浅間山 | 高峰温泉

 積雪110cm。最低気温-15℃。野生動物や野鳥との遭遇、天体観測、霧氷と冬の楽しみ満載です。

早朝キツネを見つけました。夜明けとともにねぐらへ帰るのでしょうか  (2013.01.28 高峰温泉 )
早朝キツネを見つけました。夜明けとともにねぐらへ帰るのでしょうか  (2013.01.28 高峰温泉 )
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天気・気温

01/28(月) 08:00の天候は晴れ、-11℃。昨日の最高気温-10℃、最低気温-15℃。積雪110cm。
長野市の天気予報
明日
曇のち雨
25℃
16℃
明後日
雨のち曇
24℃
15℃
日本気象協会提供 2024年5月5日 12:00発表
前橋市の天気予報
明日
晴のち曇
25℃
16℃
明後日
曇一時雨
23℃
17℃
日本気象協会提供 2024年5月5日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今朝、日の出前の時間、6時過ぎに上空を宇宙ステーションが通過してゆき、早起きをしたお客様たちは見ることができました。西の空には残照の月が節減を照らし出して幻想的でした。日の出とともにねぐらに戻ってゆくのでしょうか?雪の中で歩いているキツネがいました。冬の中では餌を探すが一番大変な季節です。毎日のように雪が降るとにおいも消えてしまうことでしょう。冬の寒さに耐えながら生きている動物たちの景色が見られた朝でした。

昨日は吹雪も収まり、快晴の天気。

先週末はこの週末に合わせて、寒気が南下し、細かい雪が降りました。パウダースノーでほうきで片づいてしまうほどの粉雪です。一日に積もる雪の量は毎朝10cm程度で、1/25には積雪100cmになりました。

1/24は、日中は小春日和というような温かい一日でしたが、夕方からは天気が変わり 夜から1/25朝にかけて雪が降りました。

冬の季節は星を見るには山の際から星が見られるので絶好の観測条件です。、今週は早起きすると下記の時間で宇宙ステーションが上空を通過してゆくのが見られます。1/27は05:17、*1/28は06:02、1/29は05:13、1/30は04:25、*1/30は05:58、*1/31は05:10、2/1は04:22は05:55、*2/2は05:07。*マークの日は条件の良い日です。

ライトアップされた宿の庭にテンやキツネそして、タヌキたちがえさを求めてやってきます。背中に雪を沢山乗せてやってくるタヌキたちもいます。毎夜元気でやってくるのが楽しみです。

自然界にえさが少なくなる冬が、もっとも野鳥の種類が見られる季節です。野鳥の餌台のある休憩所前では10種類以上の鳥たちがいつも集まってみることができます。朝早くからやってくるホシガラスたちは、20羽以上飛んで餌の順番待ち状態。そして、このところ多くなっているのがカワラヒワ。カラ類ですとシジュウカラ ゴジュウカラ コガラ ヒガラ エナガ ヤマガラ、時折カケスやアカゲラそして、ベニマシコ、シメがやってきます。そんな中、リスがやってきては、餌台を一人占め。時折森のギャング「テン」がやってくると一斉に木の上に退避します。今日もどんな鳥たちがやってくるか楽しみです。

雨や雪が降った後は、下界が雲海になる確率が高くなります。1/22も午後から天気が回復すると、下界に雲海になる雲が広がり始めました。この雲海の際の木々が気温が下がると霧氷となって見られることがあります。気温が下がり始めた夜には次第に木々に霧が凍りつき白い花を咲かせたように変わります。日の出とともに朝の霧氷が輝くことでしょう。日中には太陽の日差しで融けてしまう朝だけの景色です。

登山道の状況

1/25は雪が降った時に北風が吹いて稜線が吹きだまりや雪庇ができています。30cmほどの新雪のためスノーシューが必要でした。

周辺では冬のスノーシューコースとして赤いテープが付けられていますので、テープを目印に登山されると安心して山頂まで登れます。

登山装備

雪に対応できる真冬の装備が必要です。真冬用の温かい装備で入山ください。

注意点

登山道の赤い目印のテープを頼りに、時間に余裕を持って登山してください。
気温が低く日中でも-10℃と低温です。防寒の準備をしっかりしてください。
山へ入山時は登山口で登山道の状況を確認の上入山ください

雪の変化に注意ください。入山の際は必ず登山口での当日の天候と登山道の様子を確認の上、余裕ある登山計画で入山ください。
宿へ通じる道路等は冬季閉鎖になりました。来年のゴールデンウィークまで通行止めです。

お知らせ

高峰温泉へのお客様は、アサマ2000スキー場から雪上車での送迎となります。スキー場発は下記の時間となります。9時15分 9時45分 10時15分 13時 14時 15時15分 16時。

宿では、肉眼で見える彗星や星空を撮れるプランを企画中です。
スノーシューツアーは毎日開催しております。
外来入浴のお客様は上記の時間での送迎となります。入浴送迎込みで大人1500円、子供1000円。登山帰りやスキー帰りにどうぞご利用ください。

昨年の今頃の様子は?

