ようやく本来の夏らしい天候が戻ってきたようです。今シーズンで一番たくさんの水を飲みました。ペットボトル4本はお持ちください。
天気・気温
12:00の山頂の天候は、晴れ、気温20℃、微風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
ようやく本来の夏らしい天候が戻ってきたようで、モヤが出ていましたが久しぶりに山頂も見えました。
昨日までは6合目を過ぎるとヒンヤリと涼しい風が吹いてきて、山頂では寒いぐらいでしたが、今日からは明らかに風の涼しさが違い、9合目を過ぎるまでは非常に暑く、涼しいのは山頂だけでした。
こうなってくると一番注意することは登る時の「暑さ対策」です。
私自身も今シーズンでは一番たくさんの水を飲みました。
昨日までは500mlのペットボトル3本でぎりぎりでしたが、もう足りなくなるぐらいの暑さです。4本はお持ちください。
先月終わりごろから大山で合宿をしている高校生、大学生の体育会系の学生さんがたくさん登山をされていて、しかも交差の時には大きな声で挨拶をしてくれて気持ちがいいです。
現在、大山で見られる花は、キュウシュウコゴメグサ、ホツツジ、ヤマジノホトトギス、ヌスビトハギ、
ソバナ
ソバナ
、クサボタン、
ネジバナ
ネジバナ
、カンチコウゾリナ、
シモツケソウ
シモツケソウ
、ダイセンオトギリ、
ダイモンジソウ
ダイモンジソウ
、
イヨフウロ
イヨフウロ
、
コオニユリ
コオニユリ
、ナンゴク
クガイソウ
クガイソウ
、オオバギボシ、
サラシナショウマ
サラシナショウマ
、ネバリノギランなどです。
登山道の状況
だいせん夏山登山道は、支障ありません。
登山道については、このところの雨の影響を気にして問い合わせが非常に多いんですが、夏山登山道に関しては、ほとんど被害はありません。
しかし強い雨が、ここ半月ほどで何回か降りましたので、少し掘れている場所があります。
夏休みに入って子供さんが増えていることもあり、段差が高くなっている場所の何ヶ所かを応急的に補修をしましたが、特に六合目から上では足元にご注意ください。
また六合目から八合目の間では特に蛇カゴの針金が出ている場所がかなりあります。下山する時に良く見て歩いてください。引っ掛けると前に転倒して非常に危険です。焦らずにゆっくり歩いてください。
八合目から上の木道についてもガスの中とかで濡れている場合が多いです。
滑りやすくなっていますので、ここもご注意ください。
多くの方がやはり登りで六合目を過ぎると、かなり疲れが出てきて、歩くのがやっとで、なかなか周辺に注意するだけの余裕がなくなっているようです。
決して無理をしないように自分の体力に合わせた登山を心がけてください。
山を甘く見ると大きな事故に繋がる恐れがあります。
基本をしっかり学んで、山のルールを守りながら楽しい登山をしましょう。
登山装備
登山装備が必要です。
雨具は必ずお持ちください。夏だから多少は濡れても、なんて考えは山では通用しません。
登山靴、ライト、地図などは登山の基本装備のうちです。十分な飲料水、虫(ブト)除けも必携。
飲料水は、大人の方でも一人につき500mlペットボトルで4本程度はお持ちください。
特にお子様連れの場合はご注意ください。
服装で最近良く見られるのが
・つばの広い帽子を目深にかぶって登る方
→5合目を過ぎるあたりまでは、木陰の中を歩くので帽子をかぶらないほうが涼しいです。
・雑誌のファッションをそのまま真似て、長袖のシャツの上に半袖の重ね着をしている方
→もう半袖1枚で充分です。
・雨も降ってないのにスパッツをつけて登ってる方
→大山はぬかるみがほとんどないので不要です。
注意点
小さなお子さんを抱いて降りてくるお父さん、
もちろんお父さんも大変でしょうが、お子さんもグタッとして汗まみれ。これだけ暑くなってくると、小さなお子さんには非常に危険です。
ちなみに今日はこのパターンを4組も見かけました。
気持ちはよくわかりますが、無理をしないでください。
山は涼しいと思われがちですが、それは山頂付近の話であってやはり登り始めは暑いです。
高山植物保護のため登山道から出ないようにしましょう。
雨具について
やはり高価な物ですから、購入するのは考えてしまいますが、大山での使用時間を考えるとゴアテックスでなくても充分です。
またポンチョタイプは、風の強い山での使用は避けたほうがいいでしょう。
下からの吹上で濡れてしまうし、稜線では風をはらんで危険です。
山頂の避難小屋の営業
夏休みは毎日オープン予定です。
詳しくは「大山寺 チロル&白樺(電話0859-52-2818)」までお問い合わせください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
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