積雪量が例年の3分の1以下と非常に少なく、6合目避難小屋も隠れていません
天気・気温
12:00の山頂の天候:快晴、-1℃、5~7m/s。(米子市内の同時刻の気温は18℃前後)
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
太平洋上にある高気圧の影響で、連日の好天続きで、今日も穏やかな暖かい日でした。
ただし、まだまだ気温が低くなる日があります。吹雪かれる日もありますので、冬山装備で登ってください。
登山道の状況
積雪量が例年の3分の1以下と非常に少なく、6合目避難小屋も例年の今の時期は、屋根まで埋まり、小屋の所在がわからないぐらいになるのですが、今年に限っては、入口の扉の下のラインまでしか積雪が無く、山頂付近にいたっては、木道が2割程度が雪が無い状態です。
気温が高かったためにアイゼンは3合目付近までは必要なく、いわゆるクサレ雪の状態で、しかもトレースが8合目を過ぎるまでしっかりとついており、非常に歩きやすい状態でした。
ただ4合目を過ぎて6合目までの間は、気をつけないと抜け穴があり、トレースを外すと、はまってしまいます。6合目から上は傾斜が急になることもあり、アイゼンを装着したほうが歩きやすいと思います。
なお、9合目下付近の木道に入ったら、アイゼンが無くても歩けますので、木道保護のためにも、アイゼンは外してください。
登山装備
アイゼンは4本爪の軽アイゼンでは、登りは良くても、下りでちょっと怖い思いをすることになります。10本程度のアイゼンをお持ちください。たまたま今日の場合は気温が高く、歩きやすかったのですが、通常であれば、6合目から上は
アイスバーンとなり、非常に危険になります。
本日の登山者は延べで20名程度でしたが、ほとんどの方がピッケルの持ち方が逆で、ストック代わりに使っているようです。積雪が少ないとはいえ、まだまだ大山は冬山です。装備の正しい使い方をマスターしてからお越しください。
注意点
山頂の避難小屋は年中開放されています。使用可能のトイレが1ヶ所あるだけですが、風を避けられるだけでも充分だと思います。誰でもがいつでも使えるように、必ず出入り口はきちんと閉めて、入り口付近の雪は掃き出してください。
また積雪が窓を埋めていますので、小屋の中は薄暗く、ヘッドライト等の照明があれば便利です。
アイゼンは外して入ってください。
お知らせ
その他登山道の詳しい情報については、大山寺とやま旅館までお気軽にお問合せください。
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