苗場山 | 和田小屋

夏の山小屋営業を開始しました。お花畑はシラネアオイ・アズマシャクナゲ・ナエバキスミレ等が真っ盛り!

絶滅危惧種のフガクスズムシソウが、和田小屋ちかくの、とある場所で花を開きました(2013.06.26 和田小屋)
絶滅危惧種のフガクスズムシソウが、和田小屋ちかくの、とある場所で花を開きました(2013.06.26 和田小屋)
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天気・気温

06/11(火) 晴れ、13:00現在の気温12℃。
みなかみ町の天気予報
明日
曇のち雨
18℃
10℃
明後日
晴一時雨
19℃
9℃
日本気象協会提供 2024年4月30日 0:00発表
長野市の天気予報
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曇のち晴
22℃
9℃
日本気象協会提供 2024年4月30日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

この地域でもっとも遅い春がようやくやってきました。
春の苗場山の始まりです。
雪消え直後のお花畑は シラネアオイ シラネアオイ ・アズマ シャクナゲ シャクナゲ ・ナエバキ スミレ スミレ 等が真っ盛り!

登山道の状況

残雪は平年並みに残っています。
和田小屋から標高1600mまでの樹林帯の中は夏道を50m歩くと残雪の上を10m歩く、こんな感じの繰り返し。
そこから標高2000mの稜線まではほぼ雪上です。
この辺は夏道がまったくわかりません。
元々疎らな樹林帯のため、木々の感じから「ここが道だ」というのはわかりにくいので夏の登山道を熟知している方以外の単独行動はお勧め出来ません。
所々目印の赤テープがありますが濃霧等の視界不良時はまったくわからなくなります。
山頂もまだほとんどが雪上です。
一面に広がる大小無数の池塘をご覧になりたい方はもう少し時期を先へ送ったほうが良いかもしれません。

登山装備

GPS・コンパス・山地図等のナビゲーションツールは必携をお願いします。

お知らせ

国道から登山口までの林道も開通しておりますが、6月14(金)・15(土)の両日は舗装の修繕工事の予定あり。
通行止めにはなりませんが、現場の誘導に従って通行してください。
一般登山者の駐車場は登山口1220m。和田小屋お泊りの方は1380mの小屋横まで乗り上がれます。
詳しくは、かぐらスキー場(TEL025-788-9221)までお問い合わせください。
和田小屋は6月8日から夏山営業を開始しました。

和田小屋周辺の過去の様子

  • 和田小屋前も積雪しました
  • ウメバチソウが咲き始めました
  • 和田小屋前ではキバナノヤマオダマキが咲き始めました
  • ヤナギランが昨年より1週間早く咲き始めました
  • エゾアジサイが国道沿いでたくさん咲いています
  • ニッコウキスゲと和田小屋
  • ウスユキソウが咲き始めました
  • 小屋近くでは、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているフガクスズムシソウが咲いています
  • 神楽ヶ峰ではシラネアオイが見頃です
  • 小屋の周辺ではミズバショウが咲きはじめています
  • 中ノ芝から上越国境

和田小屋

電話番号:
025-788-9221
連絡先住所:
新潟県南魚沼郡湯沢町三俣742 かぐらスキー場

地図で見る
http://www.princehotels.co.jp/amuse/wadagoya_summer/

施設の詳細を見る

関連する山

新潟県 長野県 / 苗場山・白根山・浅間山

苗場山 標高 2,145m

上信越高原国立公園内にある山で、第4紀火山の安山岩類からなり、頂上部は多くの池塘を光らせた4km四方に及ぶ高層湿原を展開しており、その景観と特異な山容から、越後の名山として注目され、県内外の登山者に親しまれている。 頂上には保食神の青銅像や伊米神祠、苗場七柱大神などの石塔があり、昔から延喜式内伊米神社の奥ノ院として、農民や修験の登拝があったらしい。 文化8年に塩沢町の鈴木牧之(ぼくし)が、案内や従者ら12名を伴って登山し「苗場山は越後第一の高山なり、魚沼郡にあり登り二里という。絶頂に天然の苗田あり、依て昔より山の名に呼ぶなり、峻岳の巓に苗田ある事甚だ奇なり」と、その著『北越雪譜』に苗場山紀行を載せている。 登山道は上越新幹線の越後湯沢駅から清津川を渡り、和田小屋、神楽ガ峰を経由する三俣コースや、三国峠に近い元橋からの赤湯温泉コース、飯山線の津南町から中津川を遡った秋山郷の金城山・小松原コース、小赤沢コースなどがあって、それぞれに苗場山の多様な側面を見せているが、交通、宿泊の便がよくて登山者に好まれているのは三俣コースで、マイカーを利用すれば、スキーシーズン以外は、和田小屋の徒歩20分手前の町営駐車場まで入ることができる。 かつてはブナの原生林をたどった登山道は、スキー場造成の伐開やリフト架設で昔の面影を失ったが、自然保護のため木道が敷かれて登山者に喜ばれている。 登山の対象としてよりもスキー場が有名で、苗場山を巡って民宿150軒、スキー場17カ所もの施設があり、ゲレンデに林立するスキーリフト群が山相を一変させた観がある。 一等三角点の頂上には、苗場山頂ヒュッテがあり、天然の苗田と見られた池塘群には、ワタスゲ、ヌマガヤに混じってヤマトキソウ、キンコウカ、ヒメシャクナゲなどの湿原植物が多彩で、その間にコメツガなどの低い針葉樹林が点在しており、木道に導かれた山上庭園の散歩が楽しい。もちろん上信越の山々をはじめとする展望も申し分ない。 三俣口8合目の神楽ヶ峰には、鈴木牧之の苗場登山を顕彰して、昭和15年に我が国登山界の元老である高頭仁兵衛氏らが、高さ3mの「天下之霊観」碑を建立したが、落雷か積雪の圧力かで折損放置されていたのを、平成3年に日本山岳会越後支部が、原型と同じ仙台石で霊観碑を再建している。 和田小屋からや約4時間30分で山頂に立つことができる。

ユーザーの登山記録から

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