少しずつ積雪が増えており、 登りと下りとでは様相が一変するぐらいに降る
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
14:00現在で、すでに大山寺付近でも積雪が5センチ程度と真っ白になっていて、まだまだ降り続きそうな気配です。もちろん道路は冬用タイヤでないと走れませんので、ご注意ください。
天気予報どおりに雪がどんどん降り始め、一昨日、昨日と少しずつ積雪が増えており、 今日の場合は登りと下りとでは様相が一変するぐらいに積もってきています。
登山道の状況
12/16時点では、アイゼン、スパッツは不要でしたが、今後はアイゼンが必要になりそうです。ただ新雪が積もっている箇所ではアイゼンは不要で、サクサクと気持ちよくキックステップで歩けます。ただし必需品としてアイゼンの携行をお願いします。ピッケルは普通のルートを登るのであれば必要なく、今の時期はストックのほうが役に立ちます。
よく質問される言葉に「山頂でどのくらい積もっていますか?」というものがありますが、標高が高い=雪が多いわけではありません。大山の場合、今の時期は特に7合目と8合目の間が風が強く、比較的積もりにくい場所となります(草鳴社ケルン付近という場所)。
山頂の辺りも風が強く、雪が飛ばされてしまいますが、その雪が避難小屋周辺に吹き溜まりとなって積もってきます。小屋の南側は吹き溜まりになり、北側は飛ばされてしまいますので、積雪量も大きく変わってきます。現在は、平均すると30cm~50cmぐらいでしょうか。
登山装備
今は完全冬山装備の50%ぐらいで歩けますが、冬山装備の用意はしておいてください。私の例では、上は速乾性の長袖シャツに長袖セーターの2枚だけ。下は中厚手のズボンにホッカイロ程度です。ただし7合目を過ぎた辺りから急激に風が強くなるので、防寒対策は十分に行ってください。
なお、アイゼンは4本爪ではあまり役に立ちません。必ず6本爪以上のアイゼンをお持ちください。また、登山道中でアイゼンの装着に手間取っている人を見かけます。良く見るとサイズが合っていなかったり、手袋が厚いために装着できなかったりする場合がほとんどです。厚い手袋をしたまま装着できるように、必ず練習をして、山においでください。これが結果的には雪山で自分の身を守る第一歩です。
注意点
山頂避難小屋は年中開放していますが、扉が凍ってしまって開きにくい場合があります。なお、小屋に入る際は、ザックに付いた雪をよくふるい落とし、アイゼンを外してお入りください。また、雪の無いときには木道はアイゼンを外して歩いてください。ストックも同様に、先にゴムキャップを着用してください。
お知らせ
天気のいいときの大山は最高ですが、一度天気が崩れると、人を受け入れる山ではなくなります。充分過ぎるぐらいの装備を用意してください。気力と根性だけでは、大山の冬は無理です。
その他、登山道や周辺状況の詳しい情報については、大山寺とやま旅館までお気軽にお問合せください。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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