唐松岳 | 唐松岳頂上山荘

GW営業4/27~5/6迄(事前に電話必須)。八方尾根は冬道(尾根ルート)。6本爪以上のアイゼン必要

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天気・気温

04/24(水) 16:00 ガス
富山市の天気予報
明日
晴時々曇
26℃
12℃
明後日
曇時々晴
20℃
13℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 18:00発表
松本市の天気予報
明日
29℃
9℃
明後日
晴のち雨
27℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■2024年営業
・ゴールデンウイーク営業
営業期間 4月27日~5月6日
予約は電話でお願いします。
必ず、出発前に電話の上、お越しください。
山荘電話:090ー5204ー7876
※詳しくは小屋ホームページを参照
※ゴールデンウイーク中、個室の利用はできません。

・夏営業 6月22日~10月14日
予約は一か月前から受付
予約方法 WEBと 電話(予約電話受付は午前9時~午後5時迄)
※4/8現在、電話休止中です
※出来るだけWEBでのお申し込みをお願いします。
※詳しくは小屋ホームページを参照

・夏シーズンの個室の営業 7月6日~10月13日
予約は一か月前から受付
個室は完全予約制、電話でお願いします。(WEB予約はできません)
※詳しくは小屋ホームページを参照

登山道の状況

■営業準備のため入山した状況です。
八方尾根はまだまだ雪山登山の状態です。平均的積雪量は例年より少なめです。谷筋にはしっかり積雪があります

2月は冬の厳しさがゆるく、3月に入り降雪が増えました。
例年の4月末より気温が高めに推移しています。3月の降雪は南岸低気圧の雪のため融雪は早まりそうです

八方尾根は冬ルートです。夏道ではありません。尾根通しで通過して下さい
山頂ーは6本爪以上のアイゼンとピッケル。ストックでも良いですがビッケル推奨です。
山荘から小屋へは一部雪が風で飛んで地肌が出ているところがあります。
雪が固くなっているところがありチェーンスパイクや軽アイゼンては対応できません。

また寒暖差があり、山麓の気温が上がるとガスが発生します。ルートファインティング注意
スキーやスノーボードのトレースに迷いこまないようにしましょう。

登山装備

基本は雪山登山装備
6本爪以上のアイゼンとピッケル(ストックよりピッケルが良いです)
雪山用の防風防水のしっかりとしたウエアや、アイゼンが装着できる雪山用の登山靴
雪山用の手袋も必須です。濡れることもあり替えも欲しいです
日差しがあると紫外線は強烈。サングラスや日焼け止めも必須です

注意点

アプローチの良い八方尾根~の唐松岳ですが、まだまだ冬山です。
装備の油断は禁物です。天気予報もよく確認してください

■アプローチ 八方尾根(ヤマケイオンライン付加情報)
登山口へのアプローチは八方尾根のゴンドラとリフトを乗り継ぎます。
ゴンドラリフト下駅→兎平駅→アルペンクワッドリフト→グラートクラッドリフト→八方池山荘前 ※ここから登山スタート
料金、営業時間、営業期間などは以下の八方尾根のサイトで最新情報を得て下さい
・ゴールデンウィーク中
https://www.happo-one.jp/

・ゴールデンウィーク以降(グリーンシーズン)
八方アルペンライン 営業期間 6月1日(土)・2日(日)、6月8日(土)~11月4日(月・祝)
https://www.happo-one.jp/news-green/31847/

お知らせ

■唐松岳頂上山荘
http://karamatsu.jp/
唐松岳頂上山荘は、黒部の深い谷を挟み対岸の立山、剱岳の眺望に優れた小屋です。

山荘の代表電話 090-5204-7876

※山荘の利用には、ホームページにて詳細確認を

※営業期間外はトイレ、テントサイトなどすべての施設利用はできません

昨年の今頃の様子は?

