登山道に入って目に付くのがユキノシタ、ウリノキ、ツルアジサイなど
天気・気温
11:00現在の大山山頂の天候、晴れ、気温20℃、微風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
6/24現在、大山寺周辺では、ドクダミ、
ヤマブキ
ヤマブキ
ショウマなどが見頃となっていて、ウツギが満開過ぎ、エゾアジサイがそろそろ色づき始めてきました。登山道に入ってからすぐに目に付くのがユキノシタ、ウリノキ、ツルアジサイなどです。
ユートピア方面では、6/25現在では、オオバギボシ、ネバリノギランが咲き始めました。
ヤマオダマキ
ヤマオダマキ
、
カラマツソウ
カラマツソウ
、
ノアザミ
ノアザミ
が5分咲き、ダイセンクワガタが満開でした。また、
タニウツギ
タニウツギ
、クルマバソウ、サワフタギが8部咲きでした。シモツケはまだ、つぼみです。
今年のユートピアの見頃としては、今の状況では、7月10日過ぎより、7月中といったところでしょうか。
登山道の状況
登山道で特に問題箇所はありませんが、昨年よりもかなり掘れてしまい、段差が高くなって登りにくい場所が何箇所かあります。特に6合目避難小屋の横付近から、上に向かって20メートルほどの間が、蛇かごもあり、危険箇所になっています。
ユートピア方面では、弥山山頂と比較すると標高で約200m低いため、風があまり通らないブナ林の中は少し暑さを感じましたが、稜線に出るとさすがに涼しく、さわやかな風となりました。
中の原スキー場⇒宝珠山山頂経由⇒宝珠尾根⇒ユートピアの登山道に関しては、特に大きく崩れた場所もなく、問題はありませんでした。
三鈷峰のルートについても、危険箇所はありますが、昨年とほぼ変わりません。頂上直下のロープが張ってある箇所は、絶対にロープに頼らないでください。基本は、まず足場をしっかり確認することです。
上宝珠越手前、砂滑りへ降りる手前も同様にロープがありますが、ここもロープに頼らないで、足元を確認しながら通過してください。
ユートピア避難小屋周辺の状況としては、まだまだ緑が目立ちますが、よく見ると色々な花が咲き始めています。夏山登山道と比較して、開花が早いものと遅いものがあるようです。
登山中にバテ気味になる時期ですが、汗をいっぱいかいて倒れそうになりながら前の人についていくというのは登山ではないのです。まず「山を楽しむ気持ち」を持つこと、登山はここからがスタートになります。
登山装備
歩き始めは、Tシャツ程度で問題ないでしょう。稜線では風があるので、長袖シャツやウィンドブレーカーがあると良いでしょう。5合目を過ぎてからは稜線を歩くためにほとんど日陰がなくなります
半袖で歩く際は虫対策が必要です。6~7月にかけての風がない日は、ブト(またはブヨ、ブユ)が飛んできます。蚊と違ってかじるので、よく出血が見られます。対策としては「虫除けスプレー」しかありません。あまり長持ちしないようなので、休憩のたびに。こまめに塗ることをお勧めします。
ブトの活動時間は朝夕が多く、ズボン、ソックスの上からでもお構いなしです。特に足元のすね、ひざ辺りがよく狙われるようです。
また、水は多めに持ってきてください。私の場合、昼食を含めて1.5から2リットルの水分が必要でした。下りも必要ですので、計画的に水分を摂取してください。
注意点
6/22(月)、10:30から元大山環状道路の桝水高原から鍵掛峠の区間が、大雨による土砂流出のため通行止めになっています。復旧時期は未定です。
お知らせ
★大山ユートピアの登山ツアー募集中
出発日:7/17(金)、23(木)、24(金)の3回
内容:宿泊のお客さまに限り、登山ガイドが無料でご案内(前日泊・当日泊どちらでも可)。募集定員20名程度。雲上のお花畑を山のプロと歩いてみませんか?
お花情報、登山道情報の詳細については、大山寺とやま旅館(0859-52-2431)までお問い合わせください。
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