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花友さんと歩く高尾山から城山

高尾山、城山( 関東)

パーティ: 1人 (釣り好き さん )

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行程・コース

天候

曇りのち晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 京王線高尾山口駅

この登山記録の行程

高尾山口駅(06:38)・・・1号路登山口(06:43)・・・霞台(07:59)・・・浄心門(08:04)・・・薬王院階段下(08:18)・・・富士道/5号路・・・高尾山山頂(08:55)・・・もみじ台下6差路(09:08)・・・富士見台経由まき道・・・学習の歩道分岐(09:46)・・・高尾林道出会(10:28)・・・防火帯歩道分岐(10:40)・・・一丁平(11:20/12:12)・・・城山(12:45/12:50)・・・萩原作業道分岐(13:32)・・・日影沢キャンプ場管理棟(14:23)・・・日影BS(14:38/14:45)===高尾駅北口(15:00)

コース

総距離
約12.2km
累積標高差
上り約1,027m
下り約988m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 昨晩の雨のせいか高尾山口駅を出ると少し肌寒かったが今日は晴れ予報なのでまあ大丈夫だろうと出発。今日は1号路、登山口付近でギンリョウソウを探すが見つからない。これから出るかもしれないのでしばらくは注視が必要。ヒカゲスミレももう終わってしまったようで姿がみえず、シャガだけが今を盛りとそこかしこで咲いている。前回(4/16)咲き始めだったオオツクバネウツギは既に花の名残りもない、パッと咲いてパッと散るサクラのような花だ。楽しみにしていたカヤランは既に終わり、前回3号路など行かずにカヤランを見に来ればよかった、と後悔しても後の祭り。
 高尾山頂は既にそこそこの混みよう、連休など無関係の我が身だが改めて大型連休真っ只中であることを思い出す。
 もみじ台下6差路でオオバウマノスズクサを撮っている方がいた(Cさんと仮称させて頂きます)。後ろから声を掛けて順番で撮らせて頂いたが、私が撮っている間にCさんは先に行ってみえなくなった。次にツレサギソウのところでまた写真を撮っているCさんがいた。花好きの方だなと思って「この辺りでウワミズザクラとムベがそろそろ咲くはずなんですが?」とお聞きしてみると「ウワミズザクラは先週あたりでもう終わりました、5号路のどこそこと一丁平のどこそこ、それから高尾山頂にもあるんですよ。ムベはこのところ見ていません」と打てば響くように教えて頂いた。それからは「ホウチャクチゴユリやジンバホウチャクソウ(いずれもマニアックな花だと思います)がどこそこにあった」と言えば「それならどこそこでも見た」とか「どこそこに有った筈の○○が見あたらないと、まだ咲いてないのか、咲き終わったのか、株自体がなくなったのか分からなくて悩む」(花マニアあるある)とか、「城山湖にコケリンドウを見に行った」と言えば「(ベンチの後ろで咲いている)ホタルカズラを撮るのに座っている人がいなくなるのを待っていたり」(これもマニアあるあるでしょう)とか「南高尾はアケボノソウの頃行っている」と話が春に限らなくなってくるともうお喋りが尽きることはなかった。これはいつも無言で歩いている反動かもしれないが、とにかく楽しい時間であった。
 Cさんとは道々ヒトツボクロやコクランの様子を見たり(Cさんは花の有無にあまりこだわらない)しつつ一丁平までご一緒して「これから高尾へ戻ります」というのでお別れした。お別れの後、昼食&ゆっくり休憩(お喋りの余韻で少しボーッとしていた)して城山へ向かった。
 城山への最後の登りの辺りで高校生の団体(50人以上はいたと思う)とすれ違った。皆さん礼儀正しくて挨拶してくれるのは嬉しいがこちらは息が切れているので何度も挨拶するのは少しつらかった。城山についてみるとさらに後続部隊が100人以上、まだ集合写真を撮ったりしているところだった。平日とはいえ大型連休真っ只中、一般のハイカーさんもたくさんいたのでテーブル席はほぼ空きなし状態。
 日影林道、殆どのスミレは終わってしまいツボスミレのみがところどころで咲いている、が花が小さいのと風が出てきたので撮らずに通過。タチガシワがたくさん花を付けていた、これは昨年たまたま一緒に歩いた方に教えて頂いた株。カメラを上に向けて何か撮っている方がいたのでお聞きすると「サラサドウダン、高尾では珍しいよ」と教えて下さった。せっかくなので有難く撮らせて頂いたが、一番不得手(カメラの性能上)な距離(4~5m)で上手く撮れなかった。今日は小仏川遊歩道を歩こうかと思っていたが何だか疲れたので日影BSからバスに乗る。
 よんどころない事情で先週は山歩きができなかった、それで2週間ぶりの高尾山だったが見逃したり最盛期を外したりした花が随分あった。それでも1年待てばいくらでも取り返しが効く、まるで人生の教訓のようです。

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みんなのコメント

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  • 先日はお疲れさまでした。Cのしんちゃんと申します。
    花の師匠と陰ながら思っていた釣り好きさんとご一緒できたなんて夢のようです。
    同行途中で、なんか自分の知っている花の情報とそっくりですね・・・と思わず、感想を伝えたのを覚えておいででしょうか。
    それもそのはず、釣り好きさんの報告を毎回参考にさせてもらっているので似ていて当たり前ですね。
    自分の花の知識の1/3は山で会って教えていただいた方から、1/3は師匠の報告から、そして残りの1/3は自分でと思っています。

    途中で戻らず日影沢林道終点までご一緒すれば良かった。また、いつかご一緒したいです。よろしくお願いいたします。

  • しんちゃんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

    コメントを頂いてビックリです、ご一緒していた方がしんちゃんさんだったとは。

    「同行途中で、なんか自分の知っている花の情報とそっくりですね・・・」というのは聞き逃してしまいましたが、そう云われてみれば確かに共感できる(と云うかしっくりくると云うか)やり取りがすごく多かったですね。そもそもウワミズザクラやムベのところで「ミツバアケビ・・」とか「サルナシ・・」と言われたときに気付くべきでした。またスズサイコのところでもコメントに美しい写真を添付して頂いたことは覚えていたし、そのことを目の前にいる方がお話ししているのに結び付けることができなかった自分の鈍感さが悔やまれます。
    たぶん最初にお会いしたのが3年前(オオツクバネウツギのところ)ですね。それから何度かコメントを頂き(多分4~5回)、花期に関する貴重な情報を頂いたり、拙いレポートを参考にして下さったりと感謝しております。
    次にお会いした時はCさんではなく、しんちゃんさんとしっかり認識してご一緒できればと願っています。こちらこそ宜しくお願いいたします。

登った山

高尾山

高尾山

599m

小仏城山

小仏城山

670m

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