残雪も少なくなり歩きやすくなりましたが、ハイカットの靴とスパッツがあるとよいでしょう2023.04.25

日によっては寒暖の差が大きいため、防寒用品をお持ちください2023.05.01

標高2000mではカラマツの新緑が始まり、南斜面では高山植物たちが咲き始めました2023.05.09

南斜面では高山植物たちが咲き始め、可愛らしい花や、野鳥の声が心地よい季節を迎えました2023.05.16

ヤマザクラやアズマシャクナゲなどが一斉に咲き、よい季節になりました2023.05.23

カラマツの新緑が一段と濃く感じられるようになりました2023.05.30

高峰温泉周辺の過去の様子

高峰温泉

電話番号:
0267-25-2000
連絡先住所:
〒384-0041 長野県小諸市高峰高原

地図で見る
http://www.takamine.co.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

群馬県 長野県 / 苗場山・白根山・浅間山

浅間山 標高 2,568m

 浅間山は三重式の成層火山である。第一外輪山は黒斑山、牙(ぎつぱ)山、剣ヶ峰。第二外輪山は前掛山、東前掛山であり、寄生火山としては小浅間山、石尊山、車坂山がある。  最初に黒斑山が活動し、陥没して大きな火口(湯ノ平)ができた。長い休止期の後、この火口の中に第二外輪山の前掛山が噴火した。この噴火口は直径800mもあり、その中に中央火口丘ができ、天明3年(1783)の史上最大の噴火以来、急速に成長し、現在の釜山となった。  火口は周囲が1.3km、長径は約450m、深さ150mといわれるが、常に変動がある。  「信濃の浅間山」として、古来よりあまりにも有名だが、群馬でも、赤城、榛名、妙義の上毛三山と並び、多くの県民に親しまれている。  ところが、噴火活動があると、災害のほとんどは群馬側でかぶることになってしまう。降灰も偏西風の関係で、長野県の一部をかすめるが、大部分は群馬県の碓氷(うすい)、甘楽(かんら)、多野(たの)の上空へ流れるのが普通である。  煙を吐く浅間山は中部山岳地帯のどこからでも指呼できる。それだけに、山頂の大展望はすばらしいの一語に尽きる。  浅間山にも巨人伝説がある。浅間山の鬼と富士山の大太郎が、山の造り比べをした。ヨーイドンで始めたが、浅間の方が大分調子よく進んだので安心して、もうひとモッコ載っければいいというところで、居眠りをしてしまった。目が覚めて見ると、富士山はもうでき上がっていて、自分のひとモッコだけ残って負けてしまった。今も小浅間として残っており、これを載せれば、富士山よりも高くなるはずだったという。似た話が榛名富士にもある。  この山の標高は明治44年(1911)の測量で2542mとされて以来、測量のたびに高くなっている。関東一の日光白根山(2578m)を、いつ越えるかと興味が持たれている。  登山コースは、軽井沢口は峰ノ茶屋から3時間30分、小諸口は浅間山荘から3時間30分だが、火山活動によって入山が規制される期間が長い。 <火山情報>  浅間山は活火山であり、2009年2月にも噴火活動によって、周辺の山域にも噴火情報が出され、入山規制が行われることがある。登山を計画する場合は、最新の火山情報を確認すること。 <追加情報> 浅間山は2019年8月7日に山頂火口で小規模の噴火が発生。噴火警戒レベルは3に引き上げられ、火口から概ね4km以内は入山規制となっている。

長野県 群馬県 / 苗場山・白根山・浅間山

東篭ノ登山 標高 2,228m

 篭ノ登山には西、東の2峰があるが、上信国境の代表的ハイキング・コースとして多く登られているのは東篭ノ登山で、一等三角点の置かれた山頂は360度の展望を誇る。周辺に自生する天然カラマツ林は、全国的にも貴重な存在で、初夏には林内にシャクナゲが咲く。  兎平登山口(駐車場)の南に接する池ノ平湿原は、湯ノ丸高原、高峰高原の中間に位置する。この辺りは亜高山帯に属するが、日本海側、太平洋側の植物に加え、低山性、高山性の植物が混生し、その種類は1200種ともいわれる。7月、アヤメの池ノ平から三方ヶ峰(さんぽうがみね 2040m)に登ればコマクサの花が咲く。晩夏にはヤナギランからマツムシソウと咲き移り、ベニヒカゲやクジャクチョウなどが舞う。  兎平登山口から所要50分。篭ノ登山を往復して池ノ平、三方ヶ峰を回れば3時間。高峰温泉から水ノ塔山経由縦走は1時間50分。

長野県 群馬県 / 浅間山周辺

黒斑山 標高 2,404m

 三重式火山、浅間山の第一外輪山で、約5万年前には高さ2800~2900mの美しい円錐形をしていた。約3万年前の爆発によって、現在のような半円形の断崖になったといわれる。  第二外輪山の前掛山との間にある火口原が湯ノ平で、ここからの黒斑山の眺めは、コーカサス地方の風景にもたとえられる。  車坂峠から入って黒木の森をくぐり、避難小屋の建つ赤ゾレの頭を過ぎると、浅間山の威容に圧倒される。トーミの頭は、やや東に突き出ているため、Jバンドまで約3.4km続く黒斑山稜や、周辺のすばらしい火山景観が一望で、カモシカを見ることもある。晩秋の新雪のころ、浅間の山肌に白い縦縞が入る。  車坂峠登山口から山頂まで1時間30分。 <火山情報>  浅間山は活火山であり、2009年2月にも噴火活動によって、周辺の山域にも噴火情報が出され、黒斑山周辺でも入山規制が行われることがある。登山を計画する場合は、最新の火山情報を確認すること。

ユーザーの登山記録から