山頂付近の積雪20cm程度。春のクサレ雪となっています。アイゼンは状況により使用しましょう。
天気・気温
山頂は晴れ、13:00の気温0℃、微風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
4/7(日)の朝から爆弾低気圧による雨風で、大山は吹雪となりました。夕方には大山寺で道路に湿っぽい雪が約5cm程度ですが積もっていて、今朝方は所によっては凍結していました。
登山道の状況
登山道に雪が積もり、山頂付近で平均約20cm程度の積雪となりましたが、やはり春の雪でさほどアイスバーンにもなっていません。いわゆるクサレ雪が山頂まで続き、カッティングで充分登れます。六合目から上になると、蛇カゴの上にうっすらと積雪があるので、アイゼンを付けていると逆に引っ掛けて危ないようです。標高1,600m手前からは(八合目を過ぎて最初に出てくる木道付近)、アイゼンを必ず外してください。山頂までは不用です。
登山装備
残雪があり対応できる山装備が必要です。
今日の場合は半数程度のお客さんがアイゼンを着けていましたが、4本爪とか6本爪は雪の少ないところを歩くと不安定で危ないと思います。「雪=アイゼン」という図式が頭にあると思いますが、雪質を良く見て判断しないと、歩きにくいこともあります。これからの時期に、それでも不安な方はちょっと重たいですが12本爪をつけた方がいいと思います。
今の時期に一番迷うのは服装だと思います。
今日の私の服装は、半袖のジップシャツと長袖フリースの2枚でした。少し暑いぐらいでしたから、長袖のTシャツと半袖のジップシャツでも良かったと思います。ただ基本的に積雪がありますので、手袋はそれなりの物を用意して、濡れるので替えの手袋もあった方がいいようです。
靴は3シーズン用の軽登山靴でも構いませんが、ゴアテックスの登山靴でないと、靴の中に冷たい水が沁み込んできます。もちろん運動靴では無理です。
今日の場合は風がさほど吹かなかったので、この服装でしたが、六合目辺りから風に吹かれて寒くなったら、雨具を着れば充分に対応できます。晴れていても雨具は必ず防寒対策にお持ちください。
注意点
朝晩はまだ冷え込みがあり、大山寺周辺の道路の日陰では凍結の恐れもあるので、お気をつけください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
昨年の今頃の様子は?
今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02
だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15
米子市内でも30℃を越える夏日となりましたが、大山は気持ちの良い風が吹いていました2023.05.23
中国地方は梅雨入り。蒸し暑くなる季節、大山では薄着での行動とこまめな水分補給を2023.05.30
大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
- 現地連絡先:
- 090-7999-2931
- 電話番号:
- 0859-75-2300
- 連絡先住所:
- 〒689-4424 鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山 内