お花の見頃まであと一週間程度です。ユートピアは一部に倒木があります。砂滑りはオススメしません。
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
今日のユートピアは日曜日ということで、非常に多くの登山者がお花畑に集まりましたが、心配していたほどの渋滞もなく、比較的にスムーズにユートピアまで行けました。
お花の様子ですが、やや早くて見ごろはあと1週間といったところのようです。
一番きれいな群落でナンゴク
クガイソウ
クガイソウ
がありますが、花穂はついてますが色がまだ薄く、これからというところ。また
シモツケソウ
シモツケソウ
も同じ状況です。
ほかに咲き始めた花は、ホソバシュロソウ、アオヤギソウ、
コオニユリ
コオニユリ
、
ダイモンジソウ
ダイモンジソウ
、ウバユリ、クサボタンなどです。
登山道の状況
現在のユートピアの状況をお知らせします。
大神山神社から宝珠尾根経由でユートピアまでのルート
上宝珠越までは荒れた場所はほとんどありません。
しかし7/15の大雨の影響で、上宝珠越から剣谷に入った最初の沢になん本かの倒木があり、ルートを完全に塞いでいます。距離にして約10mメートルほどです。
今日、かなりの登山者が通ったため、木を跨いだり、潜ったりして、通行は可能ですが、当然交差は出来ません。
砂滑りの状況ですが、ここもかなり荒れており、下部の積雪もほとんど無くなって抜け落ちてしまっています。要するに大小の岩がゴロゴロしていて、滑るどころではないということです。また数年前までは大屏風岩の下付近で工事があったため工事用車両の通る道がありましたが、現在はそれもなく、北壁下部からもかなり荒れた河原を歩くことになります。
結論として、上部からいつ落石があるかわからないということと、浮石だらけの河原を歩くわけですから、非常に危険で、時間がかかるということです。
宝珠尾根をそのまま下ったほうがリスクも少なく、時間も早いと思われます。
無理に行こうとする登山者は、「何年か前に行ってみて良かったんだけど。」と言われます。しかし年々滑れる距離も短くなり、楽しくて早いのは昔の話です。お気をつけください。
登山装備
登山装備が必要です。登山靴、雨具、ライト、地図などは登山の基本装備のうちです。十分な飲料水、虫(ブト)除けも必携。
注意点
高山植物保護のため登山道から出ないようにしましょう。
標高はあまり高くないのですが、山を甘く見ると事故が起きやすくなります。充分な飲料水、最低限の装備などはお持ちください。
特に飲料水については、下山のときも必要ですので計画的に摂取しないと自分が困ることになります。
夏休みに入ると子供さんを連れて登山される方が増えてくると思いますが、子供さんの場合は新陳代謝が激しいので、よく汗をかきます。そのぶん水分をこまめに取らせてやらないと、熱中症の恐れがあります。
大人の方でも一人につき500ミリリットルペットボトルで最低3本程度はお持ちください。スポーツドリンク2本、お茶が1本で合計3本程度が必要です。
余裕があればさらにミネラルウォーターを1本予備としてお持ちください。500ミリペットボトルを凍らせて持参しても、山頂まで解けないのでご注意ください。
山頂の避難小屋の営業
夏休みに入るころからは毎日オープンとなります。
詳しくは「大山寺 チロル&白樺(電話0859-52-2818)」までお問い合わせください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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