アラレや吹雪の天候でしたが融雪も早いでしょう。急斜面に雪が残り滑りやすいので注意。
天気・気温
11:00の山頂の天候はアラレ後吹雪、気温+1℃、風10~12m/s。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
本日は、上空の寒気の影響が予想以上に強く、大気の状態が非常に不安定で時折カミナリが鳴ったり、二合目辺りからアラレが降り始め、山頂では風が強く吹く中での雪となったり、非常に寒い登山でした。
前回のレポート(4/23)では新たな積雪があったものの、4/24にかなり強い南風が吹き荒れ、ほとんど新雪については融けてしまったようです。今日の雪もさほど積もるほどではなく、明日か明後日には新雪は融けてしまうと思われます。
登山道の状況
残雪状況ですが、五合目の上辺りまでは所々に点在するぐらいで問題なく歩けます。
標高1300mを過ぎた付近から登山道に残雪が出てきて、草鳴社ケルン(標高1500m)の手前まで切れたところがありますが、残雪が続きます。
あとは八合目の手前付近が約50m程度残るぐらいです。
ただ、急斜面にかなり残っていますので滑りやすく、登山靴でないと無理があります。運動靴では六合目辺りが限界のようです。
登山装備
アイゼンは、よほど天候が冷え込まない限りは不要です。
中には「積雪=アイゼン装着」と考える方がおられるようですが、状況をよく見て判断しないと、現在のような残雪でしたら、逆にアイゼンを引っ掛ける恐れがあり非常に危険です。
しかも薄っすら積もった木道をアイゼンを履いて平気で歩いておられます。この程度の残雪でしたら、少なくとも歩行技術でカバーしてください。アイゼンを履けば安全に歩けると思うのは間違いです。
服装は、どうしても厚着でスタートされる方が多く、二合目付近までで、上着を脱いだり調整をされているようですが、これも逆です。薄着でスタートして寒くなれば上着を着てください。
今日の私の場合は、いつものように長袖Tシャツと半袖の重ね着でスタート。二合目でアラレがひどくなり、雨具の上着のみ着用。六合目で手袋をフリースから冬用に変更しました。
注意点
いよいよゴールデンウィークに入り、多くの登山者が予想されますが、山での天気は下界とは違いますので、よく注意して装備を準備してください。
登山というのは楽しいスポーツですが、装備を間違えると危険なスポーツにもなります。ご注意ください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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