暖かくなり夏山登山道でダイセンキスミレなど様々な花が咲き始めました。6/1~2は大山山開き。
天気・気温
14:00の山頂の天候はガス、気温7℃、風5~7m/s。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
大山夏山登山道の情報です。
昨日までの真夏日から極端に気温が下がり、大山寺でも肌寒いぐらいの天候となりました。これはシベリア寒気団が南下し、西高東低の冬型の気圧配置になったためで、北風が非常に冷たく、ここまで寒くなると体のほうがついていけなくなるぐらいです。
昨日までの暖かさで、お花がずいぶんと咲き始めました。
大山寺周辺では、「コンロンソウ」、「クルマバソウ」、「シャガ」、などが咲き始め、「トキワイカリソウ」が満開。
阿弥陀堂下の「
ヤマブキ
ヤマブキ
」も満開。
一合目付近では「チゴユリ」、「
イワカガミ
イワカガミ
」、「ツルシキミ」、「エゾユズリハ」、などが咲いていますが、
イワカガミ
イワカガミ
はやはり日当たりが重要で、このあたりの日陰では、きれいなピンク色には程遠い色目です。
三合目あたりでは「ユキザサ」に花目がついており、五合目では「クロモジ」が満開です。
五合目あたりではようやく「ミヤマ
カタバミ
カタバミ
」が咲き始め、「
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
」が満開。「ハウチワカエデ」の赤い花も咲いています。
七合目あたりまで登ると岩場には「ダイセンキ
スミレ
スミレ
」が可憐な花を咲かせています。
今のペースで順調に推移すると大山の山開き(6/1~2)あたりでは山頂付近で
イワカガミ
イワカガミ
が満開になると思います。
登山道の状況
大山夏山登山道の積雪は最後まで八合目の下に残っていましたが、これがようやくなくなりました。
登山道両脇の谷筋には残っていますが、登山道には雪はありません。また雪が少なかったために、登山道の崩壊ヶ所もほとんどなしです。
登山装備
登山装備は必要です。
注意点
・今の時期に注意することは、まず服装です。
薄着でスタートすることが、いかに重要かが一合目付近まで登るとわかります。大山寺で寒いからと何枚も着ていると、かなりの汗が出てきて、バテる原因になります。
今日の私の服装は、長袖のTシャツに半袖ジップシャツを重ね着の2枚のみ。いずれも速乾性素材のものです。山頂までこの服装のままでした。
・飲料水は十分な量を用意しましょう。500ミリのペットボトルで2本程度を用意しましょう。
・虫対策 風があまり吹いていない日は「ブト」が出てき始めましたので虫対策も必要です。
・5月は、夏山登山道は毎週木曜日と金曜日に学生登山が入っています。この曜日は避けて計画するか、ほかのコースを楽しまれたほうがいいようです。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
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