8合目手前でオオカメノキが満開と、ここ1週間で、随分とお花前線も、上部に移動したようです。
天気・気温
山頂(10:00)の天候 晴れ。気温+6℃。風15~20m/s。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
しばらく雨が続いていましたが、ようやく晴れ上がり、絶好の登山日和と思いきや、風が強く、大山寺でも体感温度は5℃以下と、非常に寒い中での登山になったりします。ただ、風が吹いたお陰で、ブト(ブヨ)などの虫も寄ってこないため、適度な心地よい登山ができます。
花は、雨と風のせいで、随分と花びらが飛んでしまったものがありますが、大山寺周辺で咲き始めたもので、
タニウツギ
タニウツギ
、
ウツボグサ
ウツボグサ
、オドリコソウ、シャガ、ミヤマヨメナ、ダイセン
ミツバツツジ
ミツバツツジ
も5合目付近が満開です。また6合目付近で、ようやくクロモジが満開。8合目手前で
オオカメノキ
オオカメノキ
が満開と、ここ1週間で、随分とお花前線も、上部に移動したようです。
また、元谷の河原で、ダイセンクワガタが満開になっています。この花は本来は亜高山植物で、この辺りに咲く花ではないのですが、稜線から元谷に向けて、雨水や雪が集中して流れ込んでいて、その際に種子もこの辺りまで流れてきて、咲いているようです。ユートピア周辺で、6月半ばごろから見頃になる花が、現在は元谷で満開です。
登山道の状況
登山道で特に危険箇所もなく、新行者コースの標高1200mの標識下約20mほどのところに倒木が横たわっていますが、さほど通行の支障にはなりません。
登山装備
服装については、本日のような気候の場合は、吸水速乾性のシャツと長袖シャツの2枚だけです。登り始めはジッとしていると寒いですが、歩き始めると丁度よい加減になってきます。ほとんどの登山者が、上着にもう1枚着ていますが、登山の基本は「寒いぐらいで歩き始めること」です。足元はスパッツを着用している方もいますが、足元が蒸れて暑くなるので、大山で冬以外にスパッツを着用することはほとんど必要ないと思います。
最近の登山者は雑誌からファッションを取り入れているようで、あるものはすべて着用して登っているようですが、もう少しそれぞれの役割を考えて、無駄なものは持たないようにしましょう。
大山において、一番多く見られる勘違いのベストは、スパッツ、続いて多い勘違いは、コップをザックの外につけて、チャラチャラ音を立てて登っている方です。大山は途中・山頂も含めて水場はありません。
お知らせ
この他、登山道のお花の状態、他のコースなどで詳しいことを聞きたい方は、「大山レークホテル」(TEL0859-52-3333)まで、お気軽にお問合せください。
また当ホテルでは、パッキングから楽な歩き方まで、基本からすべて指導しながら大山に登る登山教室も随時開催しています。当ホテルの温泉に入って、正しい登山を勉強してみませんか?
昨年の今頃の様子は?
今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02
だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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