北岳 | 南アルプス市 北岳山荘

日中は熱中症対策、朝夕は一桁台の気温差に注意。落雷もあり小屋には早めに到着しましょう。

朝夕の気温がぐっと低くなり、また葉も色付き始め稜線は秋模様です。(2013.08.28 南アルプス市 北岳山荘 )
朝夕の気温がぐっと低くなり、また葉も色付き始め稜線は秋模様です。(2013.08.28 南アルプス市 北岳山荘 )
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天気・気温

08/21(水) 09:00現在の天候は晴、最低気温(06:00)8.0℃、最高気温(15:00)18.0℃。
甲府市の天気予報
明日
雨のち曇
22℃
16℃
明後日
晴一時雨
26℃
15℃
日本気象協会提供 2024年5月6日 16:00発表
松本市の天気予報
明日
雨のち曇
22℃
14℃
明後日
曇一時雨
17℃
8℃
日本気象協会提供 2024年5月6日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

●高山植物の情報 
・満開過ぎの花は、 シナノキンバイ シナノキンバイソウ 、イワツメクサ、ミヤママンネングサ、タカネ グンナイフウロ グンナイフウロ 、ムカゴユキノシタ、タカネヤハズハハコ、タカネツメクサ、 ゴゼンタチバナ ゴゼンタチバナ ハクサンフウロ ハクサンフウロ 、ミヤマハナシノブ、イブキジャコウソウ、ハハコヨモギ、タカネイブキボウフウ、ミネ ウスユキソウ ウスユキソウ 、タカネ ナデシコ カワラナデシコ 、ヤツガタケタンポポ、キンロバイミヤマホツツジ、チシマギキョウ、ヒメコゴメグサ、シコタンハコベ。

・満開の花は、 トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ 、タカネビランジ、イワインチン、コ ウメバチソウ ウメバチソウ 、キタダケヨモギ、ハゴロモグサ、ミヤマシャジン、ミヤマコウゾリナ、イワギキョウ、シラネヒゴタイ、キタダケ トリカブト ヤマトリカブト 、ホソバ トリカブト ヤマトリカブト 、タカネコウリンカ、タカネニガナ、シロバナノタカネビランジ、 イブキトラノオ イブキトラノオ

・咲きはじめの花は、サンプクリンドウ、アカイシリンドウ。

●日の出、日没の時間(目安) 日の出5時頃、日没18時40分頃。

登山道の状況

広河原~白根御池小屋~肩の小屋~北岳山頂間・・・異常なし
広河原~二俣間・・・異常なし
二俣~肩の小屋間・・・異常なし
二俣~八本歯のコル間・・・雪渓の上を歩かずに通行出来ます。(落石注意)
八本歯のコル~吊り尾根分岐点・・・異常なし
トラバース分岐点~トラバース道~北岳山荘・・・8月16日落雷がありました。早い時間の到着をお願いします。
北岳山荘~吊り尾根分岐点~北岳山頂・・・異常なし
北岳山荘~間ノ岳・・・異常なし
間ノ岳~両俣小屋・・・異常なし(要熊鈴)
両俣小屋~仙丈岳・・・若干倒木あり。
北岳山頂~両俣小屋・・・稜線上は問題なし。
中白根沢の頭からの下りは足元悪し。
左俣大滝~両俣小屋間は渡渉箇所が多く、大雨の後は増水するため、通行を避けて下さい。要熊鈴。初めての方、慣れていない方は、通行を避けてください。
北岳山荘~間ノ岳の稜線、大樺沢二俣付近、北沢峠付近で熊が出没しました。熊鈴等の対策をお願い致します。

●その他登山道の情報は
広河原インフォメーションセンター 電話090-2673-2406
あるいは各山小屋にお問い合わせください

南アルプス市広河原山荘 電話090-2677-0828
南アルプス市白根御池小屋 電話090-3201-7683
北岳肩の小屋 電話090-4606-0068、または電話055-288-2421
南アルプス市山梨県北岳山荘 電話090-4529-4947
南アルプス市両俣小屋 同上(20人以上は事前予約)または電話055-288-2146
南アルプス芦安山岳館 電話055-288-2125
南アルプス市観光商工課 電話055-282-6294

登山装備

3000m級の登山装備が必要です。

注意点

好天で日中はかなり暑い日が続いております。熱中症対策をお願いいたします。
また朝夕は気温低く、最低気温は一桁台となります。防寒対策はしっかりとしてお越し下さい。
目的地にはなるべく早く到着しましょう。山の原則は「早出早着」です。目標は15:00くらいです。

●林道 今日現在開通しています。
各林道の問い合わせ先は
・南アルプス山岳交通適正化協議会(事務局 山梨県観光部観光資源課電話055-223-1576) http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html
・山梨県中北林務環境事務所治山林道課 電話0551-23-3864 http://www.pref.yamanashi.jp/chisan/index.html
・山梨交通 http://yamanashikotsu.co.jp/

お知らせ

北岳山荘は定員150名です。9人以下のパーティーは予約不要です。概ね10人以上の団体様については、1~2日前にご連絡頂けると助かります。(北岳山荘直通電話 090-4529-4947)
※夜8時過ぎの電話は緊急用として開設していますので、予約等のご連絡は控えていただくようお願いいたします。

・混雑予想
8/23(木)~8/26(日)は定員満員の予想です。
平日については定員(150名)以下の予想です。
・食事提供の時間 朝食5時、夕食17時00分 からです。毎回54人、到着申込順となります。時間は混雑状況により変動します。

・北岳診療所は本夏の診療を8/17で終了しました。
昭和大学の皆様、お疲れ様でした!来月9月中旬に再開設予定です!

