平標山~万太郎山間、武能岳~蓬峠間、茂倉新道は草が伸びていて不明瞭になってきました。草刈り作業中です
天気・気温
山と周辺の状況
今年は7月以降は安易な遭難事故が多く発生しています。自己の技術、知識、体力に合った登山を心がけて下さい。
また、地図を持たない登山者も多く見受けられます。自分がどこにいるのか、どう行動しているのか、など地図で確認できるくらいの知識は登山の基本です。
花はジョウシュウ
キオン
キオン
、
トリカブト
ヤマトリカブト
、ジョウシュウオニアザミ、ヒメシャジンなどが咲いています。他にも、
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
、ハナニガナ、
サラシナショウマ
サラシナショウマ
、
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
、オニシオガマ、
ソバナ
ソバナ
、オオハンゴンソウ、エゾアジサイ、
ヨツバヒヨドリ
ヨツバヒヨドリ
、リョウブなども見られます。
また周辺は星がとてもきれいで、天神平ロープウェイでは、星の鑑賞会が人気をよんでいるようです。
登山道の状況
7月末の豪雨により登山道で部分的な崩壊がありました。
清水峠から清水部落へ抜ける国道291号線は大規模な土砂崩れのため、通過の際には山林内を大きく高巻く必要があります。初心者には通行は不向きです。
宝川温泉からの先の林道も大規模な土砂崩れにより通行できない状態になっています。復旧の見通しはたっていません。
旧道芝倉沢から清水峠間でも土砂崩れあり、通過は高巻きトラバースが必要です。注意してください。
平標山から万太郎山の間、武能岳から蓬峠間、茂倉新道は草刈り作業中のため、伸びた草により登山道が隠れていて不明瞭な状態です。草露により腰下が濡れる事があります。
谷川温泉からの登山道で二俣と牛首の間にある高巻き部分が抜け落ちています。補助用にロープを設置してありますが通過には注意して下さい。熊穴沢避難小屋から、いわお新道での下山ルートでもあり注意が必要です。
一ノ倉沢テールリッジへの取り付きは雪渓が薄くなり高巻きが必要です。
中芝新道は芝倉沢下部に雪渓が残り崩壊の危険性があります。また、取り付き点も不明瞭です。特に一ノ倉岳より下山使用は熟練者以外は避けて下さい(バリエーションルートにより読図、ルートファインディング必要)。
登山装備
地図を持たず道迷いになる登山者が増えています。地図とコンパスをお持ちください。
注意点
道マチガ沢出合にあるマムシ岩に大きなスズメバチの巣があります。一ノ倉沢方向に行かれる方、通過の際は充分注意して下さい。
熊除け鈴もあった方が良いでしょう。熊の目撃情報ありました。
いわお新道など谷川岳南面のルートにはヤマビルが生息しています。食塩水が効果的です。
お知らせ
肩の小屋、平標山の家、蓬ヒュッテの平日の宿泊は予約が必要です。
今年度の国道291号の一ノ倉沢マイカー規制は、「6/30~10/2、10月の金曜日~日曜日と祝日、10/28~11/3」です。
自然環境保護と交通渋滞および事故防止の為、規制期間が拡大となりました。
期間中は夜間もゲートは閉まっています。規制開始と解除は17時です。
昨年の今頃の様子は?
雪が解けはじめ、急な斜面のトラバースが増えてきました。岩場などでは踏み抜きに注意2023.04.25
状況変化に対応できる装備と技術が必要な季節であることを意識して入山してください2023.05.02
残雪と夏道が混在しています。滑落事故も多く発生しているのでアイゼンの着け外しの判断は慎重に2023.05.09
登山指導センターから先の冬季閉鎖は5/19解除。翌日からは一ノ倉沢出合までの電気バスも運行開始予定2023.05.16
例年より早く雪解けが進み歩きやすくなってきました。山頂直下の急斜面には残雪があり滑り止めが必要です2023.05.23
天気予報を確認し、余裕をもった登山計画を2023.05.30
谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子
谷川岳登山指導センター
- 電話番号:
- 0278-72-3688
- 連絡先住所:
- 〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