伯耆大山は初冠雪! 現在は融けていますが昨年から1日遅れの雪です。紅葉は遅れ気味で、見頃はこれから
天気・気温
13:00の山頂の天候、ガス、気温1℃。風速5~7m/s
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
昨日、関東地方では26.9℃と季節外れの真夏日であったにもかかわらず、ここ大山では今朝方から冷え込みが厳しく、山頂付近では今期の初冠雪が見られました。
朝のうちは雲は少しだけで9合目付近から上が白くなっているのが見られました。その後、徐々に山頂付近に雲がたまってきて、山頂付近の温度も1℃、おまけに北の風がやや強く、体感温度は-5℃以下となり、非常に寒い登山となりました。昨年より1日早い初冠雪です。
朝のうちは9合目付近から上の木道が凍っていて、山頂手前で下山してくる登山者がいましたが、お昼過ぎにはほとんど融けてしまい、写真のように山頂付近の低木の付近に少し見られる程度までになりました。
大山では、初冠雪がそのまま根雪になることはほぼありません。これから徐々に寒くなってきて、だいたい11月の終わりから12月にかけての雪が根雪となるようです。
紅葉の状況は、予想通り例年よりもかなり遅めのようです。9月に入って雨が続いたり、暖かい日が続いたために色づきが悪く、紅葉しないでそのまま枯れてしまう樹木がかなり目立っています。遠めに見ると紅葉しているように見えるのですが・・・。
特に赤系統の樹木の色づきが悪いようです。ただしまだ大山寺集落付近の紅葉は始まったばかりですので、この寒波の影響で、持ち直す可能性もあります。今後に期待をしてください。
登山道の状況
夏山登山道については、問題なく通れます。ただし、早朝は土留めに使用している丸太や8合目から上の木道が凍って滑りやすくなりますので、十分にご注意ください。
通行止めとなっていた鍵掛峠から奥大山~御机間は開通いたしました。
また川床からも仮設の橋ができたので、大休峠に向けて通行可能です。
登山装備
本日の服装は半袖のTシャツ+長袖のラガーシャツ、中厚手のズボンという格好でスタート、6合目で薄手の防寒手袋を着用。山頂ではまだ防寒具を着なくても1時間程度であれば小屋の中で我慢できる程度でした。
もちろん上着と下着は透湿速乾性の素材でないと、汗で濡れてしまい、いくら上着を着ても暖かくならないという状態になってしまいます。
これからの時期の大山は中途半端な装備では、登山が難しくなってきます。天候の状況をよく見て、無理のない登山を心がけてください。
注意点
天気予報では風向きにも注意してください。西の風であれば冷たい風が吹き込んできますので、かなり寒くなります。
山頂の避難小屋については、常時開放されています。頂上水洗トイレ2基について10月21日より冬期閉鎖に入りました。非水洗1基は使用できますが混雑する恐れがありますので、できるだけスタート前に済ませておいてください。
10/22・23・29・30、11/3は臨時開設されます。
ちなみにトイレは現在、今日もお昼過ぎまでは、ずっと数人が並ぶ状態でした。以前と比べると今の時期の登山者が増えています。出来るだけ山頂でトイレを使わないで済むようにしましょう。ただし現実的には非常に難しいと思います。何とか11月の半ば過ぎまでトイレの対応を考えていただきたいものです。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドなど、「大山レークホテル」(TEL0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きのできる登山の歩き方であるとかをお教えします。
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