もうすっかり秋の空。山頂付近ではよく見ながら歩くと、晩夏から秋の花が咲いています。
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
今週は1ヶ月ぶりぐらいに日曜日に晴れました。もうすっかり秋の空です。ただ登る途中はまだまだ暑く、半袖のTシャツで十分です。ただし、8/25は、雲の中で視界は約20メートル程度、体感温度は2~3℃程度と冷え込んで、ほとんど登山者は避難小屋の中におられました。
お花情報ですが、最盛期を過ぎてやや寂しい感じにはなってきましたが、山頂付近ではよく見ながら歩くと、晩夏から秋の花が咲いています。
山頂付近で見ごろの花はゴマナ、
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
、
ネジバナ
ネジバナ
、キュウシュウコゴメグサ、
サラシナショウマ
サラシナショウマ
、トモエシオガマ、
シモツケソウ
シモツケソウ
などです。
また3合目前後でオオカニコウモリの白い花が、ひっそりと咲いています。タンナ
トリカブト
ヤマトリカブト
も蕾が色づき始めました。
登山道の状況
登山道の注意箇所は、6合目付近から山頂に向けての約50メートル程度です。注意箇所(6合目、7合目、8合目)については、9月に入ってから補修を始められそうだとの鳥取県からの回答をもらっています。
新行者コースは元谷までの間も特に問題ありませんが、段差の幅が狭く、雨が降ると滑りやすくなるので、足元にはご注意ください。
ユートピア方面、三鈷峰のルートについても、大きな問題はありません。ただし砂滑りを行かれる方は、ちょっと注意が必要です。雨で地盤がゆるんでいるので、特に上からの落石にご注意ください。
先日、大山寺から大神山神社を経由して、元谷から新行者コースを登って山頂まで行きました。コースは確かに傾斜が急ですが、歩き始めから元谷付近までの景色が良いです。元谷から夏道の分岐まで、急登が続きますので、足元によく注意をしてください。距離は、夏道を登ったほうが少し(4~500m程度)短いです。
登山装備
服装については、昼間に登るのは半袖のTシャツで充分ですが、曇っていたり、早朝だったりの場合は山頂付近では肌寒いときがあります。上着をお持ちください。レインウェアの上着でも代用が出来ます。
持参する水分の量ですが、やはり涼しくなったとはいえ、500mlを3本程度は持っていたほうが無難でしょう。
注意点
お盆あたりからは日の出前は急速に寒くなり、フリースと手袋が必要になるケースがあります。大山は8合目の下約10メートルあたりから風が変わりますので、留意しておきましょう。
8月の終わり頃、山頂が無風状態のときに気温がグングン上がって27~28℃程度になる日があります。ご注意ください。
お知らせ
山頂付近の三角点に通じる道の木道の入口には、「植生保護」の注意書きがあります。これは約30年間続いている「一木一石運動」の一環です。緑を蘇らせると同時に植物の根を張らせる事により、ガレ場の崩壊を少しでも食い止めようという意図もあります。今の方法がベストではありませんが、放っておけば5年で崩れる場所に植栽をすることにより、崩壊を防ぐことは出来るのです。今の山頂付近にあるヤマヤナギは、せいぜい長くて15年ぐらい前に植栽したものです。官民一体となって、ここまで努力してきました。
現在、三角点、及び縦走路は立ち入り禁止です。せめて三角点までは皆が行けるようにしたいという気持ちをみんなが持っています。ヤマヤナギがしっかりと根付くまでお待ちください。
お花の開花状況など、さらに詳しい情報を希望される方は大山寺とやま旅館までお問合せください。
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