登山口と強風の山頂の気温差が大きく低体温に注意しましょう。山頂避難小屋の売店平日営業開始。
天気・気温
12:00の山頂の天候は、ガス、気温14℃ 15m/s前後。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
昨日同様、勢力の強い太平洋高気圧が東方に去り、余韻を残したまま大陸から低気圧が入り込んできました。そのため上空へ寒気が流入し、大気の状態が不安定となりました。さらに上昇気流が発生して山頂付近が雲に覆われたと考えられます。
南風が非常に強く、八合目から山頂台地に出てからはかなりの強風で、気持ちいい風という表現を通り越して非常に寒く感じられました。
今の時期の登山で注意していただきたいのが、今日のような場合です。
気温差が登山口と山頂との間で+9℃あります。
標高差(約1000m)で考えると普通なんですが、風が非常に強くて山頂での体感温度は3℃から5℃ぐらいとなりました。
登山道の状況
だいせん夏山登山道に支障ありません。危険な所も、特に雨で崩れたとかいう場所もありません。
また大山のこの登山道については泥濘地がほとんどありませんので、スパッツをつけなくても問題ありません。
登山装備
登山装備が必要です。登山靴、雨具、ライト、地図などは登山の基本装備のうちです。十分な飲料水、虫(ブト)除けも必携。
注意点
通常今の時期に注意することは熱中症に対する対策のはずですが、逆に
低体温症の恐れもあります。
ここで有効に使えるのが、セパレートタイプの雨具の上着です。風をさえぎることが出来るので、今の時期の防寒対策には充分です。たとえ晴天でも必要な装備と考えてください。あわせて少し高価ですが、レイングローブがあれば万全です。
山頂避難小屋の売店が、今年からは平日も営業を始めました。
ただし悪天候の場合は休業しますが、ペットボトルの飲み物、ビール、
カップ麺などいざという時は山頂で調達できますのでご利用ください。
売店の営業についてのお問い合わせは チロル&白樺(電話0859-52-2848)へ。もちろん土日も今までどおりに営業しています。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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