山頂は風速20m/s前後の強風でしたが、今週に入って暖かくなってきました。積雪は3合目を過ぎた当たりからあります
天気・気温
11:00の山頂の天候、晴れ。気温6℃、風速20m/s前後
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
4/7に山麓の大山寺でも積雪があるなど、大山の天候は不安定です。天候が落ち着いていたのは月曜日(4/8)だけで、火曜日から気温が下がり、水曜日には再び積雪、大山寺で昼間でも0℃の日が続いていましたが、ようやく今週に入って暖かくなってきました。
特に今日は太平洋上を強い高気圧が移動し、湿気を含んだ生暖かい風が吹き込んできていました。朝方は風速30m/sを越える風が山頂付近では吹き荒れていたようで、途中で引き返した登山者もいたようです。
登山道の状況
登山道には積雪があります。積雪は3合目を過ぎて標高1,100m辺りから出てきて、5合目下で一度積雪は無くなります。
その後標高1300m辺りから積雪が出てきて、1500m辺り、草鳴社ケルンの下まで登山道の積雪は続いています。
8合目下付近から再び出てきますが、標高1600mあたりまでで、その後は木道もほとんど積雪はなしです。
積雪はだいぶ減りましたが、運動靴で登れるのはまだ5合目辺りまでとお考えください。
アイゼンが必要かどうかについては、もう先週のような冷え込みは無いと思われるので不要だと思います。しかし今年は予測のつかない天気です。念のため用意して、山麓の大山寺に到着してからスタートするときの外気温で判断すればいいと思います。
登山装備
残雪があり対応できる山装備が必要です。
服装は、今日の私の場合は上は長袖のTシャツに半袖のラガーシャツを重ね着して、フリースの手袋を下山時に使いました。
風が強かったために、これでちょうど良かったですが、風が弱かったらやや暑かったかもしれません。
今の時期にあると便利な道具は、ストックです。使うときはダブルストックで使った方がバランスは取りやすいと
思います。ただ使い方をよく習得しないと、どうしてもストックに頼ってしまいます。
そうなると肩を痛めたり、当然足にも疲労が蓄積されますので、しっかり学んでから使ってください。
靴は3シーズン用の軽登山靴でも構いませんが、ゴアテックスの登山靴でないと、靴の中に冷たい水が沁み込んできます。もちろん運動靴では無理です。
注意点
朝晩はまだ冷え込みがあり、大山寺周辺の道路の日陰では凍結の恐れもあるので、お気をつけください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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