屋に入るなり彼女が先に行くわねと風呂に向かう数分して臭い外国人がいたわと風呂から上がってくるなに臭いの?多分香水だろう僕が入れ替わりに風呂から戻ってコンビニで買ったビールで乾杯する明日はどうしようアダムか五竜か爺ヶ岳かアダムに賭けて動かなかったら悔しいし五竜も同じで確実なのは爺ヶ岳だよね今週は雪だったからアイゼンで大丈夫?亡者みたいのが大勢いるから大丈夫よと爺ヶ岳に決まる後はテレビを見てダラダラしてると眠くなって20時過ぎには部屋の電気を消して寝てしまう22時過ぎにトイレに起きると廊下は大賑わい日本人は一人見かけただけトイレにあるポスターまで全部英語
朝はアラームで04時に起きる山服に着替えて1F受付となりの自炊スペースのレンジでコンビニのドリアをチンする電灯のスイッチはカウンターの中なのでスタンドの灯りで食べていると彼女も降りてきてたこ焼きをチンして食べる部屋に戻って荷物を抱えて1Fに降りて受付に鍵を返して山靴を履いてまだ暗い外にでる0500Googleに鹿島山荘を入力して走り出す白馬岳線148号線で木崎湖先のコンビニで彼女がお茶を買う325号線に入り鹿島川に沿ってショートカットしてまた325号線に戻ると強風で折れた枝が無数に散乱していて避けながら走って明るくなった鹿島山荘脇に到着すると0545もう何か所かのスペースは満杯で路駐も何台かいる道路の幅員は雪で狭まってるので登山届提出BOXの先の左側いっぱいに停めて彼女に右から出てねと外に出ると次の車が1台先に停めるもう明るいのにヘッドライトのソロ兄ちゃんが登山口に向かっていく準備をしているとソロ姉ちゃんが登山届BOXの脇から動かない僕らの後を付いてくるつもり?もう地面にかなりの雪があるのでアイゼンを付けて歩き出す0555道路脇の雪に埋もれた耕作地を抜けて林に入ると早速尾根の取付きの急登が始まるけど気温が低く雪も締まっていて歩きやすいたちまち暑くなって彼女も僕も早速ミドルを脱いでしまうと後からソロ男性が登ってきて見るとノーアイゼン登山靴のつま先を立ててキックステップのように登っていくザックにワカンを括り付けていて彼女はアイゼン忘れたのかしらしばらく同じ速度で後に付いていくけど向こうは全くペースを崩さないので徐々に離されて見えなくなるあの人高速バスで一緒だったのよ私たちと一緒で唐松登れなくてこっちに来たのよでもバスなのにこんなところどうやって来た?幅広の尾根に上がりまばらな樹林帯の中程度の傾斜の斜面を登っていくとどこだったかソロ男性が降りてくる早いなと思うとスマホを落したみたいで見かけませんでしたか?無かったですねと言ってすれ違う広い尾根は徐々に狭まって風が強くなってくるので使っていたポールを片方彼女に貸してその先で進もうかどうか迷っているのか脚を止めている男性ペアを追い抜くその先でいよいよ北からの風が強まり止まなくなるので脚を停めてバラクラバにオーバー手袋を装着してミドルを着込んで前に進むと尾根の右側に密集した木立の陰でツアーだろうか15人ほどが耐風姿勢を取って立ち止まっていて追いついても退こうとしないおいおい停まるのはいいけど道を空けてくれよな素人臭い連中で先頭にはガイドらしきがいるけど手袋をしないでピッケルを持っているのもいるし一人は泣いているのか腰を降ろしてしまって別の奴に話しかけられているまあソロじゃないし知ったこっちゃないよな風は強いけど一方方向からだし強まるときはジェット機のような轟音がして身構えられる僕が強引に脇から一気に追ききってしまうと覚悟が着いたのかぞろぞろと歩き出すけど彼女が抜ききる途中で前後を挟まれてしまうそのまま辛抱強く進んで彼女が一人一人追い抜いて後に着くその辺りで前方の視界が開けて