2023年のGWは4/27~5/6迄営業(要予約)。前爪のあるアイゼン、ピッケルなど雪山登山装備が必要2023.04.27

2023年の夏山営業は7/1~10/21。利用には予約が必要。予約は6月中旬から受付予定2023.05.11

2023年の夏季営業は6/24(土)泊~(テントは7/1~)。利用には予約が必要。予約は一ヶ月前から受付2023.05.24

唐松岳頂上山荘周辺の過去の様子

  • (みんなの登山記録 akira さんの投稿から)
  • 山荘裏山より剣岳、立山連峰の眺望
  • 氷点下の寒い朝。快晴の稜線は真っ白な雪に覆われています。
積雪は少なく吹溜りで20㎝ほど。信州側は雲海、雲が切れて時折山麓が見えます
  • 朝の静かな稜線です。遥か遠くに富士山のシルエットが見えました。八ヶ岳の連山と富士山の遠望です
  • 立山連峰と剱岳。稜線のタカネナナカマドは落葉し、枝先に残る赤い葉もわずかとなりました
  • 快晴 唐松岳山頂より山荘方面 
  • 気温1℃と寒い朝を迎えました。 霜柱がたち氷がはっています。
  • ウラシマツツジの草紅葉と唐松岳
  • 牛首登山道より ウラシマツツジと山荘
  • 秋色の稜線と唐松岳
  • 山荘周辺に生息するライチョウ 春はまれたヒナたちがそろそろ親離れの時期を迎えています
  • 雲海と日の出

唐松岳頂上山荘

電話番号:
090-5204-7876
連絡先住所:
長野県北安曇郡白馬村北城6336

地図で見る
http://karamatsu.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

唐松岳 標高 2,696m

 後立山連峰のほぼ中央に位置するが、地味な存在である。ピラミッド型をしたこの山が大きく美しく見えるのは、主稜線の大黒岳付近からである。  主稜線を振り分けに、長野・富山両県からそれぞれ1本ずつの登山道が通じている。東からの八方尾根は、山岳スキー場として知られるが、途中の八方池は不帰ノ嶮を間近に仰ぐ憩いの場である(八方集落よりリフトなど利用して所要4時間)。西からの南越(なんこし)の道は、黒部渓谷からのもので、難路であったが、昭和61年、大黒鉱山跡まで尾根上をたどる新道に切り替えられた(祖母谷温泉より所要9時間)。  唐松岳北方の主稜線は、両側面からの浸食によって険しいやせ尾根となって、不帰ノ嶮と呼ばれている。ここは白馬岳からの縦走では、電気回路における抵抗のような存在となっているのである。南方への稜線はすぐに牛首岳を起こすが、ここも険路である。  八方尾根と主稜線とのジャンクションをなす小突起の西側に、抱かれるようにして唐松岳頂上山荘が建っている。間に深い黒部の谷を挟んで望む、ここからの剱岳の眺めは、後立山八景の1つに数えられよう。

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

鑓ヶ岳 標高 2,903m

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五竜岳 標高 2,814m

 後立山連峰の中央部にあり、雄大な山容をもち、鹿島槍ヶ岳とともにこの連峰の重鎮的存在である。この山の景観が優れているのは、東麓からの唯一の登路である遠見(とおみ)尾根からのものである(神城駅からテレキャビンを利用して所要6時間)。尾根の名称の起こりである、いくつものタワミ(遠見)の上下を繰り返す、きついアルバイトを打ち消して余りあるのが、五竜岳東面と鹿島槍ヶ岳北壁の豪壮な眺めである。五竜岳東面は、いくつものバリエーション・ルートをもっているが、その1つ、G2稜の上部に顕著な武田菱に似た岩が見られ、この山の名の由来となっている。この地を支配していた武田の紋所「武田の御菱(ごりよう)」からきたもので、菱(ひし)は岩の方言でもある。また「後立(ごりゆう)山」の音読みから「五竜」となったという説もある。  五竜岳北隣の白岳(しらたけ)は、初雪のころ真っ白な姿を見せるのでこう呼ばれたが、その南側には主稜と遠見尾根に挟まれた、白岳沢のカールが広がっている。五竜岳から鹿島槍ヶ岳にかけての主稜線は、八峰(はちみね)の稜線と呼ばれる鋸歯状の突起を連ね、東面足下のカクネ里や、黒部峡谷を距てた剱岳の眺めとともに、縦走の醍醐味が味わえる所でもある。

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