南アルプス市 北岳山荘周辺の過去の様子

  • 大樺沢上部は凍結しています
  • 北岳山荘付近のライチョウ
  • 北岳山荘から見る朝焼け
  • 北岳の様子
  • 中白根方面の様子
  • ライチョウの親子(中白根山付近)
  • 北岳周辺の稜線の様子
  • トラバース道落石跡、通行時はご注意ください
  • ウラシマツツジ
  • ヒメセンブリの花
  • アオノツガザクラ
  • ミネウスユキソウ

南アルプス市 北岳山荘

現地連絡先:
090-4529-4947
電話番号:
055-282-6294
連絡先住所:
山梨県南アルプス市小笠原376 南アルプス市役所 観光商工課

地図で見る

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

北岳 標高 3,193m

 日本で富士山に次いで高い山は白峰の北岳である。白峰は通称白峰三山と称し、3000mを抜く山5座が、南アルプスの北部に連なっている。すなわち北岳(3192m)、中白峰(3055m)、間ノ岳(3189m)、西農鳥岳(3050m)、農鳥岳(3026m)である。  この連山の最北にある故、北岳。当を得た山名である。古くは『平家物語』に「手越を過ぎて行きければ、北に遠ざかりて、雪白き山あり。問へば甲斐の白根と云ふ」と出ているが、果たして東海道筋から見えたであろうか。時代は下がり、『甲斐国志』(文化11年―1814年編)によれば「白峰、此山本州第一ノ高山ニシテ西方ノ鎮タリ。国風ニ詠スル所ノ、甲斐ヶ根コレニシテ(中略)南北ニ連ナリテ三峰アリ。其北方最モ高キモノヲ指シテ、今専ラ白峰ト稱ス」と記している。  同書によれば、「山上ニ日ノ神ヲ祀ル。其像黄金ヲ以テ鋳ル。長七寸許、容ルニ銅室ヲ以テス。高貳尺貳寸廣方八寸、其四隅ニ鈴ヲ掛ク、風吹ケハ声アリ」と大日如来を祭ってあることを載せている。明治41年7月、この頂に立った小島烏水は「奉納大日如来寛政七年乙卯六月(1794年)」と彫られた小鉄板のあったことを記録している。となれば『甲斐国志』の記事も本当かも知れない。  明治4年、地元、芦安村の行者、名取直江が里宮、中宮、奥宮を造営して開山したという。  登山者として最初にこの頂を踏んだのはウエストンで、明治35年8月23日のことであった。積雪期の初登頂は大正14年3月22日、京都三高山岳部のメンバーで、西堀栄三郎、桑原武夫、多田政忠、四手井綱彦の4人。野呂川両俣から右俣に入り、間ノ岳を経て頂上に立った。次いで3月28日、山梨の平賀文男が広河原から第2登を飾った。  最近は交通の便がよくなり、おそらく南アルプスの山の中で、一番人気のある山ではないだろうか。登山基地の広河原まで車で入れば、1泊2日でゆっくりと往復でき、雪渓あり、お花畑あり、しかも展望絶佳ときている。  展望は南、眼前にどっかと腰をすえた間ノ岳、これに重なり合うは、塩見岳や悪沢岳。南東の櫛形山の上に富士山、東側には鳳凰三山の上に奥秩父。その左には八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。遠く白馬三山から槍・穂高、その左にずんぐりと仙丈ヶ岳、御岳山、中央アルプスが堪能できる。  登山コースは広河原から大樺沢二俣、小太郎尾根経由で6時間、同じく二俣から八本歯のコル経由で5時間強の登りで登頂可能。

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間ノ岳 標高 3,190m

 白峰三山の真ん中に位置するので間ノ岳とは、当を得た山名である。日本第3位の高峰であるにもかかわらず、極めて地味な山だが、赤石岳、仙丈ヶ岳とともに、大きな山容を見せている。山頂は広くて、通称、間ノ岳のドームといわれるほどで、悪天のとき、方向を間違えることさえある。  一般的に、この山だけを単独に登るということはあまりない。白峰三山縦走時、あるいは仙塩尾根を経て塩見岳へと抜ける際など登頂する。  この山頂からの展望は、北岳のそれと大差がない。しかし、南側から眺めた鋭角の北岳は、さすが南アルプスの王者の風格をもって昂然として迫ってくる。  間ノ岳は『甲斐国志』にその名が載っている。登山者としては、明治14年(1881)8月18日に、アーネスト・サトウが農鳥岳経由で登頂している(出典「日本旅行日記Ⅰ」東洋文庫)。積雪期では京都三高山岳部の西堀栄三郎ら4名が、大正14年3月22日、野呂川右俣をつめて頂上に出た。北岳に登頂の途次の通過であった。  この山を踏むためのベースとなるのは、北岳のコルにある北岳山荘で、ここから中白峰を経て2時間ほどで登頂できる。 ※2014年3月までは、日本第4位の標高の山とされていたが、測量方法の変更や地殻変動などにより1m高くなることが国土地理院より発表され、2014年4月1日より奥穂高岳と並んで日本第3位の標高の山となった(2014.04.01追記)。

ユーザーの登山記録から