右手前方に爺ヶ岳の中峰と北峰が見えてくる木陰を風よけに選んでザックを降ろして0830ピッケルとゴーグルを出すと彼女がゴーグル忘れたコンビニパンを食べているとさっきの大勢がばらけて脚の早い女性2人が追い抜いていく風は全く収まらず数秒ごとに雪粒が顔を強烈に叩いて目の前で小さな竜巻が通り過ぎていくまあでも歩けるんだから風速は20m弱くらいなのか15分休んで片手にポールもう一方にピッケルを持って後を追うと黒っぽいシェルの女性は変わった歩き方をする数十秒休んでは小走りに歩き出してしばらく歩くとまた数十秒休む一定ペースで歩く僕とはなかなか距離が縮まらない周りの立木が無くなって風が強まるかと思うと不思議と風は弱まる見晴らしが良くなって遠くに何人かの先行者が小さく見える彼女がもうポールはいらないわと返すのでザックにしまったりして脚を停めると0947スマホが省エネモードになっていて軌跡が飛びまくっているのに気付いて省エネモードを解除するもう一人の女性ソロが爺ヶ岳はどれですか?在日の台湾人だろうか中華系の連中は脚が達者なんだよねあれが中峰で北峰でと教えるとまだまだ長いですねと8分休んで歩き出す黒いシェルをどこかで抜くと始めての山なのか後を付いてくる後を振り返ると脚を停めて僕が歩き出すとまた歩き出すまるでだるまさんが転んだじゃないか!ジャンクションピークの急登に差し掛かると上からソロ男性が降りてくるもう山頂から降りてきたのか続いてもう一人気付けば今朝僕らを抜いていった奴相変わらずノーアイゼンでよくやるね凄いけど滑ったら終わりじゃん何の罰ゲームだよと思いながらもう一人くらい降りて行ったかジャンクションピーク1026彼女がお茶タイムを宣言してコンビニパンを食べて休憩すると台湾人二人とグループだろうかもう二人くらいが追い抜いていくこいつら休憩しないのかな6分休んでいると上からも何人かが降りてくる後を追いかけてどこかで追い抜くこのところ楽なお山が多いので脚が前にでない彼女の方が好調で先を歩いていくと山頂からご夫婦だろうか男女ペアが降りてきて入れ違いに山頂に着く1134倒れた山頂標識は半ば雪に埋まって竹竿が3本放射状に雪面に刺さっている北峰方面にちょっと降りたところに二人くらいが休んでいる台湾人の仲間だろうか数人が次々に登ってくる景色にあまり感心のない僕らは7分休憩して降り始めてジャンクションピークまでの1/3くらいで靴ひも結ぼうよを腰を降ろす1155コンビニパンを食べたりピッケルを仕舞ったりしていると彼女が先にいくわねと置いて行かれる18分休んで大分遅れて追うと彼女はもうジャンクションピークからの急登を下っていくと僕も後に続くと1224トレースの踏み跡が荒れて歩きにくいのに気付くラッセル降りした方がいいじゃんと雪を蹴立てて左脇を降りると彼女を楽々追い越せる急途を降りきって振り返るとなんでそこにいるの?と不思議な顔をされる痩せ尾根に差し掛かると彼女がポール1本貸して嫌がらずに持って来ようよというとプイっとじゃあいいわよほら使いなよもういいわとへそを曲げる痩せ尾根を通過して次の急坂を下る辺りで男性ペアの登りの登山客とすれ違うもう13時なのにこれから?