地震は揺れはありましたが、被害はありません。ただし電力や安全管理で、ロープウェイの営業は不安定です
天気・気温
山と周辺の状況
地震は、東北の大地震や長野の地震ともに、かなりの揺れを感じましたが、周辺で被害が出るほどのものではありませんでした(山の中の詳細はわかりません)。
ただし、電力供給や安全点検などで、ロープウェイは今日は営業していません(昨日は営業していました)。詳細はロープウェイに直接問い合わせください。
地震以降、交通機関やガソリンの供給の影響もあって、登山者は急激に減っています。
周辺の積雪量は例年並みで、センター周辺で200~300cm程度です。谷川岳はまだ冬山です。天神尾根では天気の良い日などトレースを辿って軽装で登ってしまう人がいるようですが、安易な計画、装備での登山は遭難に繋がります。
登山道の状況
降雪により登山道のトレースは期待できません。各ルート上には雪屁やクラック等があり、踏み抜き、転滑落にも注意してください。西黒尾根はガレ沢のコル付近の雪庇ほか、上部にクラックがあります。踏み抜きには注意してください。
谷川岳では今月に入り、滑落や雪崩による事故が発生しています。入山の際は慎重にお願いします。
登山装備
この時期の登山には、完全な雪山装備がまだ必要になります。10本爪以上のアイゼン、ピッケルは必携です。
注意点
肩ノ小屋は冬期は無人の避難小屋として利用できます。熊穴沢避難小屋は埋まっていて使用できません。蓬ヒュッテも昨シーズンより冬期無人避難小屋として利用できるようになりました。
登山口の駐車場は雪で埋まっています。駐車場は谷川岳ロープウェーのパーキング(有料)をご利用下さい。
天気予報を確認し、十分計画してから入山ください。単独行を避け、登山届を必ず登山指導センターに提出してください。
お知らせ
なお、登山指導センターのトイレは凍結により使用不可。
当登山指導センターは2/18(木)から業務を開始しました。谷川連峰の各山小屋は、冬季期間は無人の避難小屋として利用できますが、雪の量によっては利用できなくなる避難小屋もありますので、注意してください。
登山指導センター先の国道291号線のゲートは5月末まで冬期閉鎖中です。車道は埋まり、一ノ倉沢出合までも雪面のトラバースになり装備が必要です。
一の倉沢までの国道291号線は、当センター前で通行止めです。
昨年の今頃の様子は?
雪が解けはじめ、急な斜面のトラバースが増えてきました。岩場などでは踏み抜きに注意2023.04.25
状況変化に対応できる装備と技術が必要な季節であることを意識して入山してください2023.05.02
残雪と夏道が混在しています。滑落事故も多く発生しているのでアイゼンの着け外しの判断は慎重に2023.05.09
登山指導センターから先の冬季閉鎖は5/19解除。翌日からは一ノ倉沢出合までの電気バスも運行開始予定2023.05.16
例年より早く雪解けが進み歩きやすくなってきました。山頂直下の急斜面には残雪があり滑り止めが必要です2023.05.23
天気予報を確認し、余裕をもった登山計画を2023.05.30
谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子
谷川岳登山指導センター
- 電話番号:
- 0278-72-3688
- 連絡先住所:
- 〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