長雨続きのお陰で花の生育がやや遅くなっています
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
やや遅れ気味でしたが、ようやくナンゴク
クガイソウ
クガイソウ
が見ごろとなりました。山頂付近では、キュウシュウコゴメグサ、ホソバシュロソウ、
ダイモンジソウ
ダイモンジソウ
、
イヨフウロ
イヨフウロ
、エゾノヨロイグサ、
シモツケソウ
シモツケソウ
、
コオニユリ
コオニユリ
などが見ごろです。エゾアジサイも藍色が特に濃くなり、きれいです。
オカトラノオ
オカトラノオ
も咲き始めました。
長雨続きのお陰で花の生育がやや遅くなっています。あと1週間は楽しめそうです。
登山道の状況
この1週間の長雨で掘れたところもありますが、注意して登れば大丈夫です。
注意箇所は、6合目付近から山頂に向けての約50メートル程度。新行者コースで元谷までの間も特に問題ありませんが、段差の幅が狭く、雨が降ると滑りやすくなるので、足元にはご注意ください。ユートピア方面、三鈷峰のルートについても、大きな問題はありません。ただし砂滑りを行かれる方は、ちょっと注意が必要です。雨で地盤がゆるんでいるので、特に上からの落石にご注意ください。なお、ユートピアでの開花状況は、夏山登山道の同程度の標高あたりと大差ないので、あと1週間ほどは見ごろが続くでしょう。
7/28に、登山道の中でも特に危険箇所を確認し、補修方法や資材の必要性について点検してきました。5合目標柱から上部付近、6合目避難小屋の横付近、標高1500mの標識のすぐ下付近、8合目標柱より上部付近は、補修が必要ということになりました。
登山装備
歩き始めは、Tシャツ程度で問題ないでしょう。稜線では風があるので、長袖シャツやウィンドブレーカーがあると良いでしょう。5合目を過ぎてからは稜線を歩くためにほとんど日陰がなくなります
半袖で歩く際は虫対策が必要です。6~7月にかけての風がない日は、ブト(またはブヨ、ブユ)が飛んできます。対策は「虫除けスプレー」しかありません。ブトがまとわりつくのは6合目付近までです。
注意点
お盆あたりからは日の出前は急速に寒くなり、フリースと手袋が必要になるケースがあります。大山は8合目の下約10メートルあたりから風が変わりますので、留意しておきましょう。
水は多めに持ってきてください。下りも必要ですので、計画的に水分を摂取してください。最低2リットルは必要と考えてください。
お知らせ
この時期多いのが、家族連れの夜中の登山です。炎天下に登るよりも涼しく、またブトも出ません。登山中はLEDライトを用意して大山山頂での御来光が楽しんでください。
お花の開花状況など、さらに詳しい情報を希望される方は大山寺とやま旅館までお問合せください。
昨年の今頃の様子は?
今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02
だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15
米子市内でも30℃を越える夏日となりましたが、大山は気持ちの良い風が吹いていました2023.05.23
中国地方は梅雨入り。蒸し暑くなる季節、大山では薄着での行動とこまめな水分補給を2023.05.30
大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
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