朝方に大山寺集落付近でも積雪が見られ、道路も薄っすらと白くなりました。
天気・気温
13:00の山頂の天候、晴れ。気温10℃、7~8m/s
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
昨日からの寒気団の影響で、朝方に大山寺集落付近でも積雪が見られ、道路も薄っすらと白くなりました。ようやく例年の大山らしくなってきたようです。
各地方で色々と呼び方が違うようですが、冷たい冬の風とともに小雪が舞うようにパラパラと降ることを岡山の県北のほうでは「雪花(ゆきばな)が散る」という表現を使うそうです。
この鳥取県西部では、あまり知られていないようですが、なかなか風情のある使い方だと思います。
予報どおりに西北西の風が強く、特に6合目を過ぎた辺りから強くなり、草鳴社ケルンを過ぎた辺りからは、ますます強くなった冷たい風に吹かれ、いよいよ冬将軍到来を感じさせる天候となりました。
登山道の状況
大山山中の雪は、今のところ大した積雪量でなく、山頂付近では風に飛ばされて、8合目より上の木道でも白くなる程度で、せいぜい10センチ程度です。
しかし、この積雪が昼間に少し融けて、また夜中に凍るといった繰り返しになりますので、そろそろアイゼンがないと登山も厳しくなると思います。
新雪が降った日は、踏みしめて歩けるので比較的に歩きやすいのですが、そこを登山者が踏みしめていくとだんだん締まってきてアイゼンがないとツルツルになって歩けないという状態になります。
登山装備
装備で必要なものは、冬山装備はもちろんですが、アイゼンは必ず6本爪以上をお持ちください。4本爪の軽アイゼンはまず役に立たないと思ってください。他に手袋はインナーの替えを持っていたほうがいいでしょう。
大山の冬山は別世界です。
中途半端な装備は事故に繋がりますので、ご注意ください。
自分の身は自分で守るつもりで装備はお持ちください。
注意点
もう大山は完全に冬山です。
特に大事なことは、自然を相手にしたスポーツであることを忘れないように。
体力的に行けるだろう、時間的に行けるだろうみたいな甘い考えで無理をしてしまい、事故に繋がることが多いようです。
決して安易な気持ち、装備で登らないようにしてください。
山頂避難小屋は年中開放されています。
特に冬になりますと、扉が凍って開かない場合が時々ありますが、
鍵は閉まっていませんので必ず開きます。
3ヵ所あるトイレの1ヶ所だけは冬でも使えます。
これからの時期、登山でなくても、大山周辺に観光などで来られるお客さまは、冬用タイヤなども準備しておいたほうがいいと思います。お気をつけてお越しください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドなど、「大山レークホテル」(TEL0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きのできる登山の歩き方であるとかをお教えします。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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