湿原はまだまだ緑に覆われていますが、山の上から見ると、ススキの穂でだいぶ茶色くなってきているようです
天気・気温
山と周辺の状況
お盆以降、天気が良かったせいか日中は暑さを感じますが、朝晩はだいぶ気温が下がってきて、寒さを感じてきました。
今年は周辺は比較的雨が多かったこともあって、坊がつる湿原は水が多めです。そんな湿原のススキの穂は、だいぶ伸びて色も茶色になってきました。湿原はまだまだ緑に覆われていますが、山の上から見ると、ススキの穂でだいぶ茶色くなってきているようです。いよいよ秋が近づいてきました。
周辺はまだ、秋の花も見られます。目立っているのは、オタカラコウや
アケボノソウ
アケボノソウ
です。
登山道の状況
一般的な登山道で、とくに問題箇所はありませんが、白口谷コースはだいぶ傷んでいるので、なるべく通行しないようお願いします。
登山道の道迷いを防ぐために、草刈を毎日行っています。また、道標なども新しいものに変えて、さらに歩きやすくなっています。
登山装備
日中はまだ暑いですが朝晩はかなり冷えるようになりました。平地とは、だいぶ気温差があります。山はもう秋ですので、防寒着は必ず持ってきてください。
また、スニーカーではなく、登山靴・トレッキングシューズでお越し下さい。
注意点
午後は落雷が多く、危険度が上がりますので、早めの行動をお願いします。
昨年は遭難救助件数が過去最大でしたが、今年は昨年を上回るペースで来ています。
中高年の遭難救助件数は相変わらずですが、最近は「中高生」による若者の事故も増えています。学校登山で来られる方々がスニーカーを履いての登山中の事故や、基礎体力不足などが多くの理由です。
「山ガール」に代表される、若年層やビギナー登山者は増えていて歓迎していますが、十分な準備、装備と基礎体力をつけてから起こし下さい。
お知らせ
■イベント情報
9/11 野焼きの輪地切り
9/22 すすきのコンサート(オカリナを中心としたコンサート)
今年は九州初とも言われる遭難事故死の八十回忌の慰霊祭ということで、慰霊碑の整備を行ないました。これに伴い、登山
道や道標の整備、さらに山の歴史の採掘なども、とくに積極的に行っています。
また、くじゅう連山の登山ルートを映像で紹介したDVD「くじゅう登山ガイド」(KBC映像・福岡市)を今年作成しました(購入はKBC映像のホームページから)。九重の魅力を十分に知っていただき、安全に登山していただきたく思っています。
九州最高所に湧く温泉の楽しみと共に、法華院温泉山荘にお越しください。
昨年の今頃の様子は?
山荘周辺は一気に花が咲き始めました。GW中に雪が降った年もあり防寒の油断は禁物です2023.04.24
朝夕5℃程度です。自然の進みが例年より7~10日早いようです。イワカガミ咲き始めました2023.05.09
山荘周辺ミヤマキリシマ少し開花(例年並)。日差し強くなりましたが防寒も必要。くじゅう山開き6/42023.05.16
ミヤマキリシマ開花は例年並み。最低気温10℃以下(テントの方特に防寒注意)。くじゅう山開き6/42023.05.23
台風の影響に注視。ミヤマキリシマ開花つづいています。くじゅう山開き6/42023.05.30
法華院温泉山荘周辺の過去の様子
法華院温泉山荘
- 電話番号:
- 090-4980-2810
- 連絡先住所:
- 大分県竹田市久住町有氏1783