大山での特徴として、8合目を過ぎて9合目の手前辺りが一番風が強く、風の通り道になっています。
天気・気温
山頂(11:00)の天候 ガス。気温+8℃。風20~28m/s。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
本日hあ、太平洋上の停滞前線の影響で朝方から小雨となり、山頂から雨雲が降りてくるような、あまり条件としては良くない天候でした。7合目を過ぎた辺りから、時折強い北東の風で、8合目を過ぎると、瞬間で30m/sをやや越えるぐらいの強風で、登ることを躊躇するぐらいの天候でした。
風向きにもよりますが、8合目を過ぎて9合目の手前辺りが風の通り道になって、一番強いのが大山での特徴です。風向きを読むことにより、天候の推移がある程度はわかります。今日の場合も、予想通りに9合目を過ぎると、やや風が弱まり、山頂まで問題なく到達できました。
ただし日によって風向きにより、山頂でもっと強風になることもありますので、ご注意ください。
お花情報ですは、大山寺付近ではミヤマヨメナ、ヒトリシズカ、サワフタギ、ツルアジサイなどが咲き始めです。2合目から3合目にかけては、ヤマボウシ、
ギンリョウソウ
ギンリョウソウ
、ホウチャクソウなどが咲いています。
4合目付近から、
タニウツギ
タニウツギ
が咲き始め、足元をよく見て歩くと、タニギキョウも咲き始めています。6合目から上になると、マイヅルソウ、クルマバソウ、ダイセンクワガタ、オオバノヨツバムグラ等が咲き始め、
8合目から上では
イワカガミ
イワカガミ
が満開です。やはり例年よりも1週間から10日程度は遅いようです。
登山道の状況
登山道で特に危険箇所もなく、新行者コースの標高1200mの標識下約20mほどのところに倒木が横たわっていますが、さほど通行の支障にはなりません。
登山装備
今の時期の登山するときの注意点ですが、まず服装にはご注意ください。どうしてもほとんどの方が、スタートする時点で上着が1枚余分になっています。下着とシャツが1枚程度で充分です。早い人で、阿弥陀堂付近でもう上着を脱いでいる方を見るほどです。登山の基本は「寒いぐらいの服装でのスタート」です。
また雨に降られそうなときは、雨具を着ることを前提に薄着でスタートしましょう。「ゴアだから大丈夫」なんて言っている方をよく見かけますが、ゴアテックスであろうとも、暑い時は汗もかきますので気をつけてください。
持参する水分量は、最低でも500mlのペットボトルで2本、余裕があれば3本はあったほうが無難です。これも天候により、大きく左右されます。
注意点
毎年この時期になると、お願いすることなのですが、大山という場所は希少植物の宝庫です。したがって珍しい花、貴重な花などについては、あえてここでは紹介していません。
もし登山中に見かけても、採取はもちろん、画像にとる際も場所の特定ができないようにするなど、各個人のブログなどで公開しないようにお願いいたします。最近盗掘を狙っている方は、昔のように歩き回ってさがすということはせず、まずネットである程度の場所の特定をしてから、狙って入るという手口だそうだからです。
みなさんひとりひとりの努力で、大山の貴重な動植物がこれ以上乱獲されることのないよう、ご協力ください。
お知らせ
この他、登山道のお花の状態、他のコースなどで詳しいことを聞きたい方は、「大山レークホテル」(TEL0859-52-3333)まで、お気軽にお問合せください。
また当ホテルでは、パッキングから楽な歩き方まで、基本からすべて指導しながら大山に登る登山教室も随時開催しています。当ホテルの温泉に入って、正しい登山を勉強してみませんか?詳しくはお電話にてお問合せください。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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