降りるころには暗いじゃん暑くなってきたので彼女は止まらずに僕だけ脚を停めて1311シェルを脱いだりバラクラバを外したりして7分休憩して彼女の後を追うその後も2組が登って行くしイグルーを設営したりテントを設営してたりこの時間に登っていくのはテン泊なのかな尾根が幅広に代わるけどトレースが荒れすぎててスピードが上がらない雪面が柔らかいのと固いのがランダムでそのたびによろめいたり転んだりしながら降りると彼女が誰か後から来たわとスピードを上げる尾根の取付きからの急途に差し掛かるやっぱり1本貸してとポールを渡して降り始めると温かいのと大勢の通過で雪はかなり腐っていて下半分はかなりべちゃべちゃの地面が露出している転ばないように注意して降りていくと堰提が見えてきてようやく終点に近づくフラットな林間を歩いていると車に付いたらすぐ乗り込んでさっさと出よう言い出す前回ご近所のお年寄りにうるさく言われてちょっと嫌な思いしたしね林間を抜けて耕作地を歩き登山届箱の辺りでアイゼンを外して用水路で洗って車にたどり着く1455停まっている車は半分以下に減って隣の車ももういない山靴のまま出発して325号から45号線でコンビニの駐車場に停める1514山靴を脱いで道具を片付けしてコンビニコーヒーを買って戸倉上山田の宿をGoogleに入力して出発する1535大町麻績インター千曲線を走って麻績ICで高速に入るかと思いきやそのまま直進して千曲市道A-05号線から万葉橋を渡ったところの旅館に着く1633がらがらの駐車場の手前に停めようとすると宿から兄ちゃんが飛びだしてきて奥側に停めろと指示される混んで来たら出れないじゃんと思うけどまあいいかと停め直して荷物を持って道路向いの建物に入り右手の受付でチェックインするお風呂はいつでも入れて夕食は1730朝食は0700部屋は4Fの一番奥で404普通こういう部屋番号ってないよねでも気にならない部屋に入るともう布団が敷いてある12畳の和室で右手には炬燵がある荷物を広げる間もなくお風呂に行こうと浴衣に着替えて1Fに降りるフロント脇からスレートに囲まれた渡り廊下を歩いて僕が先に部屋に戻ってるからと鍵を預かって風呂場に着くと先客3人風呂場に入ると天然石張りの洗い場と浴槽の縁には木目を生かした材木を使っている身体を洗っていると女の子連れのお父さんが入ってくる分かるけどこういうの嫌だよね目のやり場に困る湯船に入るとアルカリの硫黄泉でお湯がほのかな緑色で肌にとろみがあるどうせまた入るしと露天には向かわずに上がって部屋に戻ると少し遅れて彼女が戻ってくる凄い混み方よ4Fの私たち以外の大人数の家族連れで占拠されてたわのんびりする間もなく夕食時間で1Fに降りると○○様ですねと名乗る前から認識されて部屋食用の小部屋に案内される掘りごたつのテーブルにはしゃぶしゃぶに陶板焼きに刺身天ぷらと豪華な料理がならぶ僕は大びん彼女はグラスワインを頼んでゆっくり食べ始める何にもしないのにテレビがひとりでにスイッチが入る以外は快適に美味しく食べてご馳走さまと19時ころに食べ終わって部屋に戻るときに他の部屋を除くとまだ夕食が始まっていないみんなゆっくりだな部屋に戻ってテレビを見てダラダラしてると同じ階の家族連れが結構うるさい彼女がもう一度行ってくるとお風呂に行って僕も21時過ぎにまた風呂に行き23時ころには寝たのかな
冬の唐松岳は過去爆風で2回蹴られて今度で3度め早めに爺ヶ岳に切り替えたのが良かったねこれをパターンにすればいいか去年遅く唐松山荘に着いて車が停められなくて時間を早めたけどそれでも遅い次回はもっと早く来ないとだめなのかYAMAP見ると03時とかいて車中泊ならそれくらいに出ちゃおうかってなるのかね去年は正味6時間40分だったのに今回は8時間かかってて爆風とはいえ脚が衰えたか正月からこっち楽な山が多かったから仕方ない今回も登りがいのあるいいお山でしたまた来るね爺ヶ岳

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装備・携行品

登った山

爺ヶ岳

爺ヶ岳

2,670m

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